当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大とそれに対応する企業活動の自粛や緊急事態宣言の発出により、急速な悪化が続く厳しい状況となりました。夏以降は緩やかに経済活動が再開しつつありましたが、冬の到来とともに新型コロナウイルス感染症の再拡大により、依然として予断を許さない状況が続いております。
また、世界経済においても、一部に回復の兆しがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響によって経済活動は低迷しており、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、高付加価値空間創造企業として、高い省エネ性能に加え、顧客価値を創造する光の質を高めた新製品の開発、製造及び販売に注力して参りました。また、製造部門において継続した品質改善活動及び原価低減活動を行うとともに全社的な販売費及び一般管理費の抑制に努めて参りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、24,603百万円(前年同四半期比14.5%の減収)となり、営業利益は1,015百万円(前年同四半期比33.4%の減益)、経常利益は1,078百万円(前年同四半期比27.7%の減益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は657百万円(前年同四半期比38.3%の減益)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a. 照明器具関連事業
当セグメントにおきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い事業活動が制限される中、業務用LED照明器具分野で業界トップクラスの品揃えを実現し、業務用LED照明器具分野における高いブランドイメージの確立に努めました。
国内市場においては、「LEDZ Pro.4」カタログを発刊し、無線照明コントロールシステム「Smart LEDZ Fit/Fit Plus」及び無線調光調色器具「Tunable LEDZ」の販売促進に注力しました。既存照明器具の取り換え需要に加え、新設の商業施設やオフィス等の大型施設向け需要の取込を強化し、リモート営業等を取り入れて販売活動を推進しました。また、自然の光、カラー演出、色味調整の三役を1台で備えた次世代無線調光調色器具シリーズ「Synca」を6月に発表し、ショールームにおける実機プレゼンテーション及びオンラインイベント等を開催することで新たな光による価値提案を進めました。
海外市場においては、深刻な都市封鎖の影響を受けて経済活動の停滞が発生する中、リモート営業を展開しました。
しかし、他方でコロナ禍における新規投資の停止及び工事遅延の影響を受けたこともあり、売上高は20,789百万円(前年同四半期比15.2%の減収)(セグメント間取引含む。以下同じ。)となり、セグメント利益(営業利益。以下同じ。)は1,266百万円(前年同四半期比36.2%の減益)となりました。
当セグメントにおきましては、消費電力削減だけでなく快適な空間づくりについての総合的な提案活動を強化し、食品スーパーを始めとする流通店舗を中心に販売活動を展開しました。当社グループの提供する消費電力削減効果の高い高効率LED照明器具及び顧客の商品・サービスにあわせた空間づくりが可能な制御機器が高い評価を得てレンタル契約実績は対前年同四半期比で増加したものの、機器販売実績は減少しました。
この結果、売上高は5,489百万円(前年同四半期比4.5%の減収)となり、セグメント利益は434百万円(前年同四半期比30.4%の増益)となりました。
当セグメントにおきましては、新総合カタログである「AbitaStyle 11」を発刊し、建築士やインテリアデザイナー等に配布し積極的な販売促進活動を展開しました。加えて、家具と照明器具を合わせた販売促進活動を強化し、オフィスなどの新規市場の開拓に注力しました。また、更なるコストダウン、徹底的な物流合理化を推進し採算性の向上に努めました。
この結果、売上高は813百万円(前年同四半期比33.9%の減収)となり、セグメント損失は40百万円(前年同四半期は7百万円のセグメント利益)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、49,372百万円(前連結会計年度末比878百万円の減少)となりました。
主な要因は、「現金及び預金」の増加1,332百万円、「受取手形及び売掛金」の減少450百万円、「有形固定資産」の減少617百万円及び「その他流動資産(未収入金等)」の減少1,105百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、27,331百万円(前連結会計年度末比608百万円の減少)となりました。
主な要因は、「有利子負債」の減少86百万円、「支払手形及び買掛金」の減少168百万円、「賞与引当金」の減少204百万円及び「製品保証引当金」の減少40百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、22,040百万円(前連結会計年度末比270百万円の減少)となりました。
主な要因は、「親会社株主に帰属する四半期純利益」の計上657百万円、「配当金の支払い」による減少332百万円、「繰延ヘッジ損益」の減少178百万円及び「為替換算調整勘定」の減少464百万円によるものであります。
当第3四半期連結累計期間における当社グループが支出した研究開発費の総額は405百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。