第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、設備投資が緩やかな増加基調にあるほか、個人消費も底堅く推移しており、緩やかな回復基調が続きました。世界経済は、緩やかな回復に転じておりますが、米国新政権の政策運営やその新興国経済への影響、欧州各国の国政選挙等を巡る不確実性は根強く、世界経済全体は先行き不透明な状況が続いております。

当社を取り巻く半導体等電子部品業界におきましては、世の中に存在する様々なモノがネットワークと繋がるIoT(Internet of Things)時代を迎え、当社の関わる化合物半導体を用いた新たなモバイル機器や車載センサーなどの電子部品分野、あるいはMEMS(Micro Electro Mechanical Systems=微小電気機械素子)といった先端分野での研究開発投資が、幅広い企業で進みつつあります。一方、これら全てのデバイスに必要となる半導体メモリーの需要急増により、供給が逼迫した状況にあり、新規の投資判断に影響も出てきております。

このような状況の下、当第2四半期累計期間はスマートフォン向け電子部品分野の高周波デバイスへの設備投資需要の減速に加え、新規の生産設備案件が先延ばしとなる傾向が継続したことから、受注の伸び悩みが続き、当第2四半期累計期間の売上高は低水準な結果となりました。

以上の結果、当第2四半期累計期間における業績は、売上高が1,719百万円(前年同期比41.2%減)、営業損失は84百万円(前年同期は営業利益472百万円)となりました。また、円安の影響による為替差益66百万円(前年同期は為替差損34百万円)が発生したことから、経常損失は15百万円(前年同期は経常利益421百万円)、四半期純損失は14百万円(前年同期は四半期純利益274百万円)となりました。

主な品目別の売上高は、次のとおりであります。なお、当社は半導体等電子部品製造装置の製造及び販売事業の単一セグメントであるためセグメント毎の記載はしておりません。

(CVD装置)

電子部品分野やオプトエレクトロニクス分野での各種絶縁膜、保護膜形成用途での販売があったものの、海外販売が減少し、売上高は80百万円(前年同期比62.0%減)となりました。

(エッチング装置)

電子部品分野での生産機の販売が減少したことにより、売上高は1,030百万円(前年同期比50.9%減)となりました。

(洗浄装置)

半導体パッケージの表面洗浄やワイヤーボンディング前の電極洗浄等での幅広い需要があり、売上高は221百万円(前年同期比0.9%減)となりました。

(その他)

既存装置のメンテナンスや部品販売、装置の移設・改造などで、売上高は387百万円(前年同期比0.5%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(流動資産)

当第2四半期会計期間末における流動資産の残高は、6,560百万円で前事業年度末に比べ283百万円減少いたしました。売掛金が150百万円、現金及び預金が104百万円減少したのが主な要因であります。

(固定資産)

当第2四半期会計期間末における固定資産の残高は、3,822百万円で前事業年度末に比べ47百万円増加いたしました。繰延税金資産が23百万円減少した一方、保有する投資有価証券の時価が上昇したことにより投資有価証券が77百万円増加したのが主な要因であります。

 

(流動負債)

当第2四半期会計期間末における流動負債の残高は、1,431百万円で前事業年度末に比べ122百万円減少いたしました。未払金が74百万円、未払法人税等が68百万円減少したのが主な要因であります。

(固定負債)

当第2四半期会計期間末における固定負債の残高は、731百万円で前事業年度末に比べ8百万円増加いたしました。退職給付引当金が9百万円増加したのが主な要因であります。

(純資産)

当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、8,220百万円で前事業年度末に比べ122百万円減少いたしました。これは、利益剰余金が174百万円減少したことなどによります。自己資本比率は79.2%と前事業年度末比0.6ポイント上昇いたしました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ113百万円減少し、当第2四半期会計期間末には2,779百万円(前事業年度末比3.9%減)となりました。

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は133百万円(前年同期比84.7%減)となりました。これは主に売上債権の減少177百万円、たな卸資産の減少48百万円がプラスに寄与した一方、法人税等の支払が68百万円、為替差益が56百万円であったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は130百万円(前年同期比111.6%増)となりました。定期預金の預入による支出が1,749百万円、有形固定資産の取得による支出が133百万円に対して、定期預金の払戻による収入が1,743百万円であったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は162百万円(前年同期に得られた資金は759百万円)となりました。これは主に配当金の支払が160百万円であっことによるものであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期累計期間における研究開発費の金額は、85百万円であります。

なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動に重要な変更はありません。

 

(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、前事業年度における有価証券報告書「第一部  企業情報  第2  事業の状況  4.事業等のリスク」に記載の事項から重要な変更はありません。また、経営戦略の現状と見通しにつきましても、現在のところ重要な変更事項はありません。