また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、米中経済摩擦や中国経済の減速等の不安材料が取り上げられていましたが、それらが我が国経済までは大きな影響が及ぶことがなかったため、景気の拡大基調が維持され総じて順調に推移いたしました。
当社グループとしましては、守備範囲としているインテリジェントFAシステムビジネスにおいて、IoTを始めとしたイノベーションが活性化し新規のビジネスエリアが急速に拡大しており、また人手不足が深刻化する環境下での省力化投資によるロボットに対する需要拡大、さらにはロボットの作業範囲を広げるAIの進展等、当社グループには非常に強い追い風が吹きました。また、当社グループの有力客先である日系製造業の海外投資は引続き活発であり、海外で発生する新規需要を15年以上も前から整備・拡大してきた海外ネットワークを活かした海外ビジネスも拡大の一途を辿りました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は171億56百万円(前年同四半期比8.1%の増)となり、損益面としましては営業利益が9億51百万円(同29.7%の増)、経常利益が9億86百万円(同16.8%の増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が6億37百万円(同23.3%の増)となり、売上高及び全損益項目において第2四半期連結累計期間としての過去最高の金額となりました。
なお、当社グループのセグメント別概況は次のとおりです。
<インテリジェントFAシステム事業>
インテリジェントFAシステム事業では、IoTを活用した設備投資の増大により各種検査装置が好調だったこと、2年前から開始した水質検査ビジネスが急拡大していること等より順調に推移していますが、受注残の積み上がりによる売上の期ずれが大きかったこともあり、減収・増益となりました。
以上の結果、インテリジェントFAシステム事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は53億55百万円(前年同四半期比4.1%の減)、営業利益は3億54百万円(同8.2%の増)となりました。
<IT制御・科学測定事業>
当事業のうちIT制御は主として製造業の合理化・研究開発の自動化等を目的とした設備投資の対象であるため、比較的景況の影響を受け易い傾向にあります。一方、当事業でも科学測定事業は科学分析・計測機器等の代表される企業の新製品開発を目的とする部門や品質管理部門を対象とするため、景気の動向に左右されにくく、安定的な分野であります。当第2四半期連結累計期間においては科学分析機器や輸送機業界の生産好調に牽引されたコンポーネントビジネス等が特に好調で、前年同期に比べ大幅な増収・増益となりました。
以上の結果、IT制御・科学測定事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は117億79百万円(前年同四半期比14.8%の増)、営業利益は7億62百万円(同30.1%の増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産の合計額は226億78百万円で、前連結会計年度末に比べ5億61百万円の増加となりました。これは主として現金及び預金が3億12百万円、投資有価証券が1億43百万円減少した一方、受取手形及び売掛金と電子記録債権を合わせた売上債権が9億93百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、負債の合計額が112億73百万円で、前連結会計年度末に比べ2億44百万円の増加となりました。これは主として流動負債のその他が1億8百万円、未払法人税等が90百万円減少した一方、支払手形及び買掛金と電子記録債務を合わせた仕入債務が5億48百万円増加したこと等によるものであります。
純資産につきましては、純資産の合計額が114億5百万円で、前連結会計年度末に比べて3億16百万円の増加となりました。これは主としてその他有価証券評価差額金が1億46百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益等により利益剰余金が4億35百万円増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前年同四半期連結累計期間に比べ2億3百万円減の11億21百万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な増減要因は次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出された資金は、92百万円(前年同四半期は1億71百万円の支出)となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益が10億19百万円あった一方、売上債権が9億93百万円、たな卸資産が1億72百万円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出された資金は、1億2百万円(前年同四半期は11百万円の支出)となりました。これは主として投資有価証券の取得による支出が売却による収入を77百万円上回ったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出された資金は、2億30百万円(前年同四半期は1億95百万円の支出)となりました。これは主として配当金の支払額が2億円あったこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、1億27百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。