当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年6月30日)におけるわが国の経済は、個人消費や設備投資が拡大するなど経済活動の正常化に向けた動きがみられ、回復傾向で推移しております。一方で、ロシアによるウクライナへの侵攻に起因した世界的な物価上昇に対して欧米各国での金融引き締めの影響から、経済活動の減速が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの主な関連業界である電気機器業界におきましては、サプライチェーンの混乱による部材不足も緩和され、カーボンニュートラルの実現に向けた設備投資が好調に推移しております。
このような状況のもと、当社グループはMAツールを活用した効率的な営業活動を行い、DXを意識した業務効率改善を進め、複数サプライヤーへの転換などサプライチェーン最適化の取組みを継続し、コア技術製品の競争力強化、次世代に繋がる技術開発やサステナビリティを意識した製品開発を推進してまいりました。
当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては前年同四半期に比べ、国内制御装置関連事業は、エンジニアリング部門、機器部門、変圧器部門のすべてにおいて売上高は増収となりました。また、海外制御装置関連事業、樹脂関連事業においても売上高は増収となりました。当社グループ全体の利益面では、原材料が高騰する中でも、原価率の抑制に努めたことや、販管費率の改善などにより、黒字転換となりました。以上の結果、売上高は1,998百万円(前年同四半期比20.9%増)、営業利益は54百万円(前年同四半期は営業損失87百万円)、経常利益は108百万円(前年同四半期は経常損失41百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失35百万円)となりました。
なお為替レートは、中国人民元に対し19.33円(前年同四半期は19.19円)、タイバーツに対し3.88円(前年同四半期は3.65円)と、前年同四半期に比べ、中国人民元に対し0.14円安、タイバーツに対し0.23円安で推移いたしました。
各セグメントの経営成績は、以下のとおりであります。
① 国内制御装置関連事業(当社、東洋電機ファシリティーサービス株式会社、東洋板金製造株式会社)
エンジニアリング部門につきましては、印刷制御装置分野における一部の部品供給が改善されたことにより、当部門の売上高は391百万円(前年同四半期比20.8%増)となりました。
機器部門につきましては、顧客における半導体関連、カーボンニュートラルへの取組みによる設備投資の拡大などにより、センサ分野・表示器分野が伸長し、当部門の売上高は619百万円(前年同四半期比21.6%増)となりました。
変圧器部門につきましては、データセンター向けや再生可能エネルギー関連の設備投資が堅調に推移したことにより、当部門の売上高は682百万円(前年同四半期比29.8%増)となりました。
以上の結果、国内制御装置関連事業の売上高は1,693百万円(前年同四半期比24.6%増)となり、セグメント利益は108百万円(前年同四半期はセグメント利益9百万円)となりました。
② 海外制御装置関連事業(南京華洋電気有限公司、Thai Toyo Electric Co.,Ltd.)
海外制御装置関連事業につきましては、顧客におけるEV関連の部品設備投資が好調なことから、南京華洋電気有限公司の盤事業が牽引し、売上高は160百万円(前年同四半期比5.0%増)となり、セグメント利益は4百万円(前年同四半期はセグメント損失23百万円)となりました。
③ 樹脂関連事業(東洋樹脂株式会社)
樹脂関連事業につきましては、自動車生産量に回復の兆しが見られたものの在庫調整の影響により、売上高は144百万円(前年同四半期比2.8%増)となりました。利益面では、材料価格高騰の影響による原価率の上昇により、セグメント損失は1百万円(前年同四半期はセグメント利益0百万円)となりました。
財政状態の状況は、以下のとおりであります。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ332百万円増加し、10,378百万円となりました。
流動資産は、152百万円増加の7,374百万円となりました。これは主に、電子記録債権の増加150百万円、棚卸資産の増加98百万円、現金及び預金の減少81百万円などによるものであります。
固定資産は、179百万円増加の3,003百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ245百万円増加し、4,684百万円となりました。
流動負債は、126百万円増加の3,292百万円となりました。これは主に、その他に含まれる未払金の増加97百万円、支払手形及び買掛金の増加84百万円、電子記録債務の減少63百万円などによるものであります。
固定負債は、118百万円増加の1,391百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ86百万円増加し、5,693百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加30百万円、利益剰余金の増加29百万円、為替換算調整勘定の増加18百万円などによるものであります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は43百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。