また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、米国や中国の経済減速の影響が次第に我が国まで及びはじめ、その影響を受けた一部業種では業況の悪化が見られましたが、経済全般に及ぶことなく、多くの業種で好調を持続して、総じて拡大基調にて推移しました。
当社グループとしましては、守備範囲としているインテリジェントFAシステムビジネスにおいて、IoTを始めとしたイノベーションが活性化し新規のビジネスが急速に拡大しており、また人手不足が深刻化する環境下での省力化投資によるロボットに対する需要拡大、さらにはロボットの作業範囲を広げるAIの進展等、非常に強い追い風が吹きました。また、当社グループの有力客先である日系製造業の海外投資は引続き活発であり、海外で発生する新規事業を取り込み15年以上も前から整備・拡大してきた海外ネットワークを活かした海外ビジネスも拡大の一途を辿りました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は268億39百万円(前年同四半期比9.9%の増)となり、損益面としましては営業利益が18億87百万円(同34.5%の増)、経常利益が19億38百万円(同29.5%の増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が12億92百万円(同35.6%の増)となり、売上高及び全損益項目において第3四半期連結累計期間としての過去最高の金額となりました。
なお、当社のセグメント別概況は次のとおりです。
<インテリジェントFAシステム事業>
インテリジェントFAシステム事業では、IoTを活用した設備投資の増大により各種検査装置が好調だったこと、2年前から開始した水質検査ビジネスが急拡大していること等より順調に推移したため、増収・大幅増益となりました。
以上の結果、インテリジェントFAシステム事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は86億30百万円(前年同四半期比2.0%の増)、営業利益は9億53百万円(同45.9%の増)となりました。
<IT制御・科学測定事業>
当事業のうちIT制御は主として製造業の合理化・研究開発の自動化等を目的とした設備投資の対象であるため、比較的景況の影響を受け易い傾向にあります。一方、当事業でも科学測定事業は科学分析・計測機器等に代表される企業の新製品開発を目的とする部門や品質管理部門を対象とするため、景気動向に左右されにくく安定的な分野であります。当第3四半期連結累計期間は、科学分析機器や輸送機業界の生産好調に牽引されたコンポーネント機器及びメカトロニクスビジネス等が特に好調で、前年同期に比べ大幅な増収・増益となりました。
以上の結果、IT制御・科学測定事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は181億76百万円(前年同四半期比14.1%の増)、営業利益は11億78百万円(同16.4%の増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における資産の合計額は245億1百万円で、前連結会計年度末に比べ23億84百万円の増加となりました。これは主として受取手形及び売掛金と電子記録債権を合わせた売上債権が26億26百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、負債の合計額が122億78百万円で、前連結会計年度末に比べ12億50百万円の増加となりました。これは主として支払手形及び買掛金と電子記録債務を合わせた仕入債務が13億42百万円増加したこと等によるものであります。
純資産につきましては、純資産の合計額が122億23百万円で、前連結会計年度末に比べ11億34百万円の増加となりました。これは主として親会社株主に帰属する四半期純利益等により利益剰余金が10億90百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、1億72百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。