第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

 当社グループは、急速な事業環境の変化に対応し、競争上の優位性をより強固にするため、生産能力の増強、新たな技術基盤の構築、既存事業における販売・サービス体制の強化等に積極的に投資を行っております。

 当連結会計年度に実施いたしました設備投資の内訳は、以下のとおりであります。

セグメントの名称

設備投資額

日本

30,465百万円

米州

6,347

EMEA

7,161

中国

855

アジア・パシフィック

7,565

52,395

消去

1,526

合計

50,868

 設備投資の主な内容は、企業体質の強化及び新たな価値創造に向け、デジタル化によるビジネスプロセスの改革を実現するためのデジタル基盤構築に係る投資や、顧客貸与用機器の取得等であります。

 なお、設備投資の総額には、有形固定資産及び無形資産への投資が含まれておりますが、使用権資産への投資は含まれておりません。

 また、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。

 

2【主要な設備の状況】

 主要な設備の状況は、以下のとおりであります。

(1) 提出会社

2024年3月31日現在

 

事業所名

(所在地)

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業

員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び運搬具

工具、器具

及び備品

土地

(面積㎡)

合計

テクノパーク

(神戸市西区)

研究開発設備

及び生産設備等

17,288

862

4,400

5,340

(116,373.86)

27,890

1,073

(137)

アイ スクエア

(兵庫県加古川市)

生産設備他

2,256

153

493

1,100

(30,042.96)

4,003

66

(184)

ソリューション センター

(神戸市西区)

その他の設備

1,267

288

1,586

1,910

(65,030.72)

5,052

529

(52)

加古川工場

(兵庫県加古川市)

生産設備

373

54

213

62

(5,498.50)

703

122

(132)

小野工場

(兵庫県小野市)

生産設備

688

301

84

712

(29,778.95)

1,786

55

(26)

研究開発センター

(神戸市西区)

その他の設備

747

0

369

540

(12,619.02)

1,657

21

(-)

本社

(神戸市中央区)

その他の設備

1,342

26

58

(-)

1,426

191

(14)

 

 

(2) 在外子会社

2024年3月31日現在

 

会社名

セグメント

の名称

事業所名

(所在地)

設備の

内容

帳簿価額(百万円)

従業

員数

(人)

建物及び

構築物

機械装置

及び

運搬具

工具、器具及び備品

建設

仮勘定

土地

(面積㎡)

合計

シスメックス アメリカ インク

米州

本社

(米国 イリノイ州)

その他の設備

4,435

1,131

2,568

154

(-)

 

8,290

1,225

(-)

シスメックス リエージェンツ アメリカ インク

米州

本社・工場

(米国 イリノイ州)

生産設備他

1,392

964

28

488

141

(21,800.42)

3,015

42

(-)

シスメックス ヨーロッパ エスイー

EMEA

本社・工場

(ドイツ ノーデルシュタット市他)

生産設備他

1,907

788

461

488

67

(25,333.00)

3,712

630

(-)

希森美康医用電子(上海)有限公司

中国

本社

(中国 上海市)

その他の設備

1,371

4

663

(-)

2,039

553

(-)

シスメックス アジア パシフィック ピーティーイー リミテッド

アジア・パシフィック

本社

シンガポール

その他の設備

493

89

220

57

(-)

861

 

185

(2)

シスメックス インディア プライベート リミテッド

アジア・パシフィック

本社・工場

(インド ムンバイ市)

生産設備他

192

14

5,021

1,862

193

(42,791.48)

7,285

257

(-)

 

(注)1.従業員数の( )は、臨時従業員数を外書しております。

2.現在休止中の主要な設備はありません。

3.上記には、主要な賃借している設備として、提出会社の本社や子会社が賃借している建物等が含まれております。

 

3【設備の新設、除却等の計画】

 当社グループの設備投資については、経済情勢、市場動向、投資効率等を総合的に勘案して策定しております。設備計画は原則的に連結会社各社が個別に策定しておりますが、計画策定にあたっては当社が全体の調整を図っております。

 なお、当連結会計年度において、新たに確定した重要な設備の新設、拡充、改修、除却、売却等の計画はありません。