当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、良好な雇用・所得環境を受けて、引き続き緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、国際情勢においては米中貿易摩擦による中国景気の悪化、英国のEU離脱問題といったリスクを背景に世界景気の減速懸念が強く、先行き不透明な状況で推移いたしました。
そのような状況において当社グループは、各種の施策を推進して内部管理体制の強化を図るとともに、各事業セグメントにおいて新規案件の獲得、業務管理体制の強化、人材採用の強化等に取り組んでおります。一方で、当社グループの経営資源配分の最適化を目的として、「通信コンサルティング事業」を営んでいた連結子会社である株式会社モバイル・プランニングの全株式を2019年9月30日付で売却いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、8,855百万円(前年同期比10.9%増)、売上総利益は1,466百万円(前年同期比48.9%増)となりました。販売費及び一般管理費は、979百万円(前年同期比17.1%増)となり、営業利益は486百万円(前年同期比228.6%増)、経常利益は480百万円(前年同期比221.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は598百万円(前年同期比935.0%増)となりました。
なお、当社グループの売上は第4四半期に集中する傾向にありますが、今期は、売上比率の高いメモリ製品製造販売事業においてメモリ需要が第3四半期までに前倒しとなったことと、通信コンサルティング事業において高付加価値案件が増加したこと等で、第3四半期までの売上高が伸び、利益率も高い水準となりました。他方で、第4四半期において、来期以降の更なる業績拡大に向けたオフィスの大規模増床、就労環境の整備並びに採用等人的資源への投資を行うことによる販売費及び一般管理費の一時的な増加を見込んでいることから、従来に比べ比率が下がる見込みであります。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
① メモリ製品製造販売事業
メモリ製品製造販売事業においては、新規案件及び新規販路の開拓、並びにIoTソリューション事業の推進に努めるほか、ミナトホールディングス株式会社との業務提携による新規取組の検討を進めております。Windows7のサポート終了に伴うPCの切替需要もあり、PCメーカー向けのメモリの販売は引き続き堅調に推移するとともに、株式会社アドテックが販売代理店を務めるAMD製品の販売が新製品の発売もあり想定以上であったことや、IoTの開発案件の推進も収益拡大に大きく寄与しました。また、例年であれば売上が第4四半期に集中する傾向がありましたが、今期はPC切替需要や消費税増税の影響により第3四半期までに前倒しになる傾向があったことから、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,317百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は137百万円(前年同期比59.8%増)となりました。
② ウェブソリューション事業
ウェブソリューション事業は、ウェブソリューション事業を展開していた株式会社エッジクルーの事業を2019年7月1日付で株式会社バディネットに移管したために、第2四半期連結会計期間以降、報告セグメント上のウェブソリューション事業は廃止しております。しかしながら、第1四半期連結累計期間まで、ウェブソリューション事業は存続していたことから、セグメント情報においては当該期間の業績を記載いたします。第1四半期連結累計期間までは、売上高は16百万円、営業損失は1百万円となりました。
③ 通信コンサルティング事業
通信コンサルティング事業においては、外注先等との連携の強化、業務効率の向上、継続案件の獲得、積極採用による人員増強に努めております。また、コールセンター事業においては業務拡大に伴う運用キャパシティの確保のため、センターを移転いたしました。2019年9月30日付でモバイル・プランニングの株式を売却したため、当第3四半期連結会計期間から連結除外となったものの、通信キャリア向け通信建設工事においては既存プロジェクトが引き続き順調に推移するほか、高付加価値案件が増加したこと等で、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,556百万円(前年同期比35.4%増)、営業利益は280百万円(前年同期比344.6%増)となりました。
④ HPC事業
HPC事業においては、社内の業務管理体制を整備して生産性の向上に努めるほか、受注の増加に対応する技術力の強化、業容拡大のための採用の強化にも取り組んでおります。前期は売上拡大のために一部低粗利の案件も手掛けましたが、今期は生産性と効率の向上により利益率が改善しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,014百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益121百万円(前年同期比330.5%増)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は6,707百万円となり、前連結会計年度末4,883百万円と比べ1,823百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、現金及び預金の増加746百万円、受取手形及び売掛金の増加522百万円及び商品及び製品の増加397百万円であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は142百万円となり、前連結会計年度末228百万円と比べ86百万円減少いたしました。
主な増減内訳は、のれんの減少29百万円であります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は4,568百万円となり、前連結会計年度末3,611百万円と比べ957百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、買掛金の増加547百万円及び短期借入金の増加494百万円であります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は506百万円となり、前連結会計年度末352百万円と比べ154百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、長期借入金の増加91百万円、社債の増加64百万円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,773百万円となり、前連結会計年度末1,149百万円と比べ624百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、利益剰余金の増加598百万円であります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。