第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

  当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第22号 平成25年9月13日)第39項に掲げられた定め等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善傾向が続き、緩やかな景気回復基調が期待されておりますが、中国を始めとするアジア新興国等の景気下振れリスクや、中東不安に端を発した原油安等の国際情勢不安などの影響もあり、国内景気は依然不透明な状況で推移しました。

 当社グループの事業とかかわりの深いパソコン及びデジタル機器業界におきましては、パソコンの国内市場は縮小が続き、またタブレット端末市場はスマートフォンの大型化等の影響を受け前年比マイナスとなり厳しい状況で推移している一方、スマートフォン市場はiPhone6s・iPhone6sPlusの発売等により引き続き堅調に推移しました。

 このような環境の中、当社グループは、スマートフォン及びタブレット端末関連製品やストレージやネットワーク関連製品などの周辺機器を中心に幅広い分野で付加価値の高い新製品を投入し、積極的な需要の喚起を図るとともに、当社グループの製品群を活かした法人向けサービスの展開等販売チャネルの特性に合わせた販売戦略の推進に取り組んだほか、販売及び在庫管理の強化による売上総利益の確保、並びに経費の抑制に努めました。

 これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は61,020百万円(前年同四半期比7.0%増)となり、営業利益は6,844百万円(前年同四半期比14.3%増)、経常利益は6,043百万円(前年同四半期比6.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,822百万円(前年同四半期比12.0%増)となりました。

 

品目別の概況は、次のとおりであります。なお、当社グループはパソコン及びデジタル機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、商品区分である品目別で概況を記載しております。

 

(パソコン関連)

 新製品の投入は堅調に推移し、パソコン需要が低迷する中で一定の需要を確保し、パソコン関連に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は、17,270百万円(前年同四半期比0.4%増)となりました。

(スマートフォン・タブレット関連)

 2015年9月に発売されたiPhone6s・iPhone6sPlus関連製品等の販売が好調に推移し、スマートフォン・タブレット関連に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は、16,597百万円(前年同四半期比6.8%増)となりました。

(周辺機器)

 外付HDDを中心としたストレージ製品や、無線LANルーターを中心としたネットワーク製品、SDカードを中心としたメモリ製品等の個人向け製品が順調に販売を伸ばしたことから、周辺機器に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は、18,131百万円(前年同四半期比13.0%増)となりました。

(その他)

 ハイレゾ対応ヘッドホンやエンベデッド関連製品の販売が好調に推移し、その他に係る当第3四半期連結累計期間の売上高は、9,021百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高は、営業活動の結果使用した資金は1,795百万円、投資活動の結果使用した資金は5,848百万円、財務活動の結果使用した資金は5,905百万円があったこと等により、前連結会計年度末に比べ13,509百万円減少し、8,129百万円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果使用した資金は1,795百万円(前年同四半期は3,457百万円の獲得)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益を5,971百万円計上した一方で、売上債権の増加額6,277百万円、法人税等の支払額3,848百万円、たな卸資産の増加額1,527百万円があったことによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は5,848百万円(前年同四半期は1,601百万円の使用)となりました。主な要因は有価証券の取得による支出2,938百万円、研修所施設や物流施設等の有形固定資産の取得による支出1,560百万円、ソフトウエア等の無形固定資産の取得による支出1,310百万円があったこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は5,905百万円(前年同四半期は1,144百万円の使用)となりました。主な要因は、短期借入金の増加1,200百万円があった一方で、自己株式の取得による支出5,786百万円、配当金の支払額1,367百万円があったことによるものです。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,205百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 従業員数

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの従業員数に著しい増減はありません。

 

(6) 生産、受注及び販売の実績

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。

 

(7) 主要な設備

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に著しい変動はありません。また、設備の新設除却等の計画に著しい変更はありません。