第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、全国で自然災害が発生し、それが経済に影響を与えるなどの懸念材料はあるものの、企業収益の増加や良好な雇用環境を受けて引き続き回復基調で推移いたしました。一方で、国際情勢においては米国の保護主義政策による貿易摩擦や英国のEU離脱問題などを受けて、依然として予断を許さない状況が続いております。

 そのような状況において当社グループは、各種の施策を推進して内部管理体制の強化を図るとともに、各事業セグメントにおいて新規案件の獲得、業務管理体制の強化、人材採用の強化等に取り組んでおります当社グループのビジネスは、第4四半期にかけて売上が集中する傾向にあり、下期での収益拡大並びに業務効率の向上による利益の増大に向けて、引き続き、既存事業の推進や社内体制の強化に努めてまいります。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、7,981百万円(前年同期比23.7%増)、売上総利益は985百万円(前年同期比15.2%増)となりました。販売費及び一般管理費は、836百万円(前年同期比1.3%減)となり、営業利益は148百万円(前年同期比1,837.1%増)、経常利益は149百万円(前年同期比554.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は57百万円(前年同期は124百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 なお、当社グループにおいて単独で「コンテンツ事業」を営んでおりました株式会社ティームエンタテインメントの全株式を売却し、前第4四半期期首をみなし売却日として同社を連結の範囲から除外したことから、第1四半期連結累計期間より「コンテンツ事業」セグメントを廃止しております。

 

 セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

① メモリ製品製造販売事業

 メモリ製品製造販売事業においては、新規案件及び新規販路の開拓、並びにIoTソリューション事業の推進に努めております。PCメーカー向けのメモリの販売は年末需要を受けて堅調であり、また、IoT事業における開発並びに量産案件が好調であったこと、並びに、CPUの供給不足とPCの基本ソフト(OS)のサポート終了をきっかけとした商機において継続的に案件を獲得できたことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,230百万円(前年同期比19.2%増)、営業利益は85百万円(前年同期比365.5%増)となりました。

② ウェブソリューション事業

 ウェブソリューション事業においては、収益基盤の拡大のため、エンジニアの採用活動及び早期収益化のための新規取引先の開拓に注力しております。技術者人材派遣においても社会的な人材不足を受けて採用が困難になっていることで下期の計画に対しては遅れていることと、受託開発案件の納品が遅れたことにより付随する保守業務の開始の遅れにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は44百万円(前年同期比22.9%減)、営業損失は17百万円(前年同期は38百万円の営業損失)となりました。

 通信コンサルティング事業

 通信コンサルティング事業においては、外注先等との連携の強化、業務効率の向上、継続案件の獲得に努めてまいりました。通信キャリアの屋内電波対策事業において体制構築が進んだことから工事の進捗に加えて利益率が改善し、また、Wi-Fiレンタル事業及びMVNO事業も引き続き好調に推移する等、各事業において順調に進捗しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,791百万円(前年同期比75.4%増)、営業利益は63百万円(前年同期は15百万円の営業損失)となりました。

④ HPC事業

 HPC事業においては、社内の業務管理体制を整備して生産性の向上に努めるほか、受注の増加に対応する技術力の強化、業容拡大のための採用の強化にも取り組んでおります。また、営業活動にも積極的に取り組んだものの、一部、低粗利の案件も手掛けたことから当第3四半期連結累計期間の売上高は915百万円(前年同期比36.3%増)、営業利益28百万円(前年同期比46.7%減)となりました。

 

 

(2)財政状態の状況

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は4,724百万円となり、前連結会計年度末3,250百万円と比べ1,474百万円増加いたしました。

 主な増減内訳は、現金及び預金の増加572百万円、受取手形及び売掛金の増加551百万円及び仕掛品の増加191百万円であります。

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は197百万円となり、前連結会計年度末190百万円と比べ7百万円増加いたしました。

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は3,596百万円となり、前連結会計年度末2,397百万円と比べ1,198百万円増加いたしました。

 主な増減内訳は、買掛金の増加404百万円及び短期借入金の増加683百万円であります。

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は404百万円となり、前連結会計年度末186百万円と比べ217百万円増加いたしました。

 主な増減内訳は、長期借入金の増加212百万円であります。

(純資産)

 当第3四半期連結会計期間末における純資産は921百万円となり、前連結会計年度末856百万円と比べ65百万円増加いたしました。

 主な増減内訳は、利益剰余金の増加57百万円であります。

 

(3)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。