第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間(令和3年2月1日~令和3年7月31日)につきましてご説明いたします。

 我が国の経済は新型コロナウイルス感染拡大により、政府による緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置のエリア拡大や期間延長が繰り返し発出されるなど、企業活動や社会経済活動への影響が長期化し、先行きは依然不透明な状況が続いております。

 当社は今期「3つのトピックス」で挑みました。

① 前期の上期(令和2年2月~令和2年7月)に1回目の緊急事態宣言が発出、感染者が拡大し、アルコール消毒液の不足から当社製除菌水の特需がありました。これが前期業績の上方修正の要因にもなりました。

新型コロナウイルス感染拡大以降は、従来から導入している病院関連施設・老健施設に対する販売増加に加え、新たに飲食業界・ホテル施設等からの問い合わせが増加し、当社製品の販売が大幅に拡大いたしました。この新たな市場を確保することがキーワードでした。

② 当社は、今期3機種の新製品投入を計画しております。

1 家庭用水素水生成機器 2 次亜塩素酸水生成機器 3 水自販機

③ 「銀座仁志川」は「生抹茶みつ」を6月より本格的に全国販売開始いたしました。

 

 その結果、飲食業界・ホテル施設におきましては、業界そのものが回復していないために新たな需要に繋がりませんでした。

 また、新製品におきましては、家庭用水素水生成機器と次亜塩素酸水生成機器の部品調達に大きな遅れが生じ、上期計画に大きく影響いたしました。

 

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高5,158,910千円(前年同四半期比0.2%減)、営業利益677,186千円(同5.0%減)、経常利益690,591千円(同4.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益404,145千円(同16.7%増)となりました。

 

 当社グループの経営資源を有効かつ適切に今後の成長分野に向けるべく、戦略や事業の方向性を検討してまいりました。今後の具体的な施策を打つにあたり、事業環境等の変化を踏まえてより有効な内部管理体制に変更いたしました。それに伴い、経営判断や予算策定を行う管理区分が見直されたことによって、報告セグメントの区分方法を変更いたしました。

 

 当第2四半期連結累計期間の事業4セグメント(水関連機器事業・メンテナンス事業・HOD事業・フランチャイズ事業)における経営成績及び今後の状況は次のとおりであります。

 なお、第1四半期連結会計期間より報告セグメントの変更を行っており、当第2四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後のセグメント区分に基づいています。詳細は、第4「経理の状況」1「四半期連結財務諸表」「注記事項」(セグメント情報等)Ⅱ 当第2四半期連結累計期間の「3.報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。

 

(水関連機器事業)

 『家庭用機器』につきましては、「飲料水への安心・安全」に加え、コロナ禍における「健康志向」の高まりを受け、今後、当社家庭用機器のニーズは更に高まると予測しております。また、前述の通り上期に予定していた新製品投入は部材調達の遅れから下期に延期となりました。

 『水自販機』につきましては、大手ドラッグストア等の新店、改装が再開しており回復基調にあります。新製品開発につきましても予定通りの進捗で進んでおります。

 『ウォータークーラー機器』につきましては、主な市場である自治体や学校等の施設に対する営業活動自粛の影響を受けました。しかしながら、今後、東京五輪の全施設に導入した実績により、大阪・関西万博での需要が期待されます。

 『衛生管理機器』につきましては、従来から導入している病院関連施設・老健施設におきましては、コロナ禍において導入が広がりましたが、飲食業界・ホテル施設におきましては、関心は高いものの、業界そのものが回復していないために設置には至りませんでした。なお、前述の通り新製品投入は下期に延期となりました。以上の結果、売上高1,326,776千円(前年同四半期比14.1%減)、営業利益107,521千円(同28.1%減)となりました。

 

(メンテナンス事業)

 創立以来50年にわたる実績のあるメンテナンス事業は、当社独自の仕組みであり、継続的な収益を得られるリカーリング型のビジネスモデルであります。コロナ禍におきましては、一部のお客様からの非接触の要望により多少の影響は受けましたが、テレワークや外出自粛の増加により在宅率が向上しメンテナンス効率が高まりました。その結果、売上高1,013,504千円(同4.2%増)、営業利益225,262千円(同22.9%増)となりました。

 

(HOD(水宅配)事業)

 HOD(水宅配)事業につきましては、外出自粛により家庭での使用頻度が増えたことでボトルドウォーターが増加いたしました。しかしながら、ボトルドウォーター交換時での除菌水の売上計上分が、今期上期は減少いたしましたことと積極的なウェブプロモーションの結果、売上高679,197千円(同3.0%減)、営業利益35,208千円(同46.8%減)となりました。

 

(フランチャイズ事業)

 当社グループは、2014年に宅配フランチャイズ事業を立ち上げ育成してまいりました。18年秋より当社の業務用アルカリイオン水を用いた「水にこだわる高級食パン」食パン専門店「銀座に志かわ」を設立いたしました。コロナ禍におきましても順調に推移し、第1次出店計画「3ヶ年(21年末)100店舗」の目標を掲げておりましたが、目標期日より8ヶ月前倒しの本年4月に100店舗目を出店いたしました。更に今後の2年間で100店を追加し「5ヶ年(23年末)200店舗」の目標を掲げております。また、6月から「生抹茶みつ」の発売が開始されました。

 以上の結果、売上高2,199,661千円(同9.0%増)、営業利益351,773千円(同4.2%増)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、643,057千円となり、前連結会計年度末と比較して56,907千円の減少となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動による資金の増加は383,075千円(前年同四半期は572,863千円の増加)となりました。主な要因は売上債権の増加額64,767千円、法人税等の支払額361,548千円がありましたが、税金等調整前四半期純利益690,591千円、仕入債務の増加額99,661千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動による資金の減少は151,758千円(前年同四半期は66,618千円の減少)となりました。主な要因は、定期預金の増加額76,406千円、有形固定資産の取得による支出74,048千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動による資金の減少は289,973千円(前年同四半期は201,719千円の減少)となりました。主な要因は、短期借入金の減少額30,000千円、長期借入金の返済による支出69,312千円、配当金の支払額173,630千円等によるものであります。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は25,085千円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。