第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が徐々に緩和され持ち直しの兆しが見られたものの変異株の出現等により再拡大が懸念され、景気の先行きは依然として不透明感が拭えないまま推移いたしました。

当社グループとしましては、経営基本方針としている「One Stop Shopping」施策を引き続き推し進め、受注範囲の拡大及び収益性の向上を目指し、新たなビジネスモデルの構築に尽力して参りました。人手不足が深刻化する環境下での省力化投資によるロボットに対する需要拡大、さらにはロボットの作業範囲を広げるAIの進展等、当社グループには強い追い風が吹いております。当第2四半期連結累計期間においては製造業における設備投資意欲の回復が見られたものの、昨年より続いている半導体や樹脂不足等が長引いていること、これに原材料価格や輸送費の高騰等が一部のお客様では大きな影響を受けており、引き続き需要超過の状況が続いております。

国内外のお客様におかれましては、生産量そのものは殆どコロナ前に回復しつつあります。今後は、新規の設備投資・研究開発投資が一時的な波はあるにせよさらに拡大していくことが予想されます。設備・研究開発投資依存型のビジネスモデルの当社グループの業績は、多少の時差を伴って拡大期を迎えるものと予想しております。

これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は135億76百万円(前年同四半期比3.8%の増)となり、損益面としましては営業利益が7億33百万円(同72.0%の増)、経常利益が7億61百万円(同56.3%の増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が5億17百万円(同78.4%の増)となりました。

 

なお、当社グループのセグメント別概況は次のとおりです。 

<インテリジェントFAシステム事業>

インテリジェントFAシステム事業では、コロナ禍でのIoTを活用した設備投資の増大により各種検査装置が好調だったこと、水質検査ビジネスや各種自動化システムの需要が拡大していること等により緊急事態宣言解除後は比較的順調に推移したことから、前年同四半期に比べ増収・増益となりました。

以上の結果、インテリジェントFAシステム事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は46億91百万円(前年同四半期比2.0%の増)、営業利益は5億26百万円(同170.6%の増)となりました。

 

<IT制御・科学測定事業>

当事業のうちIT制御は主として製造業の合理化・研究開発の自動化等を目的とした設備投資の対象であるため、比較的景況の影響を受け易い傾向にあります。一方、当事業でも科学測定事業は科学分析・計測機器等の代表される企業の新製品開発を目的とする部門や品質管理部門を対象とするため、景気の動向に左右されにくく、安定的な分野であります。当第2四半期連結累計期間においては研究開発投資は依然旺盛であるものの半導体や樹脂の不足から一部の部品では供給が追い付いていないことから、前年同四半期に比べ増収・減益となりました。

以上の結果、IT制御・科学測定事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は88億70百万円(前年同四半期比4.8%の増)、営業利益は3億31百万円(同4.9%の減)となりました。

 

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における資産の合計額は247億89百万円で、前連結会計年度末に比べ7億39百万円の増加となりました。これは主として受取手形、売掛金及び契約資産と電子記録債権を合わせた売上債権が増加したこと等によるものであります。

負債につきましては、負債の合計額が102億43百万円で、前連結会計年度末に比べ3億5百万円の増加となりました。これは主として未払法人税等と流動負債のその他が増加したこと等によるものであります。

純資産につきましては、純資産の合計額が145億46百万円で、前連結会計年度末に比べて4億34百万円の増加となりました。これは主として親会社株主に帰属する四半期純利益等による利益剰余金とその他有価証券評価差額金が増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前年同四半期連結累計期間に比べ7億63百万円増の56億82百万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な増減要因は次の通りです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果支出された資金は、3億45百万円(前年同四半期は6億15百万円の収入)となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益が8億47百万円あった一方、売上債権が7億39百万円増加し、棚卸資産が4億5百万円増加したこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出された資金は、35百万円(前年同四半期は82百万円の支出)となりました。これは主として投資有価証券の売却による収入が1億45百万円あった一方、有形固定資産の取得による支出が2億21百万円あったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出された資金は、2億24百万円(前年同四半期は2億27百万円の支出)となりました。これは主として配当金の支払額が2億20百万円あったこと等によるものであります。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、1億18百万円となりました。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。