当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦が、多くの国の経済、産業に影響を及ぼし、混迷を続けました。
当社グループの主要な事業領域は、世界全体で取り組みを図る持続可能な開発目標(SDGs)の中で、気候変動、クリーンエネルギー各分野の主要テーマ「脱炭素化」のキーアイテムとなるコイルやモータ向け生産設備の開発、製造を含めた、トータル・ソリューションです。また、技術革新や労働各分野に関わるテーマとしてファクトリーオートメーション化、スマート工場化へのソリューションも「脱炭素化」とともに取り組むことで、SDGsを前提として地球環境と国際社会に貢献する企業を目標としています。
第2四半期連結累計期間は、5G、EVなど設備開発案件の相談や引き合いの好調さは継続しているものの、世界経済混迷の中にあって、急務でない先行的な設備投資案件は発注の様子見が続いたことにより受注が低調に終始し、上記の目標に向けたイノベーションへの取り組みは十分とはいえませんでした。
これらの結果、売上高は148億14百万円(前年同期比0.3%減)、営業利益は17億80百万円(前年同期比9.8%増)、経常利益は19億円(前年同期比12.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億72百万円(前年同期比16.8%増)となりました。
セグメントの経営成績を示すと、次のとおりです。
(ワインディングシステム&メカトロニクス事業)
当第2四半期連結累計期間の収益は、車載モーターを中心に堅調に推移しましたが、世界的な経済混迷の中、5Gは基地局の普及が米中貿易摩擦の影響を受け停滞したこと、また、EVなどエコカーの勢いが失われたことにより、電子部品関連コイル向け、車載モータ向けともに設備受注が低迷しました。
これらの結果、全売上高の約96%を占めるワインディングシステム&メカトロニクス事業におきましては、連結売上高は142億1百万円(前年同期比1.7%減)、セグメント利益(営業利益)は21億66百万円(前年同期比3.4%増)となりました。なお、当社個別ベースでの受注高は90億72百万円(前年同期比30.4%減)、売上高は115億84百万円(前年同期比6.9%減)、当第2四半期末の受注残高は113億50百万円(前年同期比34.7%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間では、生産管理用ICタグで回復傾向が見られ、また、受注では、ICカード普及に向けた需要による大量の受注がありました。
これらの結果、非接触ICタグ・カード事業におきましては、連結売上高は6億13百万円(前年同期比49.4%増)、セグメント利益(営業利益)は1億85百万円(前年同期8百万円)となりました。なお、当社個別ベースでの受注高は16億99百万円(前年同期比323.0%増)、売上高(生産高)は6億13百万円(前年同期比49.4%増)、当第2四半期末の受注残高は13億18百万円(前年同期比642.1%増)となりました。
流動資産は前連結会計年度末対比23億8百万円減少し、256億14百万円となりました。これは主として、現金及び預金が9億53百万円、仕掛品が7億66百万円、受取手形及び売掛金が1億89百万円、原材料及び貯蔵品が1億42百万円減少したことによります。
固定資産は前連結会計年度末対比16億63百万円増加し、124億68百万円となりました。これは主として、その他(純額)に含まれる建設仮勘定が9億60百万円、建物及び構築物(純額)が3億91百万円増加したことによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末対比6億45百万円減少し、380億82百万円となりました。
流動負債は前連結会計年度末対比16億33百万円減少し、85億28百万円となりました。これは主として、電子記録債務が14億39百万円減少したことによります。
固定負債は前連結会計年度末対比1億36百万円増加し、4億76百万円となりました。これは主として、その他に含まれるリース債務が97百万円増加したことによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末対比14億96百万円減少し、90億4百万円となりました。
純資産合計は、前連結会計年度末対比8億50百万円増加し、290億77百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という。)は、前連結会計年度末対比5億21百万円減少し、72億10百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
営業活動の結果得られた資金は10億65百万円(前年同期は7億40百万円の収入)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益が19億円、たな卸資産の減少が6億92百万円、減価償却費が2億45百万円あった一方、仕入債務の減少が16億48百万円、法人税等の支払額が6億18百万円あったことによるものです。
投資活動の結果使用した資金は11億49百万円(前年同期は11億41百万円の支出)となりました。これは主として、定期預金の払戻による収入が23億36百万円あった一方、定期預金の預入による支出が19億46百万円、有形固定資産の取得による支出が17億23百万円あったことによるものです。
財務活動の結果使用した資金は2億71百万円(前年同期は2億88百万円の支出)となりました。これは配当金の支払額が2億70百万円あったことによるものです。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億82百万円です。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。