当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、輸送業の生産現場は厳しいもののEVに代表される旺盛な研究開発投資並びに5Gを中心とする半導体全般の回復と明暗が分かれました。しかし、新型コロナウイルス感染症の世界的急拡大の影響により、先行きが極めて不透明な状況が続いております。
当社グループとしましては、経営基本方針としている「One Stop Shopping」施策を推し進め、受注範囲の拡大及び収益性の向上を目指し、新たなビジネスモデルの構築に引き続き尽力して参りました。人手不足が深刻化する環境下での省力化投資によるロボット需要の拡大、さらにはロボットの作業範囲を広げるAIの進展等、当社グループには強い追い風が吹いております。また、当社グループの有力客先である日系製造業の海外投資は地域差はあるものの引き続き堅調であり、海外で発生する新規需要を15年以上も前から整備・拡大してきた海外ネットワークを活かして取り込む中、海外ビジネスも堅調に推移しております。国内外を問わず、お客様の多くは引き続き投資意欲が旺盛ではあるものの、昨今の情勢の中でのその時期については慎重な判断も増えていることから、その動向を注視しつつグループ体制の強化を含め、当社グループ製品の市場拡大を目指し必要な施策を講じて参ります。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は250億29百万円(前年同四半期比6.7%の減)となり、損益面としましては営業利益が17億8百万円(同9.5%の減)、経常利益が17億58百万円(同9.3%の減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が11億12百万円(同13.9%の減)となりました。
なお、当社グループのセグメント別概況は次のとおりです。
<インテリジェントFAシステム事業>
インテリジェントFAシステム事業では、半導体関連業界が上向きであったことが牽引しIoTを活用した設備投資の増大により各種検査装置が好調だったこと、水質検査ビジネスが引き続き堅調であったこと等により順調に推移し、当社の「One Stop Shopping」施策等の効果も功を奏し、前年同四半期に比べ増収・増益となりました。
以上の結果、インテリジェントFAシステム事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は88億72百万円(前年同四半期比2.8%の増)、営業利益は10億15百万円(同6.5%の増)となりました。
<IT制御・科学測定事業>
当事業のうちIT制御は主として製造業の合理化・研究開発の自動化等を目的とした設備投資の対象であるため、比較的景況の影響を受け易い傾向にあります。一方、当事業でも科学測定事業は科学分析・計測機器等の代表される企業の新製品開発を目的とする部門や品質管理部門を対象とするため、景気の動向に左右されにくく、安定的な分野であります。当第3四半期連結累計期間においては、研究開発投資は依然旺盛であるものの中小規模の生産設備への投資は縮小並びに延期傾向が見られたことから前年同四半期に比べ減収・減益となりました。
以上の結果、IT制御・科学測定事業の当第3四半期連結累計期間における売上高は161億23百万円(前年同四半期比11.3%の減)、営業利益は9億20百万円(同21.8%の減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における資産の合計額は247億96百万円で、前連結会計年度末に比べ14億59百万円の増加となりました。これは主として受取手形及び売掛金と電子記録債権を合わせた売上債権が9億9百万円、現金及び預金が3億35百万円、仕掛品が1億84百万円増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、負債の合計額が117億19百万円で、前連結会計年度末に比べ6億94百万円の増加となりました。これは主として支払手形及び買掛金と電子記録債務を合わせた仕入債務が7億31百万円増加したこと等によるものであります。
純資産につきましては、純資産の合計額が130億76百万円で、前連結会計年度末に比べ7億65百万円の増加となりました。これは主としてその他有価証券評価差額金が1億63百万円減少した一方、親会社株主に帰属する四半期純利益等により利益剰余金が8億70百万円増加したこと等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、2億1百万円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。