なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境に改善が続くなか、緩やかな回復基調で推移しましたが、中国経済の下振れや米国の新政権の政策動向に対する懸念など、景気は依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループが携わるパチンコ業界におきましては、平成28年12月末を期限とした「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」の回収・撤去や新基準パチスロ遊技機の稼動不振など、引き続き厳しい市場環境となりました。
このような市場環境のなか、情報システム事業におきましては、新型情報公開端末「REVOLA」での遊技空間の演出や、付加価値の高いデータ分析が可能となる顔認証カメラ付きCRユニット「VEGASIA」、パチンコファンへ新しい遊技スタイルを提供する「DK Wi-Fiサービス」(平成28年10月リリース)などの提案を行ないましたが、周辺機器への投資に対しては総じて消極的な年末商戦となりました。
制御システム事業におきましては、企画力の強化による遊技性での差別化の提案と、開発期間短縮によるコスト削減を目的とした開発工程の見直しに引き続き取組みました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高333億96百万円(前年同四半期比14.2%減)、営業利益17億51百万円(同13.2%増)、経常利益18億89百万円(同14.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益12億16百万円(同92.2%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
(情報システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、パチンコホール経営企業が日々の営業戦略の策定に活用する分析ツール「CⅡ-SISサービス」を中心とした会費制サービス(MGサービス)の加盟店舗数及び、新製品である新型情報公開端末「REVOLA」の販売は順調に推移しましたが、新店及び改装店舗数が大幅に減少するなか、主要製品の販売台数は全体的に前年同期に比べ減少しました。
この結果、当事業の売上高は225億20百万円(前年同四半期比19.2%減)、セグメント利益は32億2百万円(同8.1%減)となりました。
(制御システム事業)
当事業の第3四半期連結累計期間は、パチンコ遊技機の型式試験の結果書交付までに時間を要している状況が継続しており、当社と取引のあるパチンコ遊技機メーカーにおいて販売計画の見直しが行なわれ、複数機種が来期以降にずれ込んだため、表示ユニット及び周辺部品の販売台数が前年同期に比べ大幅に減少しました。
また、平成28年11月に市場投入した「パチスロ ウィッチクラフトワークス」は、新基準パチスロ遊技機の稼動不振の影響により、約3,500台の市場投入に留まりましたが、パチンコホールでの稼動においては比較的好調に推移しました。
パチスロ遊技機の販売は平成28年4月リリースの「探偵歌劇 ミルキィホームズ TD 消えた7と奇跡の歌」(8,800台を市場投入)との2機種となり、前年同期に比べ大幅に増加しました。
この結果、当事業の売上高は109億23百万円(前年同四半期比1.4%減)、セグメント損失は1億14百万円(前年同四半期はセグメント損失6億49百万円)となりました。
(注)セグメントの業績の金額は、セグメント間取引が含まれております。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、スロット販売によるたな卸資産の減少や税金等の還付による未収入金の減少、遊休資産の売却等により固定資産の減少がありましたが、現金及び預金や売上債権が大きく増加したことにより、前連結会計年度末に比べ18億9百万円増加の489億49百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、短期借入金の返済や前連結会計年度末に比べ当第3四半期末の研究開発費に関する未払金の減少がありましたが、仕入債務や前受金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ12億75百万円増加の191億23百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産は、配当金の支払がありましたが、利益の計上額が上回ったことにより、前連結会計年度末に比べ5億34百万円増加の298億25百万円となり、自己資本比率は60.9%(前連結会計年度末比1.2ポイント下降)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は21億90百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間おいて、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。