該当事項はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続いており、緩やかな景気回復基調を維持しておりますが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動など、依然として不透明な状況で推移いたしました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、メモリーモジュール関連事業においてDRAM及びNANDの需給が引き締まったことが価格上昇や販売数の増加につながり、売上高が当初見込みを大きく上回ったほか、デバイス関連事業におきましては自動プログラミングシステム(ハンドラ)やプログラマ、変換アダプタの販売が好調に推移した結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間は前年同四半期と比べて大幅な増収増益となりました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高10,154百万円と前年同四半期と比べ4,651百万円(84.5%)の増収になりました。営業利益は167百万円と前年同四半期と比べ93百万円(126.7%)の増益となり、経常利益は150百万円と前年同四半期と比べ119百万円(382.9%)の増益、法人税等を差し引いた親会社株主に帰属する四半期純利益は101百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純損失32百万円)となりました。。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
・ メモリーモジュール関連
メモリーモジュール関連事業については、スマートフォンの大容量化に加え、クラウドサービス向けデータセンターの容量拡張やサーバー市場の旺盛な需要により、主要製品のDIMM(Dual Inline Memory Module)及びSSD(Solid State Drive)の主要調達部材であるDRAMとNANDの需要は引き続き増大しております。当第3四半期連結累計期間において、NANDについては新世代品の歩留り向上により価格が落ち着いてきたものの、DRAMについては半導体メーカーの投資不足の影響もあり依然として製品の供給が逼迫している状況です。これらを要因としてDRAM及びNANDの需給が引き締まったことにより、同事業においては製品価格の上昇及び販売数が増加し、当初見込みを大きく上回る売上実績となりました。また、部材の供給不足により調達価格が上昇しておりましたが、販売価格への転嫁が進んだことで、第2四半期連結会計期間と比べ利益率は改善してきております。
これらの結果、当セグメントの売上高は8,648百万円と前年同四半期と比べ4,624百万円(114.9%)の大幅な増収となりました。セグメント利益(営業利益)は282百万円と前年同四半期と比べ22百万円(8.9%)の増益となりました。
・ デバイス関連
デバイス関連事業については、国内車載機器メーカー様の中南米工場へのオートハンドラ「PH-M100」の納入に加え、本年2月以降、国内ユーザー様向け及び国内電気メーカー様の東南アジア工場へも同型機の納入を予定しており、国内外での販売が拡大しております。プログラマ関連としましては、産業機器向けにプログラマ本体、及び変換アダプタの販売が堅調に推移した結果、前年同四半期を大幅に上回る売上並びに利益実績となりました。また、ROM書込みサービスにおいては一部大口の書込み受注数が減少する中、高品質なクリーンルーム設備内での車載装置向け書込み、及び産業機器向けの書込み受注が堅調に推移し、前年同四半期を上回る売上実績となりました。
これらの結果、当セグメントの売上高は536百万円と前年同四半期と比べ46百万円(9.4%)の増収となりました。セグメント利益(営業利益)は83百万円と前年同四半期と比べ36百万円(76.9%)の大幅な増益となりました。
・ タッチパネル関連
タッチパネル関連事業については、タッチパネル分野において交通・公共機関向けなどの情報案内・検索端末機向け大型タッチパネル製品が、インバウンド向け多言語対応用途などにより前年同四半期を上回る売上実績となりました。一方で大手ディスプレイメーカー向け大型タッチパネル製品は、受注台数の減少により前年同四半期を下回る売上実績となりました。また、中小型タッチパネル製品については自動販売機向け製品の売上が堅調に推移したものの、ATM向け製品の受注台数減少や国内アミューズメント向け製品の市場不振の影響等により、売上高は前年同四半期を下回る結果となりました。デジタルサイネージ分野においては、企業向けショールームや商業施設などに向けた大型特注製品やコンテナ型デジタルサイネージ「G-Smatt CUBE」、新たに取扱いを始めた業務用汎用ディスプレイの受注、引合いが増えてきており、今後の売上拡大が期待されます。
これらの結果、当セグメントの売上高は423百万円と前年同四半期と比べ53百万円(11.1%)の減収となりました。セグメント利益(営業利益)は高付加価値製品の販売等による効果もあり、16百万円と前年同四半期と比べ6百万円(62.1%)の増益になりました。
・ システム開発関連
システム開発関連事業については、従来の人材派遣型ビジネスに加え、受託開発の拡大、セキュリティ事業の推進に取り組んでおります。受託開発案件においては、プロジェクト管理体制を強化した結果、採算改善が進んだことに加え、東京及び大阪における開発拠点の移転が完了し、今後は受託開発業務の規模拡大に向け取り組んでまいります。また、システム開発関連子会社の「株式会社イーアイティー」本社移転による経費削減効果も現れてきており、効率的な業務運営を推進しております。
これらの結果、当セグメントの売上高は512百万円と前年同四半期と比べ6百万円(1.2%)の減収となりました。セグメント利益(営業利益)は28百万円と前年同四半期と比べ6百万円(28.6%)の増益になりました。
・ その他事業
その他事業については、ウェブサイトの構築やマーケティングに関するコンサルティング業務等を営む日本ジョイントソリューションズ株式会社を前連結会計年度末に連結の範囲に加えているほか、企業の買収等の斡旋や仲介及びこれらに関するコンサルティング業務を行うミナト・フィナンシャル・パートナーズ株式会社等を育成事業としてその他事業と位置づけております。
当セグメントの売上高は47百万円、セグメント利益(営業利益)は2百万円の損失となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて34.6%増加し、7,319百万円となりました。これは、現金及び預金が526百万円、受取手形及び売掛金が1,111百万円、商品及び製品が189百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.0%増加し、1,264百万円となりました。
繰延資産は、社債発行費の発生により2百万円となりました。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて28.5%増加し、8,586百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて29.7%増加し、4,889百万円となりました。これは、短期借入金が810百万円、1年内返済予定の長期借入金が272百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて94.7%増加し、1,354百万円となりました。これは、長期借入金が549百万円、社債が120百万円それぞれ増加したことなどによるものです。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて39.8%増加し、6,244百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて5.8%増加し、2,342百万円となりました。これは、当四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純利益が101百万円増加したことなどによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等についての重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は7百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、従業員数の著しい増減はありません。
(7)生産、受注及び販売の実績
当第3四半期連結累計期間において、メモリーモジュール関連事業の販売実績が著しく増加しております。これは、DRAM及びNANDの需給が引き締まったことによる製品価格の上昇及び販売数増加などによるものであります。
(8)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前事業年度末における計画の著しい変更はありません。