当第1四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が、財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による各種行動制限の緩和措置などにより、生産活動、個人消費の持ち直しの動きが見られましたが、ウクライナ情勢の長期化や中国における経済活動の抑制の影響による資源価格や物価高騰の懸念等、景気の先行きが不透明な状況が続いております。
当社に関連深い半導体製造装置市場におきましては、世界的な半導体需要の高まりを背景に、大手半導体メーカーの設備投資は前期に引き続き、高く推移いたしました。
このような経営環境のもと、当社は、顧客ニーズに応え、顧客の付加価値を高める製品を提供し続けるとともに、世界的な部材の供給不足に対応するため、一部市場高額品も購入し、顧客に対する供給責任を果たしてまいりました。
この結果、当第1四半期累計期間における売上高は3,590百万円(前年同四半期比50.6%増)、営業利益は551百万円(前年同四半期比13.9%増)、経常利益は587百万円(前年同四半期比13.1%増)、四半期純利益は425百万円(前年同四半期比13.4%増)となりました。
当社は、事業内容を2つの報告セグメントに分けております。当第1四半期累計期間におけるセグメント別の状況は次のとおりであります。
① 受託製品
当該セグメントは、半導体製造装置関連、産業用制御機器および計測機器の開発・製造・販売を行っております。半導体製造装置関連におきましては、大手半導体メーカーの設備投資が順調に推移いたしましたが、産業用制御機器では、一部顧客において納期遅延等に伴う落ち込みが見られました。
この結果、売上高は2,605百万円(前年同四半期比73.9%増)、セグメント営業利益は343百万円(前年同四半期比19.6%増)となりました。
当該セグメントの品目別売上の状況は次のとおりであります。
イ)半導体製造装置関連
当該品目は、半導体製造装置の制御部を提供しております。ロジック・ファウンドリ向け半導体への設備投資およびメモリー需要などが旺盛であったことに加え、市場高額部品の販売価格への転嫁により、売上高は大幅に増加いたしました。
この結果、売上高は2,391百万円(前年同四半期比90.4%増)となりました。
ロ)産業用制御機器
当該品目は、各種の産業用装置、社会インフラ関連の制御部の開発・製造を行いカスタマイズ製品として提供しております。一部顧客において納期遅延等に伴う落ち込みが見られました。
この結果、売上高は145百万円(前年同四半期比19.8%減)となりました。
ハ)計測機器
当該品目は、各種計測機器のコントローラ、通信機器の制御部の開発・製造を行いカスタマイズ製品として提供しており、従来顧客の需要が回復しております。
この結果、売上高は68百万円(前年同四半期比12.5%増)となりました。
② 自社製品
当該セグメントは、組込みモジュール、画像処理モジュールおよび計測通信機器の開発・製造・販売と、自社製品関連商品の販売を行っております。部材入手難の影響もございますが、全般的な産業用装置における設備投資は、堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は984百万円(前年同四半期比11.1%増)、セグメント営業利益は355百万円(前年同四半期比8.1%増)となりました。
当該セグメントの品目別売上の状況は次のとおりであります。
イ)組込みモジュール
この結果、売上高は78百万円(前年同四半期比3.9%減)となりました。
ロ)画像処理モジュール
この結果、売上高は498百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。
ハ)計測通信機器
当該品目は、超高速シリアル通信モジュール「GiGA CHANNEL」シリーズを提供しております。「GiGA CHANNEL」シリーズ関連の検査装置向けの受注は、一部顧客が回復基調に転じたこともあり、全体として堅調に推移いたしました。
この結果、売上高は389百万円(前年同四半期比11.7%増)となりました。
ニ)自社製品関連商品
この結果、売上高は18百万円(前年同四半期比74.3%増)となりました。
(資産)
当第1四半期会計期間末における資産は22,554百万円(前事業年度末比1,847百万円の減少)となりました。
主に、投資その他の資産が投資有価証券の時価変動の影響等により1,900百万円減少しております。
(負債)
当第1四半期会計期間末における負債は5,323百万円(前事業年度末比671百万円の減少)となりました。
主に、未払法人税等が176百万円、繰延税金負債が528百万円減少しております。
(純資産)
当第1四半期会計期間末における純資産は17,230百万円(前事業年度末比1,176百万円の減少)となりました。
主に、利益剰余金が142百万円増加、その他有価証券評価差額金が1,318百万円減少となりました。
(自己資本比率)
当第1四半期会計期間末における自己資本比率は76.4%(前事業年度末は75.4%)となりました。
なお、自己資本比率は、当社の経営指標の一つとしており、自己資本比率80%以上を目標としております。
当第1四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は193百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等は行われておりません。