当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症への対応も新たな段階へ進む中、景気動向の持ち直しの兆しも見られたものの、一方では世界的な原材料やエネルギー価格の高騰、金融引き締めによる為替の変動といったリスクも顕在化し、依然として不透明感が拭えないまま推移いたしました。
当社グループとしましては、経営基本方針としている「One Stop Shopping」施策を引き続き推し進め、受注範囲の拡大及び収益性の向上を目指し、新たなビジネスモデルの構築に尽力して参りました。人手不足が深刻化する環境下での省人・省力化投資によるロボットに対する需要拡大、さらにはロボットの作業範囲を広げるAIの進展等、当社グループには強い追い風が吹いております。当第2四半期連結累計期間においては製造業における設備投資意欲は依然旺盛なものの、多くの業界では半導体や樹脂不足等の影響がまだまだ根強く、これに原材料価格や輸送費の高騰等を受け、引き続き需要超過の状況が続いております。
国内外のお客様におかれましては、生産量そのものは殆どコロナ前に回復しております。今後は、新規の設備投資・研究開発投資が一時的な波はあるにせよさらに拡大していくことが予想されます。設備・研究開発投資依存型のビジネスモデルの当社グループの業績は、多少の時差を伴って拡大期を迎えるものと予想しております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は156億円(前年同四半期比14.9%の増)となり、損益面としましては営業利益が9億32百万円(同27.0%の増)、経常利益が9億71百万円(同27.6%の増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が6億7百万円(同17.3%の増)となりました。
なお、当社グループのセグメント別概況は次のとおりです。
<インテリジェントFAシステム事業>
インテリジェントFAシステム事業では、製造業のお客様の堅調な設備投資意欲に支えられ、コロナ禍でのIoTを活用した設備投資の増大等により各種検査装置が好調だったこと、水質検査ビジネスや各種自動化システムの需要が拡大していること等により比較的順調に推移したものの、原材料価格等の高騰の影響から、前年同四半期に比べ増収・減益となりました。
以上の結果、インテリジェントFAシステム事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は48億86百万円(前年同四半期比4.2%の増)、営業利益は4億75百万円(同9.6%の減)となりました。
<IT制御・科学測定事業>
当事業のうちIT制御は主として製造業の合理化・研究開発の自動化等を目的とした設備投資の対象であるため、比較的景況の影響を受け易い傾向にあります。一方、当事業でも科学測定事業は科学分析・計測機器等に代表される企業の新製品開発を目的とする部門や品質管理部門を対象とするため、景気の動向に左右されにくく、安定的な分野であります。当第2四半期連結累計期間においては研究開発投資は依然旺盛であり、これに加え製造業のお客様の生産量増大に伴う合理化投資等が堅調に推移し、前年同四半期に比べ増収・増益となりました。
以上の結果、IT制御・科学測定事業の当第2四半期連結累計期間における売上高は106億97百万円(前年同四半期比20.6%の増)、営業利益は5億90百万円(同78.1%の増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産の合計額は269億23百万円で、前連結会計年度末に比べ14億11百万円の増加となりました。これは主として現金及び預金が減少した一方、受取手形、売掛金及び契約資産・電子記録債権を合わせた売上債権と商品及び製品・仕掛品・原材料の棚卸資産と有形固定資産のその他が増加したこと等によるものであります。
負債につきましては、負債の合計額が115億48百万円で、前連結会計年度末に比べ10億35百万円の増加となりました。これは主として支払手形及び買掛金・電子記録債務を合わせた仕入債務が増加したこと等によるものであります。
純資産につきましては、純資産の合計額が153億75百万円で、前連結会計年度末に比べて3億75百万円の増加となりました。これは主として親会社株主に帰属する四半期純利益等による利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前年同四半期連結累計期間に比べ3億85百万円減の52億96百万円となりました。当第2四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況と主な増減要因は次の通りです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果支出された資金は、6億57百万円(前年同四半期は3億45百万円の支出)となりました。これは主として税金等調整前四半期純利益が9億72百万円と仕入債務の増加が8億20百万円あった一方、売上債権の増加が16億91百万円と棚卸資産の増加が5億26百万円と法人税等の支払額が3億14百万円あったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出された資金は、7億32百万円(前年同四半期は35百万円の支出)となりました。これは主として有形固定資産の取得による支出が4億16百万円と投資有価証券の取得による支出が2億10百万円と貸付けによる支出が1億29百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出された資金は、1億26百万円(前年同四半期は2億24百万円の支出)となりました。これは主として配当金の支払額が2億19百万円あったこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費の総額は、1億15百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。