第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

 (1) 財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2019年4月1日~2019年6月30日)におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善が続くなかで緩やかな回復基調が継続しましたが、製造業では輸出や生産に弱さが見られ業況判断が2四半期連続で悪化するなど力強さを欠きました。世界経済は、中国経済の減速や、米中の通商問題による世界経済の不確実性から、先行きは不透明感が強まりました。

生産設備支援業種としての当電気機器業界におきましては、設備投資が緩やかな増加傾向にあるものの機械投資に弱さが見られることや材料価格が高止まりするなど厳しい受注環境が続きました。

このような状況のもと、当社グループは、国内外の成長市場への新規深耕開拓、在外子会社(南京華洋電気有限公司、Thai Toyo Electric Co.,Ltd.)との連携強化による売上規模の拡大を図ってまいりました。また、売上総利益を意識した営業戦略や時間当たりの生産性に対する意識向上を図るなど、収益性改善に向けた取り組みを推進してまいりました。

当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては前年同四半期に比べ、エンジニアリング部門、変圧器部門、デバイスソリューション部門の売上が増加したことにより、売上高は増収となりました。利益面では、原価率の改善や経費の抑制による販売費及び一般管理費の減少などにより、赤字幅は縮小いたしました。以上の結果、売上高は2,035百万円(前年同四半期比9.1%増)、営業損失は53百万円(前年同四半期は営業損失155百万円)、経常損失は16百万円(前年同四半期は経常損失125百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は21百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失94百万円)となりました。

なお為替レートは、中国人民元が16.48円(前年同四半期は16.96円)、タイバーツが3.49円(前年同四半期は3.41円)と、前年同四半期に比べ、中国人民元は0.48円高、タイバーツは0.08円安で推移いたしました。

 

各セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。

① 国内制御装置関連事業

エンジニアリング部門につきましては、搬送制御装置分野、印刷制御装置分野、配電盤分野が増加したことにより、当部門の売上高は415百万円(前年同四半期比42.9%増)となりました。

機器部門につきましては、センサ分野が減少したことにより、当部門の売上高は445百万円(前年同四半期比0.3%減)となりました。

変圧器部門につきましては、データセンタ向けの需要が好調を維持したことなどにより、当部門の売上高は580百万円(前年同四半期比1.6%増)となりました。

デバイスソリューション部門につきましては、ソリューション向け装置分野が増加したことにより、当部門の売上高は238百万円(前年同四半期比33.4%増)となりました。

以上の結果、国内制御装置関連事業の売上高は1,680百万円(前年同四半期比12.9%増)となり、セグメント損失は5百万円(前年同四半期はセグメント損失99百万円)となりました。

 

② 海外制御装置関連事業

海外制御装置関連事業につきましては、アジア市場でエレベータセンサの価格競争が激化している影響などにより、当事業の売上高は133百万円(前年同四半期比14.4%減)となりました。利益面では、販売費及び一般管理費の抑制などにより、セグメント損失は9百万円(前年同四半期はセグメント損失10百万円)となりました。

③ 樹脂関連事業

樹脂関連事業につきましては、米中や韓国の貿易摩擦の影響により、当事業の売上高は221百万円(前年同四半期比0.2%減)となりました。利益面では、材料供給不足による仕入価格の高騰などにより原価率が上昇し、セグメント利益は7百万円(前年同四半期比32.2%減)となりました。

 

財政状態の状況は、以下のとおりであります。

① 資産の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ448百万円減少し、10,806百万円となりました。

流動資産は、434百万円減少7,137百万円となりました。これは主に、電子記録債権減少314百万円受取手形及び売掛金減少198百万円などによるものであります。

固定資産は、13百万円減少3,669百万円となりました。これは主に、有形固定資産の減少21百万円繰延税金資産増加14百万円などによるものであります。

② 負債の分析

当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ394百万円減少し、5,233百万円となりました。

流動負債は、388百万円減少3,501百万円となりました。これは主に、短期借入金減少356百万円支払手形及び買掛金減少161百万円その他増加288百万円などによるものであります。

固定負債は、6百万円減少1,732百万円となりました。これは主に、退職給付に係る負債減少15百万円その他減少11百万円長期借入金増加19百万円などによるものであります。

③ 純資産の分析

当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ53百万円減少し、5,573百万円となりました。これは主に、利益剰余金減少71百万円為替換算調整勘定増加24百万円などによるものであります。

 

 (2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

 (3) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は23百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。