第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第四半期連結累計期間(2020年10月1日~2021年6月30日)における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の流行により多方面の経済活動が抑制されましたが、総体的には緩やかな回復基調となりました。
 我が国経済につきましては、個人消費が弱含んだものの、設備投資や生産活動が底堅く推移するなど、景気に持ち直しの動きが見られました。

このような状況の下、当社グループと深く関わる自動車業界につきましては、生産活動は総じて改善傾向が継続し、設備投資についても前向き姿勢が強まりました。一方、同じく当社グループと深く関わるエレクトロニクス業界では、先端製品の需要が好調推移する中で、半導体デバイス向け設備投資に活性化の動きも見られました。

当社グループは、このような経営環境に対応するため、各市場動向に応じ、設備品及び消耗品の拡販に努め、ローカルニーズに対応した製品投入を進めるとともに、技術革新・次世代装置などの高付加価値製品の開発にも注力してまいりました

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高328億1百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益55億74百万円(前年同期比8.1%増)、経常利益61億36百万円(前年同期比7.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、連結子会社の持分譲渡に伴う特別利益9億80百万円を計上したことなどにより、46億98百万円(前年同期比19.9%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

 

溶接機器関連事業 

溶接機器関連事業につきましては、取引先である自動車業界において、設備投資及び生産活動の回復傾向がアジア地域に見られました。
 このような環境の下、当部門として設備品及び消耗品の拡販を図ったことなどにより、業績は堅調に推移しました。

この結果、部門売上高は188億58百万円(前年同期比2.0%増)、部門営業利益は32億51百万円(前年同期比10.5%増)となりました。

 

平面研磨装置関連事業 

平面研磨装置関連事業につきましては、半導体メモリー等の需要量が高水準で推移し、取引先であるエレクトロニクス関連素材においても堅調な生産活動や設備投資が続きました。
 このような環境の下、当部門として先端要求に適合した製品の拡販を図ったものの、売上高は前年同期を下回りました。

この結果、部門売上高は139億43百万円(前年同期比4.5%減)、部門営業利益は23億82百万円(前年同期比4.5%増)となりました。

 

また、当第3四半期連結会計期間における財政状態の状況は次のとおりであります。

 

当第3四半期連結会計期間末における総資産は769億73百万円と、前連結会計年度末に比べて46億67百万円増加しました。受取手形及び売掛金が7億95百万円、電子記録債権が12億3百万円減少した一方、現金及び預金が50億66百万円、たな卸資産が5億65百万円、流動資産のその他が1億90百万円、建物及び構築物(純額)が5億89百万円増加したことなどによります。

負債は233億44百万円と、前連結会計年度末に比べて14億61百万円増加しました。短期借入金が1億94百万円、賞与引当金が3億22百万円減少した一方、支払手形及び買掛金が6億21百万円、前受金が11億51百万円、繰延税金負債が2億54百万円増加したことなどによります。

純資産は536億29百万円と、前連結会計年度末に比べて32億5百万円増加しました。自己株式の取得により27億11百万円減少した一方、利益剰余金が28億60百万円、為替が前期末より円安のため為替換算調整勘定が30億17百万円増加したことなどによります。

 

(2)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は486百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。