当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、経済活動が大幅に制限された影響を受けて景気が大きく後退するなど、極めて厳しい状況で推移いたしました。また、国際情勢においても新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う景気の減速に加えて、米中貿易摩擦などのリスクもあり、先行き不透明な状況で推移いたしました。
そのような状況において当社グループは、各事業セグメントにおいて新規案件の獲得、新規商材の検討、対面に頼らない営業手法の構築に努めるほか、新規事業として栃木県日光市鬼怒川温泉所在のペット同伴温泉旅館「鬼怒川絆」の再生事業を行うことを決定し、10月開業を目指して準備を行っております。なお、当社グループのビジネスは、第4四半期にかけて売上が集中する傾向にありますが、メモリ製品製造販売事業において売上が大きく伸びたことから、当第1四半期の売上は例年を大きく上回る結果となりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は、3,501百万円(前年同期比61.6%増)、営業利益は104百万円(前年同期比50.0%増)、経常利益は102百万円(前年同期比57.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は64百万円(前年同期比64.2%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① メモリ製品製造販売事業
メモリ製品製造販売事業においては、新規顧客の開拓、取扱商品の見直しを計るとともに、IoTソリューション事業の拡大にも注力して参りました。緊急事態宣言の発令を受けて、全国的に在宅勤務・テレワークのためのPC需要が高まったことから、PCメーカー向けのメモリや販売代理店を務めるAMD製品の販売が大きく伸びているほか、IoTソリューション事業も順調に推移しており、当第1四半期連結累計期間の売上高は2,573百万円(前年同期比109.8%増)、営業利益は83百万円(前年同期は5百万円の営業損失)となりました。
② 通信コンサルティング事業
通信コンサルティング事業においては、IoT/5Gマーケットに向けた新たな取り組み、外注先等との連携の強化による更なる工事体制の強化、WEB戦略の強化、コールセンターの人員体制強化に努めてまいりました。主力の通信キャリア向け通信建設工事においては、緊急事態宣言の発令による工事の一時的な中断もありましたが、規模が昨年よりも拡大していることから前期を上回る結果となりました。また、コールセンター事業においては体制拡大により人員が増加しており、新型コロナウイルス感染症の影響による案件の獲得、終了の両方がありながらも、前期並みの売上を確保いたしました。この結果、前期に比べて事業会社が1社減っているものの売上、利益とも微減にとどまり、当第1四半期連結累計期間の売上高は770百万円(前年同期比2.7%減)、営業利益は57百万円(前年同期比14.9%減)となりました。
③ HPC事業
HPC事業においては、緊急事態宣言の発令に伴い主要顧客である大学、企業が在宅となったことや学会、シンポジウムが中止となったことで対面営業が難しく、営業面では非常に厳しい状況で推移いたしました。そのような中でも、対面営業に頼らない営業手法の構築や、製造、技術、購買の各部門においても個々人のスキルアップを進めて受注から納品までのスピードアップに努めてまいりました。やむを得ず案件獲得のために価格競争に参加したため売上は前期並みを確保しましたが、低粗利の案件を手掛けたことから、当第1四半期連結累計期間の売上高は159百万円(前年同期比1.7%増)、営業損失は4百万円(前年同期は17百万円の営業利益)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は6,584百万円となり、前連結会計年度末6,731百万円と比べ147百万円減少いたしました。
主な増減内訳は、現金及び預金の増加312百万円、受取手形及び売掛金の減少165百万円、商品及び製品の減少368百万円であります。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は217百万円となり、前連結会計年度末226百万円と比べ8百万円減少いたしました。
(繰延資産)
当第1四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は10百万円であります。これは当第1四半期連結会計期間より新たに新規事業に伴う開業費を計上したことによります。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は4,417百万円となり、前連結会計年度末4,582百万円と比べ165百万円減少いたしました。
主な増減内訳は、買掛金の増加141百万円、未払法人税等の減少170百万円であります。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は482百万円となり、前連結会計年度末524百万円と比べ41百万円減少いたしました。
主な増減内訳は、長期借入金の減少45百万円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産は1,912百万円となり、前連結会計年度末1,850百万円と比べ61百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、利益剰余金の増加64百万円であります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。