第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における世界経済は、長期間にわたる米中貿易摩擦問題や、東アジアや中東における地政学的リスクの高まりから減速感が増しており、米国経済は製造業において外需の低迷などを受けて弱含みで推移し、中国においては、輸出の減少が続いていることに加え、内需の回復にも遅れが生じております。日本経済につきましても、海外経済の減速や自然災害などの影響から、輸出や生産に弱さがみられるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、当社が属する産業用スイッチ(操作用スイッチ)市場におきましても減少傾向が続き、市場全体が低迷いたしております。

このような環境の中、当社グループは4ヵ年の中期経営計画「Change100」のもと、産業用スイッチの分野において、「世界で最も知られ、世界で最も好まれ、世界で一番に選ばれるスイッチサプライヤー」となるべく、「グローバル化対応」と「勝てる武器の創造」を軸とした基本戦略を推進し、お客様の困りごとにお応えするソリューションビジネスへの転換を進めると共に、国内外の展示会への出展を通じたソリューション提案の強化や、インターネットによる販売強化に努めるなど、積極的な施策を展開して参りました。

この結果、当第3四半期連結会計期間及び当第3四半期連結累計期間における財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。

 

a. 財政状態

① 資産

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は12,564百万円(前連結会計年度末比348百万円の減少)となりました。

主な要因は、現金及び預金(同93百万円の減少)、商品及び製品(同217百万円の減少)、その他流動資産(同113百万円の減少)、有形固定資産(同189百万円の増加)によるものであります。

② 負債

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は2,168百万円(前連結会計年度末比234百万円の減少)となりました。

主な要因は、買掛金(同142百万円の減少)、その他流動負債(同217百万円の減少)、その他固定負債(同210百万円の増加)によるものであります。

③ 純資産

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は10,395百万円(前連結会計年度末比114百万円の減少)となりました。

主な要因は、利益剰余金(同154百万円の減少)、その他有価証券評価差額金(同29百万円の増加)によるものであります。

b. 経営成績

当第3四半期連結累計期間の売上高は5,431百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は47百万円(同13.0%減)、為替差損が65百万円発生したこと等により経常利益は19百万円(同76.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は80百万円(前年同期は76百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

① 日本

世界経済の減速に伴う輸出の低迷や、消費増税による景気の下振れ懸念、相次ぐ自然災害などの影響から生産が弱含みで推移するなど、依然として先行き不透明な状態が続いております。こうした中、当社グループの販売強化項目である「特定市場」や「ソリューションビジネスの確立」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りました。この結果、当第3四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は前年同期比4.7%減、グループ間の取引を含んだ売上高は4,822百万円(前年同期比7.3%減)となりました。

② 米国

米国の保護主義的な通商政策に起因する米中貿易摩擦の長期化や、世界経済の不確実性などから製造業の景況感が低下し、予断を許さない状況が続いております。こうした中、当社グループ販売強化項目の一つであるカタログディストリビューターを中心とする「ネットセールス」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りましたが、大手ディストリビューターに今後の情勢に対する様子見傾向が強まり、在庫を圧縮した影響が大きく、この結果、当第3四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は現地通貨ベースで前年同期比11.3%減、為替の影響も含め1,579百万円(前年同期比13.3%減)となりました。

③ アジア

米中貿易摩擦の激化や中国経済の減速、日韓関係の悪化などの影響もあり、先行き不透明な状況で推移しております。こうした中、当社グループ販売強化項目の一つである「特定市場」に取り組むなど、積極的な施策を展開して参りました。この結果、当第3四半期連結累計期間の外部顧客向売上高は現地通貨ベースで前年同期比4.0%減、グループ間の取引を含んだ売上高は為替の影響を含め3,136百万円(前年同期比15.7%減)となりました。

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、353百万円であります。当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

なお、当第3四半期連結累計期間の産業財産権出願件数は10件となっております。
 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。