【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

  全ての子会社を連結しております。

  連結子会社の数      17

福島国際(香港)有限公司
フクシマトレーディング株式会社
北京二商福島機電有限公司
フクシマガリレイシンガポール株式会社 *
台湾福島国際股有限公司
福久島貿易(上海)有限公司
タカハシガリレイ株式会社 *

フクシマガリレイマレーシア株式会社 *

ガリレイパネルクリエイト株式会社 *

ショウケンガリレイ株式会社 *

フクシマガリレイタイランド株式会社 *

福島国際(ベトナム)有限会社

ガリレイ(タイランド)株式会社 *

福島国際(カンボジア)株式会社

フクシマガリレイミャンマー株式会社 *

福島国際インドネシア株式会社

福島国際フィリピン株式会社

*を付した会社は2019年度に会社名を下記のとおり変更しております。

変更前名称

変更後名称

福島国際シンガポール株式会社

フクシマガリレイシンガポール株式会社

髙橋工業株式会社

タカハシガリレイ株式会社

福島国際マレーシア株式会社

フクシマガリレイマレーシア株式会社

FSP株式会社

ガリレイパネルクリエイト株式会社

株式会社省研

ショウケンガリレイ株式会社

福島国際タイランド株式会社

フクシマガリレイタイランド株式会社

福島工業(タイランド)株式会社

ガリレイ(タイランド)株式会社

福島工業ミャンマー株式会社

フクシマガリレイミャンマー株式会社

 

 

 

2 連結子会社の事業年度等に関する事項

 連結子会社の決算日について、タカハシガリレイ株式会社及びガリレイパネルクリエイト株式会社は3月31日、ショウケンガリレイ株式会社は2月29日、フクシマガリレイミャンマー株式会社は9月30日であり、他の13社は12月31日であります。
 連結計算書類の作成にあたっては、フクシマガリレイミャンマー株式会社については連結決算日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しており、その他の子会社については、子会社の決算日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

 

 

3 会計方針に関する事項

 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

  ① 有価証券

     その他有価証券

     時価のあるもの

期末日の市場価格に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております)

     時価のないもの

移動平均法による原価法

  ② 棚卸資産

 1. 製品、原材料

…総平均法による原価法

(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 2. 仕掛品

製品仕掛品

 …総平均法による原価法

(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

仕掛工事

 …個別法による原価法

(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

  ① 有形固定資産(リース資産を除く)

当社及び国内連結子会社

定率法を採用しております。

在外連結子会社

定額法を採用しております。

ただし、当社及び国内連結子会社の1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物及び構築物   12~50年

機械装置及び運搬具   7年

また、2007年3月31日以前に取得したものについては、償却可能限度額まで償却が終了した連結会計年度の翌連結会計年度から5年間で均等償却する方法によっております。

  ② リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額ゼロとする定額法によっております。

 

 (3) 重要な引当金の計上基準

  ① 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

  ② 賞与引当金

従業員の賞与に充当するため、支給見込額基準(過去の支給額を基礎に業績を加味して算定する方法)により計上しております。

  ③ 製品保証引当金

製品及び請負工事の契約保証期間内の補償に備えるため、過年度の実績を基礎に将来の補償見込額を加味して計上しております。

  ④ 工事損失引当金

将来の工事損失の発生に備えるため、期末現在の損失見込額を計上しております。

  ⑤ 役員退職慰労引当金

役員の退職慰労金の支出に備えるため、内規に基づく期末要支給見積額を計上しております。

  ⑥ 偶発損失引当金

係争案件により将来発生する可能性のある偶発損失に備えるため、期末現在の損失見込額を計上しております。

 (4) 退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(7年)による定額法により費用処理しております。

数理計算上の差異は、その発生の翌連結会計年度に一括して費用処理することとしております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

 (5) 重要な収益及び費用の計上基準

完成工事高の計上は、当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる工事については工事進行基準(工事の進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の工事については工事完成基準を適用しております。

 (6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算基準

外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債並びに収益及び費用は決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。

 (7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

  (8) その他重要な事項

消費税等の会計処理

消費税等の会計処理は、税抜方式を採用しております。

 

 

 

(未適用の会計基準等)

・「収益認識に関する会計基準」 (企業会計基準第29号 2020年3月31日)

・「収益認識に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第30号 2020年3月31日)

(1)概要

収益認識に関する包括的な会計基準であります。収益は、次の5つのステップを適用し認識されます。
  ステップ1:顧客との契約を識別する。
  ステップ2:契約における履行義務を識別する。
  ステップ3:取引価格を算定する。
  ステップ4:契約における履行義務に取引価格を配分する。
  ステップ5:履行義務を充足した時に又は充足するにつれて収益を認識する。

(2)適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定であります。

(3)当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

・「会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」(企業会計基準第24号 2020年3月31日)

(1)概要

関連する会計基準等の定めが明らかでない場合に、採用した会計処理の原則及び手続きの概要を示すことを目的とするものです。

(2)適用予定日

2021年3月期の年度末より適用予定であります。

 

・「会計上の見積りの開示に関する会計基準」 (企業会計基準第31号 2020年3月31日)

(1)概要

当年度の財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目における会計上の見積りの内容について、財務諸表利用者の理解に資する情報を開示することを目的とするものです。

(2)適用予定日

2021年3月期の年度末より適用予定であります。


・「時価の算定に関する会計基準」 (企業会計基準第30号 2019年7月4日)

・「時価の算定に関する会計基準の適用指針」 (企業会計基準適用指針第31号 2019年7月4日)

・「棚卸資産の評価に関する会計基準」 (企業会計基準第9号 2019年7月4日)

・「金融商品に関する会計基準」 (企業会計基準第10号 2019年7月4日)

・「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」 (企業会計基準適用指針第19号 2020年3月31日)

(1)概要

国際的な会計基準の定めとの比較可能性を向上されるため、「時価の算定に関する会計基準」及び「時価の算定に関する会計基準の適用方針」(以下「時価算定会計基準等」という。)が開発され、時価の算定方法に関するガイダンス等が定められました。時価算定会計基準等は次の項目の時価に適用されます。
・「金融商品に関する会計基準」における金融商品
・「棚卸資産の評価に関する会計基準」におけるトレーディング目的で保有する棚卸資産

また「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」が改訂され、金融商品の時価のレベルごとの内訳等の注記事項が定められました。

(2)適用予定日

2022年3月期の期首より適用予定です。

(3)当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中です。

 

 

(追加情報)

(請負代金の請求訴訟について)

当社は当社を含む4社を構成員とする共同事業体の工事請負代金の支払請求を内容とする訴訟を受けております。

当社は支払義務はないものと判断しておりますが、当連結会計年度において偶発損失引当金繰入額215百万円を特別損失として連結損益計算書に計上しております。

 

(新型コロナウイルス感染症について)

新型コロナウイルス感染症拡大の影響について、政府・自治体からの外出自粛要請に伴い、当企業集団のお客様である外食産業等は時短営業や休業を余儀なくされ、財政状態において厳しい状況が続いておりました。

よって、今連結会計年度末にかけて少なからず影響があることを仮定し、繰延税金資産の回収可能性や固定資産の減損について会計上の見積りを行っております。

ただし、この仮定は不確実性が高く、将来における実績値に基づく結果が、これらの見積り及び仮定と異なる可能性があります。

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に含めていた「電子記録債権」(前連結会計年度1,235百万円)は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より区分掲記しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1 (前連結会計年度)

   有形固定資産の減価償却累計額は12,943百万円であります。

 

   (当連結会計年度)

     有形固定資産の減価償却累計額は13,535百万円であります。

 

※2  担保付債務

担保付債務は次のとおりであります。なお、担保に供している資産は関係会社出資金(消去前)でありますが、全額減損処理を実施しております。

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

短期借入金

129百万円

125百万円

 

(RMB8百万)

(RMB8百万)

 

 

※3 連結会計年度末日満期手形の会計処理について、当社においては満期日に決済が行われたものとして処理してお

    ります。

     なお、連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形を満期日に決済が行われたもの

    として処理しております。

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

受取手形

494百万円

支払手形

31百万円

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額は、次のとおりであります。

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

811

百万円

817

百万円

 

 

※2  売上原価に含まれている工事損失引当金繰入額は、次のとおりであります。

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

103百万円

33百万円

 

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主な費目及びその金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

荷造運賃

2,946

百万円

2,885

百万円

報酬給料及び諸手当

4,467

百万円

4,525

百万円

賞与引当金繰入額

795

百万円

789

百万円

退職給付費用

195

百万円

245

百万円

役員退職慰労引当金繰入額

100

百万円

117

百万円

貸倒引当金繰入額

36

百万円

17

百万円

製品保証引当金繰入額

252

百万円

264

百万円

 

 

 

 

※4 減損損失は次のとおりであります。

場所

用途

種類

その他

旧本社(大阪府西淀川区)

事務所

建物

本社移転のため取壊

旧本社(大阪府西淀川区)

事務所

構築物

本社移転のため取壊

旧本社(大阪府西淀川区)

事務所

器具備品

本社移転のため取壊

 

フクシマガリレイ㈱の本社移転に伴い、旧本社建物等について当連結会計年度において取壊しが決定したため、当該資産の帳簿価額52百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。その内訳は建物50百万円、構築物0.1百万円、器具備品1百万円となっております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※1  その他の包括利益に係る組替調整額

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

  当期発生額

△1,164百万円

△1,405百万円

  組替調整額

―百万円

△5百万円

  計

△1,164百万円

△1,411百万円

為替換算調整勘定

 

 

  当期発生額

13百万円

66百万円

  組替調整額

―百万円

―百万円

  計

13百万円

66百万円

退職給付に係る調整額

 

 

  当期発生額

△93百万円

△257百万円

  組替調整額

△35百万円

△93百万円

  計

△57百万円

△164百万円

税効果調整前合計

△1,208百万円

△1,508百万円

  税効果額

△370百万円

△480百万円

その他の包括利益合計

△838百万円

△1,028百万円

 

 

※2  その他の包括利益に係る税効果額

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

  税効果調整前

△1,164百万円

△1,411百万円

  税効果額

△352百万円

△429百万円

  税効果調整後

△812百万円

△981百万円

為替換算調整勘定

 

 

  税効果調整前

13百万円

66百万円

  税効果額

―百万円

―百万円

  税効果調整後

13百万円

66百万円

退職給付に係る調整額

 

 

  税効果調整前

△57百万円

△164百万円

  税効果額

△17百万円

△50百万円

  税効果調整後

△39百万円

△113百万円

その他の包括利益合計

 

 

  税効果調整前

△1,208百万円

△1,508百万円

  税効果額

△370百万円

△480百万円

  税効果調整後

△838百万円

△1,028百万円

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

22,066,160

22,066,160

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,029,421

180

2,029,601

 

 

(変動事由の概要)

増加数及び減少数の主な内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取りによる増加180株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2018年6月28日
定時株主総会

普通株式

801

40

2018年3月31日

2018年6月29日

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年6月27日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

961

48

2019年3月31日

2019年6月28日

 

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日

1 発行済株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

22,066,160

22,066,160

 

 

2 自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

普通株式(株)

2,029,601

66

2,029,667

 

 

(変動事由の概要)

増加数及び減少数の主な内訳は、次の通りであります。

単元未満株式の買取りによる増加   66株

 

3 新株予約権等に関する事項

該当事項はありません。

 

 

4 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2019年6月27日
定時株主総会

普通株式

961

48

2019年3月31日

2019年6月28日

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2020年6月29
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

961

48

2020年3月31日

2020年6月30

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

現金及び預金勘定

34,283百万円

31,696百万円

預入期間が3か月超の定期預金
及び定期積金

△614百万円

△437百万円

現金及び現金同等物

33,669百万円

31,259百万円

 

 

(金融商品関係)

1  金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当企業集団は、主に冷凍冷蔵厨房設備の製造販売事業を行うための設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入)を調達しております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金並びに通常の設備投資資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク

現金及び預金は、海外事業を展開していることから外貨建て預金を保有しているために為替の変動リスクに晒されております。営業債権である受取手形及び売掛金並びに電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外事業を展開していることから生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されております。投資有価証券は、主に長期保有を目的とした株式及び債券であり市場価格の変動リスクに晒されております。また、取引先企業等に対し長期貸付を行っております。

営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。また、その一部には、原料等の輸入に伴う外貨建てのものがあり、為替の変動リスクに晒されております。借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で5年後であります。このうち一部は、変動金利であるため金利の変動リスクに晒されております。

 

 

(3) 金融商品に係るリスク管理体制

①  信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、与信管理規程に従い、営業債権について、一定の社内手続により、与信管理を行うと同時に、個別の取引ごとに支払条件等の確認を行っております。また、主要な取引先については定期的に財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社についても、当社の与信管理規程に準じて、同様の管理を行っております。

②  市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社及び一部の連結子会社は、外貨建ての営業債権債務について、為替の変動リスクに晒されておりますが、通貨別月別に把握し、継続的なモニタリングによって管理しております。また、当社及び一部の連結子会社は、借入金及び社債に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用することがあります。

投資有価証券については、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握して保有状況を継続的に見直しております。

なお、当社及び一部の連結子会社において、デリバティブ取引については、借入金の支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利スワップ取引のみを採用することとしております。

③  資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、財経部が各部署からの報告及び各子会社の状況を確認し、適時に資金計画を作成・更新するとともに、手許流動性資金を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。

 

(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

(5) 信用リスクの集中

当期の連結決算日現在において、該当事項はありません。

 

2  金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。

 

前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

34,283

34,283

(2) 受取手形及び売掛金

19,913

 

 

    貸倒引当金(※1)

△1,123

 

 

 

18,790

18,790

(3) 投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

7,620

7,620

資産計

60,695

60,695

(1) 支払手形及び買掛金

20,996

20,996

(2) 短期借入金

185

185

負債計

21,182

21,182

 

(※1)  受取手形及び売掛金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

連結貸借対照表
計上額

時価

差額

(1) 現金及び預金

31,696

31,696

(2) 受取手形及び売掛金

19,358

 

 

(3) 電子記録債権

2,241

 

 

    貸倒引当金(※1)

△1,043

 

 

 

20,556

20,556

(4) 投資有価証券

 

 

 

    その他有価証券

6,256

6,256

資産計

58,509

58,509

(1) 支払手形及び買掛金

19,656

19,656

(2) 短期借入金

125

125

負債計

19,782

19,782

 

(※1)  受取手形及び売掛金並びに電子記録債権について個別に計上している貸倒引当金を控除しております。

 

(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項

資  産

(1) 現金及び預金

これらはすべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

 

(2) 受取手形及び売掛金、並びに(3)電子記録債権

これらはすべて比較的短期間に決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

 

(4) 投資有価証券

時価について、株式は取引所の価格によっております。

また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。

 

負  債

(1) 支払手形及び買掛金、並びに(2)短期借入金

これらはすべて比較的短期間に決済されるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。

 

 

 

(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品

 

 

(単位:百万円)

区分

2019年3月31日

2020年3月31日

非上場株式

327

556

 

上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。

当連結会計年度において、非上場株式について18百万円の減損処理を行っております。

 

(注3)金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

34,283

受取手形及び売掛金

19,913

合計

54,197

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超
10年以内

10年超

現金及び預金

31,696

受取手形及び売掛金

19,358

電子記録債権

2,241

合計

53,296

 

 

(注4)長期借入金及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2019年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

185

長期借入金

合計

185

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

(単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

125

長期借入金

合計

125

 

 

 

(有価証券関係)

1 その他有価証券

前連結会計年度(2019年3月31日)

 

区分

連結貸借対照表計上額(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

 株式

7,555

1,716

5,838

小計

7,555

1,716

5,838

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

 株式

65

83

△18

小計

65

83

△18

合計

7,620

1,800

5,820

 

 

当連結会計年度(2020年3月31日)

 

区分

連結貸借対照表計上額(百万円)

取得原価
(百万円)

差額
(百万円)

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの

 

 

 

 株式

6,127

1,661

4,466

小計

6,127

1,661

4,466

連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの

 

 

 

 株式

129

185

△56

小計

129

185

△56

合計

6,256

1,847

4,409

 

 

2 連結会計年度中に売却したその他有価証券

前連結会計年度(自  2018年4月1日  至  2019年3月31日)

 

区分

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

株式

43

38

その他

29

1

合計

72

39

 

 

当連結会計年度(自  2019年4月1日  至  2020年3月31日)

 

区分

売却額(百万円)

売却益の合計額(百万円)

売却損の合計額(百万円)

株式

28

23

その他

合計

28

23

 

 

 

 

 

3 減損処理を行った有価証券

当連結会計年度において、有価証券について18百万円(その他有価証券の株式18百万円)減損処理を行っております。

 

 

(デリバティブ取引関係)

該当事項はありません。

 

 

(退職給付関係)

 1.採用している退職給付制度の概要

当企業集団は、確定給付型の制度として確定給付企業年金制度、確定拠出年金制度を採用しております。

なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

 2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

退職給付債務の期首残高

4,178

4,431

勤務費用

359

381

利息費用

11

12

数理計算上の差異の発生額

14

96

退職給付の支払額

△ 134

△110

その他

退職給付債務の期末残高

4,431

4,810

 

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

年金資産の期首残高

4,162

4,392

期待運用収益

132

88

数理計算上の差異の発生額

△ 78

△160

事業主からの拠出額

301

272

退職給付の支払額

△ 125

△93

年金資産の期末残高

4,392

4,499

 

 

(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

4,296

4,670

年金資産

△ 4,392

△4,499

 

△ 95

170

非積立型制度の退職給付債務

134

140

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

39

311

 

 

 

退職給付に係る負債

39

311

退職給付に係る資産

連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額

39

311

 

 

(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

勤務費用

359

381

利息費用

11

12

期待運用収益

△ 132

△88

数理計算上の差異の費用処理額

28

93

過去勤務費用の費用処理額

7

0

その他

54

55

確定給付制度に係る退職給付費用

329

454

 

 

 

(5)退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

過去勤務費用

△ 7

数理計算上の差異

64

164

合計

57

164

 

 

(6)退職給付に係る調整累計額

   退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

未認識過去勤務費用

未認識数理計算上の差異

△93

△257

合計

△93

△257

 

 

(7)年金資産に関する事項

   ①年金資産の主な内訳

   年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

債券

17%

18%

株式

18%

15%

一般勘定

64%

66%

現金及び預金

―%

―%

その他

1%

1%

合計

100%

100%

 

 

   ②長期期待運用収益率の設定方法

   年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多

   様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(8)数理計算上の計算基礎に関する事項

   当連結会計年度末における主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表しております。)

 

前連結会計年度

(自  2018年4月1日

至  2019年3月31日)

当連結会計年度

(自  2019年4月1日

至  2020年3月31日)

割引率

0.3%

0.2%

長期期待運用収益率

2.1%

2.5%

 

 

   その他重要な計算基礎(予定昇給率)

2019年7月31日時点の給与実績に基づき算出した指数を使用しております。

 

 3.確定拠出制度

前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日
 当企業集団の確定拠出制度への要拠出額は、112百万円であります。

 

当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日
 当企業集団の確定拠出制度への要拠出額は、116百万円であります。

 

(ストック・オプション等関係)

該当事項はありません。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

繰延税金資産

 

 

  退職給付に係る債務

12百万円

96百万円

 賞与引当金

534百万円

491百万円

 製品保証引当金

115百万円

117百万円

 未払事業税

103百万円

112百万円

 貸倒引当金

398百万円

422百万円

 工事損失引当金

52百万円

37百万円

 偶発損失引当金

77百万円

73百万円

 役員退職慰労引当金

285百万円

320百万円

 投資有価証券評価損

95百万円

91百万円

 会員権評価損

6百万円

6百万円

 資産除去債務

29百万円

30百万円

 土地評価損

43百万円

43百万円

 税務上の繰越欠損金(※)

755百万円

834百万円

 その他

615百万円

683百万円

繰延税金資産小計

3,126百万円

3,362百万円

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(※)

△755百万円

△834百万円

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△670百万円

△642百万円

評価性引当額小計

△1,426百万円

△1,476百万円

繰延税金資産合計

1,700百万円

1,885百万円

 

 

 

繰延税金負債

 

 

 圧縮記帳積立金

△142百万円

△141百万円

 特別償却準備金

△12百万円

△6百万円

 その他有価証券評価差額金

△1,757百万円

△1,328百万円

 その他

21百万円

△26百万円

繰延税金負債合計

△1,891百万円

△1,503百万円

繰延税金資産純額

113百万円

382百万円

繰延税金負債純額

△304百万円

―百万円

 

 

 

(※)税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

(前連結会計年度)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

合計

税務上の繰越欠損金(a)

39

 287

152

212

64

 755百万円

評価性引当額

△39

△287

△152

△212

△64

△755百万円

繰延税金資産

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額である。

 

(当連結会計年度)

 

1年以内

1年超

2年以内

2年超

3年以内

3年超

4年以内

4年超

5年以内

合計

税務上の繰越欠損金(a)

264

150

212

71

135

834百万円

評価性引当額

△264

△150

△212

△71

△135

△834百万円

繰延税金資産

 ―

 

(a)税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額である。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度
(2019年3月31日)

当連結会計年度
(2020年3月31日)

法定実効税率

31.0%

31.0%

(調整)

 

 

 住民税均等割

1.0%

1.1%

 交際費等一時差異でない項目

0.1%

0.3%

 試験研究費等税額控除

△0.7%

△0.8%

税務上の繰越欠損金等税効果未認識額

△0.9%

△1.3%

評価性引当額

1.0%

1.8%

 その他

0.3%

0.2%

税効果会計適用後の
法人税等の負担率

31.8%

32.3%

 

 

(資産除去債務関係)

重要性がないため、記載を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

該当事項はありません。