当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業等のリスクについて、重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により厳しい状況が続きましたが、ワクチン接種の進行による活動制限の緩和や経済政策を背景に、景気は一部持ち直しを見せました。一方で、世界の各地域においてCOVID-19の変異株の感染が拡大し、先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループは、映像技術を核とした顧客のニーズに応じた最適な映像環境ソリューションを提供する「Visual Technology Company」として、世界トップレベルの高品質かつ信頼性の高い映像製品の提供、システムソリューションの提案を行っております。
2021年度を初年度とする第7次中期経営計画「Amplify Imaging Value ~映像をもっと便利に、価値あるものに~」では、ProductsとSystemsで「映像」の価値を高めることによる事業領域の拡大を進めております。モニター、カメラ、ビデオエンコーダの各種製品を強化し、これら製品群で構成する「撮影、記録、配信、表示」のImaging Chainをシステム事業として展開し、DXの加速により更に情報量が増大する「映像」の利便性を向上させ、その価値を高めてまいります。
当第1四半期連結累計期間における業績につきましては、売上高は23,151百万円(前年同期比64.2%増)と前年同期を上回りました。半導体需給が逼迫する中、戦略的に積み増した在庫により製品を安定的に供給できたことが寄与しました。一方、半導体不足によるPC供給の制約から、国内外の一部の案件ではモニターを含むシステム導入の後ろ倒しもみられました。市場別ではB&P(Business & Plus)・ヘルスケア・クリエイティブワークにおいて欧州及び国内向けで堅調な販売となったことに加え、北米では経済活動の再開に伴い販売は回復基調となり、前年同期を上回る売上高となりました。アミューズメント市場向けにおいては、新規則機への入替えが進み前年同期を大幅に上回りました。
利益面については、B&P・ヘルスケア・クリエイティブワーク・アミューズメントの各市場において増収となったこと、高付加価値製品の販売が増加したことに加え、ユーロ高の進行がプラスに作用し、売上総利益は8,890百万円(前年同期比92.7%増)、売上総利益率は38.4%と前年同期比で5.7ポイント上昇しました。また、販売費及び一般管理費は、前期抑制した広告宣伝費等の営業活動費用の増加により4,850百万円(同9.2%増)と前年同期に比べ増加しました。その結果、営業利益は4,039百万円(前年同期は171百万円)、経常利益は4,579百万円(同681.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,166百万円(同711.1%増)となり前年同期を大幅に上回りました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、当第1四半期連結累計期間の売上高は同基準を仮に適用しなかった場合との比較では223百万円増加しております。なお、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益には影響しておりません。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。
市場別の売上は次のとおりです。
[B&P(Business & Plus)]
売上高は、3,928百万円(前年同期比11.3%増)となりました。海外においては、欧州ではIT機器への投資ニーズは強く、販売は堅調に推移し前年同期を上回りました。国内においては、法人需要の復調により、前年同期を上回る結果となりました。国内外ともに前期に販売を開始したウルトラワイド曲面モニターが市場から高い評価を獲得し、売上高増加に貢献しました。
[ヘルスケア]
売上高は、6,412百万円(前年同期比22.5%増)となり、COVID-19の影響が依然としてあるものの、国内外の売上高は前年同期を上回りました。欧州では、診断用途の需要が底堅く、販売は堅調に推移しました。北米においても経済活動の再開とともに医療分野における需要が徐々に回復し、前年同期を上回る結果となりました。内視鏡用途の販売は、中国や北米を中心に堅調に推移しました。国内においては、感染防止対策が施された中での医療の提供やワクチン接種が進み始めたことで前第4四半期からの設備投資の回復基調が継続し、前年同期を上回る売上高となりました。
[クリエイティブワーク]
売上高は、1,502百万円(前年同期比53.2%増)となりました。海外においては、前期において新機種投入効果により回復した販売が引き続き好調に推移しました。また、北米では映像制作向けの需要が回復基調となり、前年同期を上回る売上高となりました。国内においては、ゲームクリエイター向けのテレワーク需要が高まった前年同期と比較して、売上高は減少しました。
[V&S(Vertical & Specific)]
売上高は、1,981百万円(前年同期比17.6%減)となりました。海外においては、監視用途の販売が持ち直し、航空管制向けの販売が中国や中東などで堅調に推移しました。一方で、COVID-19の影響による自動車産業を始めとした各種産業向けの需要の後ろ倒しにより販売が低調となり、前年同期並みの売上高となりました。国内においては、顧客要求に対応したカスタマイズ製品の販売が一巡したことにより前年同期を下回りました。
[アミューズメント]
売上高は、8,260百万円(前年同期比851.9%増)となりました。規則改正に伴う旧規則機の撤去期限(2022年1月末)に向けての入替えが進み、緊急事態宣言を受けて全国の店舗が休業した前年同期を大幅に上回りました。ただし、遊技人口の減少や店舗数の減少等により、市場環境は厳しい状況が継続しております。
[その他]
売上高は、1,066百万円(前年同期比1.4%減)となりました。主に、アミューズメント用ソフトウェア受託開発の売上高が減少したことによります。
なお、市場区分の詳細は次のとおりです。
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区分 |
使用用途・場所 |
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B&P (Business & Plus) |
金融機関、公共機関、文教施設、CAD、商業施設、一般オフィス、ホームオフィス |
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ヘルスケア |
診断・検査、治療・手術、医療IT |
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クリエイティブワーク |
映像制作、3DCG、プロフォト、ハイアマチュアフォト、イラスト、デザイン、 出版・印刷 |
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V&S (Vertical & Specific) |
社会インフラや産業機器で求められる多種多様な用途 航空管制、船舶、監視、MIL規格対応、その他産業用途(タッチモニター含む) |
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アミューズメント |
パチンコ・パチスロ遊技機に搭載される液晶モニター |
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その他 |
保守サービス及びソフトウェアの受託開発 |
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,387百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。