第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気は、緩やかな回復基調が続いております。

 先行きにつきましては、雇用、所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されます。ただし、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要があります。

 当社グループの属する電子機器業界のIT、デジタル分野におきましては、テレビの市場については中国における設備投資の拡大に加え、スマートフォンやタブレット端末などは引き続き旺盛な需要を背景に市場が拡大することが期待されております。

 このような環境下において、当社グループは市場動向を見極めながら積極的に営業展開を行い、顧客ニーズに応えるべく製品等の改良施策を推進してまいりました。

 その結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は93億19百万円(前年同期比33.2%増)となり、営業利益は9億24百万円(前年同期比112.0%増)、経常利益は9億67百万円(前年同期比244.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億56百万円(前年同期比243.8%増)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(電子機器部品製造装置)

 プリント基板分野では、直接営業に重点をおいた受注活動を海外子会社の活用や代理店との連携を行いながら進め、受注獲得の成果へと繋がり、売上高は増加いたしました。また、平成28年8月に子会社化したフレキシブル基板向け製造装置に関連した技術を有する株式会社CAPを活用したプリント基板製造装置事業の拡大に引き続き注力しております。

 液晶関連分野では、平成29年1月期に獲得した有力液晶パネルメーカー向けのインクジェットコーターの大口受注を順調に生産、出荷しております。当第3四半期連結累計期間においては、計画どおりの売上計上となりました。

 その結果、売上高は37億53百万円(前年同期比91.2%増)、営業利益は6億45百万円(前年同期は5百万円の営業損失)となりました。

(ディスプレイおよび電子部品)

 アミューズメント向け部品分野の売上高は、当社得意先の生産量が回復し、前年同期を上回りました。

 工作機械および産業用機械分野についても、売上は堅調に推移し、売上高は前年同期を上回りました。製販体制の強化として人員配置の見直しおよび中途社員の採用を実施しており、徐々に効果が現れ始めております。引き続き取り組みを継続してまいります。

 自動車向け印刷製品の売上高は、前年同期並みとなりました。

 子会社であるJPN,INC.においてはシルク印刷の好調、上海賽路客電子有限公司においては新規案件の受注獲得など引き続き順調に推移し、売上高は増加いたしました。

 その結果、売上高は55億58百万円(前年同期比10.7%増)、営業利益は2億78百万円(前年同期比36.8%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて1億13百万円増加の123億87百万円となりました。

 流動資産は、71億7百万円となり前連結会計年度末と比べ6百万円減少いたしました。これはたな卸資産が4億14百万円増加したものの受取手形及び売掛金が1億91百万円、現金及び預金が1億49百万円、その他資産が79百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。

 固定資産は、52億80百万円となり前連結会計年度末と比べ1億20百万円増加いたしました。これは有形固定資産が1億87百万円増加したことなどによるものであります。

 負債は、前連結会計年度末と比べて2億27百万円増加の106億63百万円となりました。

 流動負債は、62億76百万円となり前連結会計年度末と比べ5億66百万円増加いたしました。これは短期借入金が3億75百万円、前受金が1億75百万円それぞれ増加したことなどによるものであります。

 固定負債は、43億86百万円となり前連結会計年度末と比べ3億38百万円減少いたしました。これは長期借入金が3億62百万円減少したことなどによるものであります。

 純資産は、17億23百万円となり前連結会計年度末と比べ1億13百万円減少いたしました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益を8億56百万円計上し、利益剰余金が同額増加したもののB種優先株式の全部を取得し、これを全部消却したことを主要因として資本剰余金が9億64百万円減少したことなどによるものであります。この結果自己資本比率は13.4%になりました。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億82百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 主要な設備

 前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資総額

(千円)

資金調達方法

完了年月

完成後の増加能力

当社本社工場

広島県福山市

電子機器部品製造装置

展示用機械装置

63,105

自己資金

平成29年6月

 (注)1.金額には消費税等を含めておりません。

2.機械のスペック等を見直したため、投資総額が予定の78,000千円から63,105千円に減額し、設備完了が予定の平成29年5月から平成29年6月となっております。

3.展示用機械装置のため、完成後の増加能力については記載しておりません。