なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、保護主義的政策の台頭や地政学上のリスクへの警戒が懸念されながらも、アメリカの好景気、ヨーロッパの景気回復や堅調な指標を維持する中国経済に支えられ、上昇トレンドが続きました。
特に、社会変革の大きな奔流となっているAI、ロボット、IoT、EV、自動運転、電子デバイスなどの開発、また、ソフトやデータビジネスのイノベーションは、激しくなるグローバル競争の一方で、ボーダレスな協力や連携もスピーディーかつダイナミックに展開し、景気上昇の原動力となりました。
当社グループの主要顧客が展開しているマーケットは、EVモータ、車載モータ、車載電子部品、ロボティクス部品、スマートフォンやタブレットなど電子端末、IoTデバイス、センサーや通信モジュール、ワイヤレスデバイスなどの電子部品、各種モータシステム、ホームアプライアンス、産業機器、省電機器、発蓄電機器、医療機器、ICタグなどで、その大半が前述の変革を担う事業領域として躍進しています。
当社グループは、これらマーケットで競合するメーカーの製品であるハードやデバイスの高品質生産、高効率生産、省人生産や一貫ライン生産といった高度化するニーズに応えること、また、さまざまな課題を解決することにより幅広い業種で顧客の生産技術を代行し、顧客の付加価値創造の重要な部分を担うというパートナー戦略を進めてきました。
具体的には、コイル、モータの生産設備で培った技術をベースに展開し、前述マーケットのコアとなるデバイス、モジュールの多様なFA生産ラインの研究開発、人材開発、能力増強へのリソースの投下、オープンイノベーションの活用を積極的に行いました。
これらの結果、売上高は224億47百万円(前年同期比42.3%増)、営業利益は31億56百万円(前年同期比88.8%増)、経常利益は31億67百万円(前年同期比74.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億12百万円(前年同期比78.1%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、従来「巻線機事業」としていた報告セグメントの名称を「ワインディングシステム&メカトロニクス事業」に変更しております。当該変更は名称変更のみであり、セグメント情報に与える影響はありません。
(非接触ICタグ・カード事業)
当第3四半期連結累計期間では、生産管理用FAタグ、IDカードにおいて顧客側の導入ペースが減少し、前年同期比で減少となりました。
これらの結果、非接触ICタグ・カード事業におきましては、連結売上高は9億68百万円(前年同期比29.1%減)、セグメント利益(営業利益)は2億24百万円(前年同期比16.9%減)となりました。なお、当社個別ベースでの受注高は8億15百万円(前年同期比45.0%減)、売上高(生産高)は9億68百万円(前年同期比29.1%減)、当第3四半期末の受注残高は2億44百万円(前年同期比36.8%減)となりました。
流動資産は前連結会計年度末対比26億75百万円増加し、291億15百万円となりました。これは主として、現金及び預金が11億24百万円、仕掛品が13億76百万円増加したことによります。
固定資産は前連結会計年度末対比9億22百万円増加し、81億78百万円となりました。これは主として、投資有価証券が8億40百万円増加したことによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末対比35億98百万円増加し、372億93百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末対比6億93百万円増加し、108億67百万円となりました。これは主として、電子記録債務が6億71百万円増加したことによります。
固定負債は前連結会計年度末対比2億99百万円増加し、8億14百万円となりました。これは主として、繰延税金負債が2億78百万円増加したことによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末対比9億92百万円増加し、116億81百万円となりました。
純資産計は前連結会計年度末対比26億5百万円増加し、256億11百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億67百万円であります。