当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、経済活動が大幅に制限された影響を受けて景気が大きく後退いたしました。緊急事態宣言が解除され徐々に経済活動が再開されたことにより、企業業績の底入れの兆しが見えつつありますが、急速な回復は見込めず、依然として厳しい状況が続くことが懸念されます。一方で、世界経済においては、経済活動が段階的に再開されたことで景気回復の動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症の再流行の懸念もあり、景気の先行きは非常に不透明な状況で推移いたしました。
そのような状況において当社グループは、各事業セグメントにおいて新規案件の獲得、新規商材の検討、対面に頼らない営業手法の構築に努めるほか、新規事業として栃木県日光市鬼怒川温泉所在のペット同伴温泉旅館「鬼怒川絆」の開業準備を進めてまいりました。また、新規事業領域への進出のため、M&Aの検討にも取り組んでまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、6,468百万円(前年同期比20.2%増)、営業利益は242百万円(前年同期比8.1%減)、経常利益は244百万円(前年同期比4.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は140百万円(前年同期比70.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① メモリ製品製造販売事業
メモリ製品製造販売事業においては、新規顧客の開拓、取扱商品の見直しを図るとともに、IoTソリューション事業の拡大にも注力して参りました。第1四半期に大きく伸びた在宅勤務・テレワーク需要のためのPC需要に伴うメモリモジュールやCPUの販売につきましては、第2四半期以降は安定的に推移しております。また、企業活動の停滞により法人向けメモリ需要が弱い一方で、IoTソリューション事業は新規案件の獲得が進むなど順調に推移していることから、全体としては売上、利益とも伸長しており、この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,379百万円(前年同期比38.0%増)、営業利益は125百万円(前年同期比102.9%増)となりました。
② 通信コンサルティング事業
通信コンサルティング事業においては、IoT/5Gマーケットに向けた新たな取り組み、外注先等との連携の強化による更なる工事体制の強化、WEB戦略の強化、コンタクトセンターの人員体制強化に努めてまいりました。主力の通信建設工事事業においては、従来の屋内電波対策に加えて新規の基地局関連工事も獲得するなど、拡大基調にあります。コンタクトセンター事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響による案件の終了や規模の縮小もある一方で、新規案件の獲得もあって前期比で売上微増となりました。この結果、前期に比べて事業会社が1社減っているものの、バディネットの事業拡大により売上、利益とも前期比で微減にとどまり、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,678百万円(前年同期比2.3%減)、営業利益168百万円(前年同期比4.7%減)となりました。
③ HPC事業
HPC事業においては、緊急事態宣言の発令に伴い主要顧客である大学、企業が在宅となったことや学会、シンポジウムが中止となったことで対面営業が難しく、営業面では非常に厳しい状況で推移いたしました。緊急事態宣言の解除後も営業の機会が限られるなど難しい状況は続いておりますが、徐々に受注も増えており、例年業績が伸びる下期に向けて、営業の競争力強化と社内の業務管理システムの整備に努めております。この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は421百万円(前年同期比19.1%減)、営業利益18百万円(前年同期比67.8%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は6,609百万円となり、前連結会計年度末6,731百万円と比べ121百万円減少いたしました。
主な増減要因は、現金及び預金の増加995百万円、受取手形及び売掛金の減少633百万円、商品及び製品の減少552百万円であります。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は250百万円となり、前連結会計年度末226百万円と比べ24百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、建物の増加29百万円、工具、器具及び備品の増加9百万円であります。
(繰延資産)
当第2四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は41百万円であります。これは第1四半期連結会計期間より新たに新規事業に伴う費用を開業費として計上したことによります。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は4,374百万円となり、前連結会計年度末4,582百万円と比べ208百万円減少いたしました。
主な増減内訳は、買掛金の減少164百万円、短期借入金の増加160百万円、未払法人税等の減少130百万円であります。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は533百万円となり、前連結会計年度末524百万円と比べ9百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、長期借入金の増加9百万円、社債の減少8百万円であります。
す。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は1,993百万円となり、前連結会計年度末1,850百万円と比べ142百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、利益剰余金の増加140百万円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)残高は、前連結会計年度末に比べ991百万円増加し、3,562百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、879百万円(前年同期は70百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益244百万円、売上債権の減少633百万円、たな卸資産の減少490百万円といった増加要因があった一方で、仕入債務の減少164百万円、法人税等の支払額210百万円等の減少要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は59百万円(前年同期は433百万円の増加)となりました。主な原因は、有形固定資産の取得による支出51百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は176百万円(前年同期は451百万円の増加)となりました。主な原因は、短期借入金の純増加160百万円、長期借入れによる収入180百万円、長期借入金の返済による支出155百万円によるものであります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。