第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当中間連結会計期間において、当半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績

当中間連結会計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善などにより、緩やかな回復基調が続いているものの、世界経済は、米国の通商政策などの影響による企業収益の下押し、物価上昇の継続に伴う消費者マインドの下振れなどから、先行きは依然として不透明な状況で推移しました。

また、当社グループの主要マーケットである中国を中心としたアジア市場においても、貿易障壁の拡大を見越した米国関税に備えた前倒し輸出の拡大が見られるものの、中国景気の低迷長期化や米中対立の深刻化を背景に、企業の設備投資意欲の回復までには至っておらず、引き続き予断を許さない状況で推移しました。

 

このような経営環境のなか、当中間連結会計期間における当社グループの売上高は、前年同期と比べ2億81百万円(6.0%)減収44億32百万円となり、営業利益は1億92百万円(43.6%)減2億49百万円、経常利益は1億9百万円(24.3%)減3億41百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は1億2百万円(29.4%)減2億47百万円となりました。

 

なお、当社は、2025年5月14日開催の当社取締役会において、米国の投資運用会社グループであり当社の大株主でもあるDalton Investments, Inc.、Nippon Active Value Fund Plc.及びNAVF Select LLC.を代表するRising Sun Management Ltd.(以下、RSM)と業務提携契約(以下、本契約)を締結することについて決議し、同日付で本契約を締結しました。

本契約は、RSMからの取締役の派遣を通じて、M&Aのソーシング、バリュエーション、ネゴシエーション及びエグゼキューションその他M&Aに関する戦略立案・実行支援、M&Aを通じた当社事業ポートフォリオの拡大、バランスシートの有効活用、当社の100%出資による子会社の設立及び当該会社における投資支援業務をはじめとする当社の企業価値向上に資する施策を推進することにより、当社の持続的な成長を実現することを目的としております。

RSMは、当社に派遣する業務執行取締役を通じて当社の経営にハンズオンで参画し、当社は、RSMによる直接の経営参画による支援を受けつつ、M&Aを通じた新規事業の創出と事業ポートフォリオの拡大に取り組んでまいります。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。各金額についてはセグメント間の内部取引を含んだ金額を記載しております。

 

 

① ランプ事業

ランプ事業につきましては、産業用ランプの主力製品である露光装置用光源ユニット用ランプにおいて、引き続き計画を上回る需要があったこと等により、前年同期と比し実績は増収増益となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間において、ランプ事業売上高は前年同期比47.7%増収12億62百万円セグメント利益は、1億99百万円(前年同期はセグメント損失5百万円)となりました。

 

② 製造装置事業

製造装置事業につきましては、当社グループの主力製品である配向膜印刷装置の一部検収が第3四半期連結会計期間以降に後倒しとなったものの、概ね順調に推移しました。なお、当連結会計年度においては、配向膜印刷装置等の主力製品の出荷・検収が第3四半期連結会計期間以降に集中する見込みとなっており、露光装置用光源ユニットは前年同期に出荷・検収が集中していたことから前年同期と比し実績は減収減益となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間において、製造装置事業売上高は前年同期比18.1%減収31億85百万円、セグメント利益は、前年同期比58.2%減3億38百万円となりました。

 

(2) 財政状態

(資産)

流動資産は、前連結会計年度末に比べ22億98百万円増加し、203億20百万円となりました。その主な要因は、現金及び預金が6億44百万円、仕掛品が15億26百万円、前渡金が4億45百万円増加した一方、受取手形、売掛金及び契約資産が3億2百万円、その他に含まれる未収還付法人税等が2億25百万円減少したことによるものであります。

固定資産は、前連結会計年度末に比べ4億26百万円増加し、35億74百万円となりました。その主な要因は、投資有価証券が4億8百万円増加したことによるものであります。

以上の結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ27億25百万円増加12.9%増)し、238億94百万円となりました。

 

(負債)

流動負債は、前連結会計年度末に比べ29億6百万円増加し、77億13百万円となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金が12億42百万円、契約負債が17億28百万円増加した一方、工事損失引当金が1億15百万円減少したことによるものであります。

固定負債は、前連結会計年度末に比べ79百万円増加し、3億35百万円となりました。その主な要因は、その他に含まれる繰延税金負債が87百万円増加したことによるものであります。

以上の結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ29億86百万円増加59.0%増)し、80億48百万円となりました。

 

(純資産)

純資産は、前連結会計年度末に比べ2億61百万円減少1.6%減)し、158億45百万円となりました。その主な要因は、その他有価証券評価差額金が2億32百万円増加し、親会社株主に帰属する中間純利益を2億47百万円計上した一方、剰余金の配当を7億44百万円行った結果、利益剰余金が4億96百万円減少したことによるものであります。

以上の結果、当中間連結会計期間末における自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ9.8ポイント減少し、66.3%となりました。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、16億21百万円の収入前年同期は5億82百万円の支出)となりました。主な内訳は、税金等調整前中間純利益3億41百万円、棚卸資産の増加額14億95百万円仕入債務の増加額13億13百万円、契約負債の増加額17億28百万円であります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、2億24百万円の支出前年同期は19百万円の収入)となりました。主な内訳は、有形固定資産の取得による支出1億62百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、7億52百万円の支出前年同期は8億44百万円の支出)となりました。主な内訳は、配当金の支払額7億44百万円あります。

 

以上の結果、当中間連結会計期間において、現金及び現金同等物は前連結会計年度末に比べ6億44百万円増加し、126億57百万円となりました。

 

(4) 研究開発活動

当中間連結会計期間の研究開発費の総額は、2億28百万円であります。

 

3 【重要な契約等】

当社は、2025年5月14日開催の当社取締役会において、米国の投資運用会社グループであり当社の大株主でもあるDalton Investments, Inc.、Nippon Active Value Fund Plc.及びNAVF Select LLC.(以下、ダルトングループ)を代表するRising Sun Management Ltd.(以下、RSM)と業務提携契約を締結することについて決議し、同日付で契約を締結しました。

 

(1) 契約の内容

本契約は、RSMからの取締役の派遣を通じて、M&Aのソーシング、バリュエーション、ネゴシエーション及びエグゼキューションその他M&Aに関する戦略立案・実行支援、M&Aを通じた当社事業ポートフォリオの拡大、バランスシートの有効活用、当社の100%出資による子会社の設立及び当該会社における投資支援業務をはじめとする当社の企業価値向上に資する施策を推進することにより、当社の持続的な成長を実現することを目的とするものです。

本契約のもと、RSMは、当社に派遣する業務執行取締役を通じ、ダルトングループの従来の投資対象とは異なる形で当社の経営にハンズオンで参画し、当社は、RSMによる直接の経営参画による支援を受けつつ、M&Aを通じた新規事業の創出と事業ポートフォリオの拡大に取り組む予定です。

 

(2) 契約の相手方の名称

Rising Sun Management Ltd.

 

(3) 契約締結日

2025年5月14日