当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中通商問題や英国のEU離脱問題、長期化が懸念される日韓問題などの影響により、依然として先行き不透明な状況が続いており、中国においては、投資抑制策の影響で内需の回復が遅れているほか、米国による関税引き上げの影響を受けて外需も低迷するなど力強さを欠いております。日本経済につきましても、世界経済減速の影響を受け輸出が低迷し、設備投資に慎重な姿勢が見られるなど、減速傾向が強まっております。また、当社が属する産業用スイッチ(操作用スイッチ)市場におきましては減少傾向が続き、市場全体が低迷いたしております。
このような環境の中、当社グループは4ヵ年の中期経営計画「Change100」のもと、産業用スイッチの分野において、「世界で最も知られ、世界で最も好まれ、世界で一番に選ばれるスイッチサプライヤー」となるべく、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を軸とした基本戦略を推進し、お客様の困りごとにお応えするソリューションビジネスへの転換を進めると共に、インターネットによる販売強化に努めるなど、積極的な施策を展開して参りました。
この結果、当第2四半期連結会計期間及び当第2四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a. 財政状態
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は12,469百万円(前連結会計年度末比444百万円の減少)となりました。
主な要因は、現金及び預金(同138百万円の減少)、受取手形及び売掛金(同126百万円の増加)、商品及び製品(同124百万円の減少)、原材料及び貯蔵品(同125百万円の減少)、その他流動資産(同128百万円の減少)によるものであります。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,176百万円(前連結会計年度末比226百万円の減少)となりました。
主な要因は、買掛金(同80百万円の減少)、その他流動負債(同218百万円の減少)、その他固定負債(同97百万円の増加)によるものであります。
③ 純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は10,292百万円(前連結会計年度末比217百万円の減少)となりました。
主な要因は、利益剰余金(同109百万円の減少)、その他有価証券評価差額金(同68百万円の減少)によるものであります。
b. 経営成績
当第2四半期連結累計期間の売上高は3,666百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は50百万円(同15.7%減)、為替差損が73百万円発生したこと等により経常利益は2百万円(同97.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は76百万円(前年同期は5百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① 日本
貿易摩擦の激化や中国経済の減速などによる世界経済の不確実性、消費増税による景気の下振れ懸念など、依然として先行き不透明な状態が続いております。こうした中、当社グループの販売強化項目である「特定市場」や「ソリューションビジネスの確立」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りました。この結果、当第2四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は前年同期比5.1%減、グループ間の取引を含んだ売上高は3,200百万円(前年同期比8.7%減)となりました。
② 米国
米国経済は底堅く推移しているものの、通商政策をめぐる不確実性の高まりや、世界経済の減速傾向などから、製造業を中心に設備投資に減速感が強まり、予断を許さない状況が続いております。こうした中、当社グループ販売強化項目の一つであるカタログディストリビューターを中心とする「ネットセールス」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りましたが、大手ディストリビューターに今後の情勢に対する様子見傾向が強まり、在庫を絞った影響が大きく、この結果、当第2四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は現地通貨ベースで前年同期比10.1%減、為替の影響も含め1,093百万円(前年同期比11.4%減)となりました。
③ アジア
米国に端を発する各国・地域間の貿易摩擦拡大による影響や中国経済の減速など、先行き不透明な状況で推移しております。こうした中、当社グループ販売強化項目の一つである「特定市場」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りました。この結果、当第2四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は現地通貨ベースで前年同期比7.9%減、グループ間の取引を含んだ売上高は為替の影響を含め2,194百万円(前年同期比11.8%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ138百万円減少し、4,942百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得られた資金は91百万円(前年同期比63.6%増)となりました。
これは主に、減価償却費176百万円、たな卸資産の減少223百万円、売上債権の増加142百万円、その他の負債の減少210百万円等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は144百万円(前年同期比60.7%減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出138百万円等によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は34百万円(前年同期比17.5%減)となりました。
これは主に、配当金の支払額32百万円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、236百万円であります。当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間の産業財産権出願件数は5件となっております。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。