当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響により、経済活動が大幅に制限された影響を受けて厳しい状況で推移いたしました。各種政策の効果により、一部持ち直しの動きは見られますが、国内外で新型コロナウイルス感染症の再拡大による景気後退が懸念されるなど、先行きは非常に不透明な状況となっております。
そのような状況において当社グループは、各事業セグメントにおいて新規案件の獲得、新規商材の検討、対面に頼らない営業手法の構築に努めるほか、新規事業として栃木県日光市鬼怒川温泉所在のペット同伴温泉旅館「鬼怒川絆」を2020年10月1日付で開業いたしました。また、新規事業領域への進出のため、M&Aの検討にも取り組み、2020年10月30日付で株式会社トランテンエンジニアリングの株式を取得いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、10,031百万円(前年同期比13.3%増)、売上総利益は1,552百万円(前年同期比5.8%増)となりました。販売費及び一般管理費は、1,083百万円(前年同期比10.6%増)となり、営業利益は469百万円(前年同期比3.6%減)、経常利益は475百万円(前年同期比1.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は258百万円(前年同期比56.8%減)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
① メモリ製品製造販売事業
メモリ製品製造販売事業においては、新規顧客の開拓、取扱商品の見直しを図るとともに、IoTソリューション事業の拡大にも注力してまいりました。第1四半期に大きく伸びた在宅勤務・テレワーク需要のためのPC需要に伴うメモリモジュールやCPUの販売につきましては、第2四半期以降は安定的に推移しております。また、法人向けメモリ需要についても復調傾向が見られることと、IoTソリューション事業における新規案件の獲得が進むなど順調に推移していることから、全体としては売上、利益とも伸長しており、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,409百万円(前年同期比20.5%増)、営業利益は215百万円(前年同期比57.2%増)となりました。
② 通信コンサルティング事業
通信コンサルティング事業においては、IoT/5Gマーケットに向けた新たな取り組み、外注先等との連携の強化による更なる工事体制の強化、WEB戦略の強化に努めてまいりました。また、2021年1月22日付発表のとおり、ポリマテリアル充填工法の開発にも注力しております。主力の通信建設工事事業においては、従来の屋内電波対策に加えてIoT向け通信ネットワーク基地局関連工事が大幅に増加するなど、拡大基調にあります。また、テレワーク需要・IoT/M2M需要により、MVNO回線契約数も大きく増加しております。コンタクトセンター事業は、新型コロナウイルス感染症の影響による案件の終了や規模の縮小もあり、また営業機会の減少などで、厳しい状況が続いております。コールセンターの開設やトランテンエンジニアリングの取得により一時的な費用により販管費が増えましたが、バディネットの事業拡大を受けて、前期に比べて事業会社が1社減っているものの前期比で増収となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は2,600百万円(前年同期比1.7%増)、営業利益は253百万円(前年同期比9.4%減)となりました。
③ HPC事業
HPC事業においては、主要顧客である大学、企業が在宅となったことや学会、シンポジウムが中止となったことで対面営業が難しく、営業面では非常に厳しい状況で推移いたしました。緊急事態宣言の解除後も営業の機会が限られてきましたが、第3四半期のみの売上高は前期並みまで伸長するなど、期末に向けて受注は増えつつあり、この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は957百万円(前年同期比5.6%減)、営業利益73百万円(前年同期比39.2%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は7,029百万円となり、前連結会計年度末6,731百万円と比べ297百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、現金及び預金の増加693百万円、仕掛品の増加163百万円、受取手形及び売掛金の減少36百万円、商品及び製品の減少547百万円であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は284百万円となり、前連結会計年度末226百万円と比べ58百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、建物の増加35百万円、のれんの増加18百万円であります。
(繰延資産)
当第3四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は39百万円であります。これは第1四半期連結会計期間より新たに新規事業に伴う費用を開業費として計上したことによります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は4,693百万円となり、前連結会計年度末4,582百万円と比べ110百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、買掛金の増加87百万円及び短期借入金の増加180百万円、未払法人税等の減少129百万円であります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は533百万円となり、前連結会計年度末524百万円と比べ8百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、資産除去債務の増加5百万円、退職給付に係る負債の増加5百万円、社債の減少8百万円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は2,126百万円となり、前連結会計年度末1,850百万円と比べ276百万円増加いたしました。
主な増減内訳は、利益剰余金の増加259百万円であります。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。