なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善が続き緩やかな回復基調を持続しながらも、円高進行などにより一部で弱さがみられ、内外需要共に回復のテンポは力強さに欠く状況が続いております。一方、世界経済はアメリカやヨーロッパでは回復が進みましたが、中国をはじめとするアジア新興国では減速傾向が続いており、先行きは不透明な状況となっております。
生産設備支援業種としての当電気機器業界におきましては、内外需要の弱さから設備投資の持ち直しに足踏みがみられるなど、依然として厳しい受注環境で推移いたしました。
当社グループは、国内成長市場への新規・深耕開拓、新規事業分野への積極的な展開、中国・タイ王国の在外子会社との業務連携により海外市場への拡販、また、市場開拓部門による新規顧客開拓など、事業基盤の強化と拡大に努めてまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては前年同四半期に比べ、エンジニアリング部門および機器部門の売上が減少したことにより、売上高は減収となりました。利益面は、原価低減に努めたことなどにより営業利益は増益となりましたが、助成金収入の減少などにより経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は減益となりました。売上高は3,966百万円(前年同四半期比6.2%減)、営業利益は、133百万円(前年同四半期比35.0%増)、経常利益は、155百万円(前年同四半期比7.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、98百万円(前年同四半期比12.4%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の中国人民元およびタイバーツの為替レートはそれぞれ、15.48円および2.92円と、前年同四半期に比べ中国人民元は4.25円高、タイバーツは0.70円高で推移いたしました。
各セグメントごとの業績は以下の通りであります。
① 国内制御装置関連事業
エンジニアリング部門につきましては、搬送制御分野、印刷制御分野ならびに配電盤分野が減少したことなどにより、当部門の売上高は1,086百万円(前年同四半期比18.6%減)となりました。
機器部門につきましては、センサ分野が減少したことなどにより、当部門の売上高は1,164百万円(前年同四半期比5.3%減)となりました。
変圧器部門につきましては、データセンタ向けの需要が増加したことなどにより、当部門の売上高は1,077百万円(前年同四半期比12.7%増)となりました。
以上の結果、国内制御装置関連事業の売上高は3,329百万円(前年同四半期比5.4%減)となり、セグメント利益は110百万円(前年同四半期比33.5%減)となりました。
② 海外制御装置関連事業
海外制御装置関連事業につきましては、アジア市場を中心に海外エレベータセンサ需要が増加したことなどにより現地通貨ベースでは増収となりましたが、円高による為替影響により当事業の売上高は345百万円(前年同四半期比16.1%減)となり、セグメント利益は、円建取引による為替のプラス影響を受けたことなどにより12百万円(前年同四半期はセグメント損失27百万円)となりました。
③ 樹脂関連事業
樹脂関連事業につきましては、自動車関連部品材料の需要が減少したことなどにより、当事業の売上高は292百万円(前年同四半期比1.6%減)となり、セグメント利益は、原価低減に努めたことなどにより13百万円(前年同四半期比24.7%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 資産の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ688百万円減少し、9,690百万円となりました。
流動資産は、533百万円減少の6,238百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の減少377百万円や、たな卸資産の減少130百万円などによるものであります。
固定資産は、154百万円減少の3,452百万円となりました。これは主に、有形固定資産が100百万円減少したことなどによるものであります。
② 負債の分析
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ593百万円減少し、4,353百万円となりました。
流動負債は、552百万円減少の2,725百万円となりました。これは主に、短期借入金の減少171百万円や、支払手形及び買掛金の減少93万円などによるものであります。
固定負債は、41百万円減少の1,627百万円となりました。これは主に、長期借入金の減少25百万円や、長期未払金の減少12百万円などによるものであります。
③ 純資産の分析
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ94百万円減少し、5,337百万円となりました。
これは主に、為替換算調整勘定が114百万円減少し、利益剰余金が46百万円増加したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、1,243百万円となり前連結会計年度末に比べ26百万円減少(2.1%減)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は345百万円(前年同四半期比16.0%増)となりました。
これは主に、売上債権の減少332百万円などによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は85百万円(前年同四半期は59百万円の使用)となりました。
これは主に、定期預金の増加(純額)31百万円による資金の減少や、有形固定資産の取得による支出51百万円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は252百万円(前年同四半期は196百万円の使用)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出160百万円、配当金の支払額51百万円などによるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は77百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。