第4【経理の状況】

1.四半期連結財務諸表の作成方法について

当社の四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(2007年内閣府

令第64号)に基づいて作成しております。

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、第2四半期連結会計期間(2021年7月1日から2021年9月30日まで)及び第2四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年9月30日まで)に係る四半期連結財務諸表について、監査法人東海会計社による四半期レビューを受けております。

1【四半期連結財務諸表】

(1) 【四半期連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(2021年9月30日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

29,663

20,118

受取手形及び売掛金

14,578

受取手形、売掛金及び契約資産

15,366

有価証券

6,687

6,687

商品及び製品

10,836

13,934

原材料及び貯蔵品

2,953

6,810

その他

3,046

3,314

貸倒引当金

6

7

流動資産合計

67,759

66,223

固定資産

 

 

有形固定資産

11,604

11,379

無形固定資産

917

1,018

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

3,228

3,106

その他

2,313

2,471

貸倒引当金

21

20

投資その他の資産合計

5,520

5,557

固定資産合計

18,042

17,955

資産合計

85,802

84,179

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

14,364

14,703

電子記録債務

397

814

1年内返済予定の長期借入金

899

899

未払法人税等

2,101

1,703

未払費用

3,031

2,889

未払金

3,525

3,218

前受収益

2,981

契約負債

3,610

役員賞与引当金

38

6

製品保証引当金

85

84

その他

1,735

814

流動負債合計

29,160

28,744

固定負債

 

 

長期借入金

961

511

退職給付に係る負債

2,390

2,419

役員退職慰労引当金

191

203

リサイクル費用引当金

143

142

その他

762

265

固定負債合計

4,449

3,542

負債合計

33,609

32,287

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2021年3月31日)

当第2四半期連結会計期間

(2021年9月30日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

1,000

1,000

資本剰余金

4,404

4,404

利益剰余金

65,117

69,581

自己株式

18,735

23,404

株主資本合計

51,786

51,581

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

765

678

繰延ヘッジ損益

176

104

為替換算調整勘定

187

173

退職給付に係る調整累計額

370

320

その他の包括利益累計額合計

383

288

新株予約権

22

22

純資産合計

52,193

51,892

負債純資産合計

85,802

84,179

 

(2) 【四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書】

【四半期連結損益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年9月30日)

売上高

62,307

70,143

売上原価

46,280

48,427

売上総利益

16,027

21,715

販売費及び一般管理費

11,926

14,855

営業利益

4,101

6,859

営業外収益

 

 

受取利息

0

0

受取ロイヤリティー

150

受取配当金

143

142

持分法による投資利益

5

1

助成金収入

134

その他

63

63

営業外収益合計

212

492

営業外費用

 

 

支払利息

7

4

為替差損

4

49

支払手数料

2

3

その他

13

32

営業外費用合計

27

89

経常利益

4,285

7,262

特別損失

 

 

固定資産除却損

59

23

特別損失合計

59

23

税金等調整前四半期純利益

4,226

7,239

法人税、住民税及び事業税

1,546

2,254

法人税等調整額

156

97

法人税等合計

1,389

2,156

四半期純利益

2,836

5,082

親会社株主に帰属する四半期純利益

2,836

5,082

 

【四半期連結包括利益計算書】
【第2四半期連結累計期間】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年9月30日)

四半期純利益

2,836

5,082

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

455

87

繰延ヘッジ損益

14

72

為替換算調整勘定

15

13

退職給付に係る調整額

17

49

その他の包括利益合計

474

95

四半期包括利益

3,310

4,987

(内訳)

 

 

親会社株主に係る四半期包括利益

3,310

4,987

 

(3) 【四半期連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

 至 2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

 至 2021年9月30日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前四半期純利益

4,226

7,239

減価償却費

1,150

1,047

受取利息及び受取配当金

143

142

持分法による投資損益(△は益)

5

1

支払利息

7

4

売上債権の増減額(△は増加)

848

370

棚卸資産の増減額(△は増加)

1,703

6,950

仕入債務の増減額(△は減少)

413

529

未払金の増減額(△は減少)

156

298

その他

310

1,488

小計

3,563

432

利息及び配当金の受取額

143

142

利息の支払額

5

3

法人税等の支払額

1,441

3,216

法人税等の還付額

488

91

営業活動によるキャッシュ・フロー

2,748

3,417

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

有形固定資産の取得による支出

740

627

無形固定資産の取得による支出

220

310

有価証券及び投資有価証券の取得による支出

7,313

6,702

有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入

21,213

7,288

その他

22

34

投資活動によるキャッシュ・フロー

12,916

385

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

長期借入金の返済による支出

449

449

自己株式の取得による支出

0

4,668

新株予約権の発行による収入

0

配当金の支払額

501

636

財務活動によるキャッシュ・フロー

950

5,754

現金及び現金同等物に係る換算差額

7

12

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

14,706

9,545

現金及び現金同等物の期首残高

10,444

29,562

現金及び現金同等物の四半期末残高

25,151

20,017

 

【注記事項】

(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)

第1四半期連結会計期間において、持分法適用関連会社であったAOSデータ株式会社は、第三者割当増資により当社の持分比率が減少したため、持分法適用の範囲から除外しております。

 

(会計方針の変更)

(収益認識に関する会計基準の適用)

「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。

これにより、従来は販売費及び一般管理費に計上しておりました販売促進費等の一部を、売上高から控除しております。また、有償支給取引において、従来は有償支給した原材料等について消滅を認識しておりましたが、当該取引において買い戻す義務を負っていることから、有償支給した原材料等について消滅を認識しないことといたしました。

収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。

この結果、従前の会計処理と比較して、当第2四半期連結累計期間の売上高は124百万円減少し、販売費及び一般管理費は124百万円減少しておりますが、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益に変更はありません。また、利益剰余金期首残高に与える影響はありません。

収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することといたしました。また、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」に表示していた「前受収益」は、第1四半期連結会計期間より「契約負債」に含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法による組替をおこなっておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第2四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。

 

(時価の算定に関する会計基準の適用)

「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。これによる、四半期連結財務諸表への影響はありません。

 

(追加情報)

(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱いの適用)

当社及び国内連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(2020年法律第8号)において創設されたグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目については、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39号  2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号  2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規定に基づいております。

 

(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り)

前連結会計年度の有価証券報告書の「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載した新型コロナウイルス感染症拡大の影響に関する仮定について重要な変更はありません。

 

(四半期連結損益計算書関係)

※ 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は、次のとおりであります。

 

 前第2四半期連結累計期間

(自  2020年4月1日

  至  2020年9月30日)

 当第2四半期連結累計期間

(自  2021年4月1日

  至  2021年9月30日)

給料・賞与

3,679百万円

3,782百万円

退職給付費用

147

187

役員退職慰労引当金繰入額

23

30

運賃

1,936

1,920

広告宣伝費

202

2,519

支払手数料

2,763

3,171

役員賞与引当金繰入額

5

6

製品保証引当金繰入額

37

29

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自  2020年4月1日

至  2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自  2021年4月1日

至  2021年9月30日)

現金及び預金勘定

25,252百万円

20,118百万円

預入期間が3か月を超える定期預金

△101

△101

現金及び現金同等物

25,151

20,017

 

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

1 配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2020年6月29日

定時株主総会

普通株式

501

30

2020年3月31日

2020年6月30日

利益剰余金

 

(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2020年10月28日

取締役会

普通株式

501

30

2020年9月30日

2020年11月24日

利益剰余金

 

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)

1 配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2021年5月25日

取締役会

普通株式

636

40

2021年3月31日

2021年6月28日

利益剰余金

 

(2)基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間末後となるもの

(決議)

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額
(円)

基準日

効力発生日

配当の原資

2021年10月29日

取締役会

普通株式

754

50

2021年9月30日

2021年11月22日

利益剰余金

 

2 株主資本の金額の著しい変動

当社は、2020年10月28日開催の取締役会決議及び2021年7月27日開催の取締役会決議(自己株式の取得枠拡大)に基づき、当第2四半期連結累計期間において自己株式823,300株の取得を行いました。この結果、当第2四半期連結累計期間において自己株式が4,668百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末において自己株式が23,404百万円となっております。

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

 

IT関連

食品

金融

売上高

 

 

 

 

 

 

外部顧客への売上高

44,363

17,534

409

62,306

0

62,307

セグメント間の

内部売上高又は振替高

1,732

1,732

44,363

17,534

409

62,306

1,733

64,040

セグメント損益

2,364

2,225

47

4,542

956

5,498

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社の全社管理機能を含んでおります。

 

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)

 利益

金額

報告セグメント計

4,542

「その他」の区分の利益

956

セグメント間取引消去

△1,397

四半期連結損益計算書の営業利益

4,101

 

Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

合計

 

IT関連

食品

金融

売上高

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財

51,456

17,471

68,928

68,928

一定の期間にわたり移転されるサービス

879

335

1,214

0

1,215

顧客との契約から生じ

る収益

52,335

17,471

335

70,143

0

70,143

その他の収益

外部顧客への売上高

52,335

17,471

335

70,143

0

70,143

セグメント間の

内部売上高又は振替高

0

0

2,953

2,953

52,335

17,471

335

70,143

2,954

73,097

セグメント損益

5,570

1,973

93

7,637

1,850

9,488

(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、当社の全社管理機能を含んでおります。

2.会計方針の変更に記載のとおり、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更しております。なお、当該変更により、従来の方法と比較して、当第2四半期連結累計期間の売上高についてIT関連事業24百万円、食品事業100百万円がそれぞれ減少しておりますが、セグメント損益への影響はありません。

 

2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)

 利益

金額

報告セグメント計

7,637

「その他」の区分の利益

1,850

セグメント間取引消去

△2,628

四半期連結損益計算書の営業利益

6,859

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益金額及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第2四半期連結累計期間

(自 2020年4月1日

至 2020年9月30日)

当第2四半期連結累計期間

(自 2021年4月1日

至 2021年9月30日)

1株当たり四半期純利益金額

169円76銭

326円55銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益金額

(百万円)

2,836

5,082

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半

期純利益金額(百万円)

2,836

5,082

普通株式の期中平均株式数(千株)

16,707

15,564

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

2020年8月17日取締役会

決議による第9回新株予約権

3,022個

(普通株式 302,200株)

 

2020年8月17日取締役会

決議による第10回新株予約権

471個

(普通株式 47,100株)

(注)潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。

 

(重要な後発事象)

(資本業務提携及び第三者割当による自己株式の処分)

当社は、2021年10月29日開催の取締役会において、株式会社セゾン情報システムズ(以下「セゾン情報」といいます。)との間で資本業務提携契約(以下「本資本業務提携契約」といい、本資本業務提携契約に基づく資本業務提携を以下「本資本業務提携」といいます。)を締結すること、及びセゾン情報の大株主であるECMマスター・ファンド(以下「ECM」といいます。)に対する第三者割当による自己株式の処分(以下「本自己株式処分」といいます。)を行うことを決議し、同日、契約を締結いたしました。

 

Ⅰ.本資本業務提携の概要

1.本資本業務提携契約の目的及び理由

当社グループ(当社及び当社の関係会社をいいます。以下同じです。)は経営理念としてメルコバリューを定めており、それに基づく事業活動を、理念を共有するすべてのステークホルダーのために推進することを基本方針とし、この基本方針のもと「千年企業(=永続的に生存し成長し続ける企業)」を目指しグループ一丸となって経営努力を続けております。当社グループは千年企業を目指すにあたり、激しく移り変わる外部環境の変化に即応し、グループ全体の経営資源を有効かつ効果的に配分することで、永続的に成長し続けることを最重要テーマと考えております。そのため、単一の事業セグメントに依存しすぎることなく、常に新しい事業分野への進出を図るために、グループ内における新事業創出に加えてM&Aや異業種との事業提携を積極的に推進する“森の経営”を実践しております。

足元は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大による国内外の景気や企業活動など先行きが不透明な中、当社グループを取り巻く環境は厳しい状況が続いております。このような状況下で、IT関連事業においては、創業者の理念に基づき、2017年3月期に掲げたIoT時代の社会全体での安心ネットワークを提供する中期ビジョン「ゲートウェイ2.0」(ホーム・ネットワーク・イノベーション、パブリック・ゲートウェイ・ソリューション、データ・ストレージ・オプティマイゼーション)の実現に取組んでおります。さらに、永続的な成長といかなる外部環境の変化にも耐えうる強固な事業ポートフォリオ構築を目指して、以下の事項を当面の経営課題として認識し対応にあたっております。

 

①創業者である牧誠が築いた事業基盤と経営理念を受け継ぎ、理念に立脚した経営を目指していくこと

②資本政策に基づいた1株当たり当期純利益の長期的な成長と、中期ビジョンに基づいた成長を両立し、実行すること

③中期ビジョンを推進していくための事業開発、製品開発、サプライチェーン構築、販路開拓、サービス提供を推進するための社内人材の育成及び販売改革を行うこと

④経営理念であるメルコバリューのより一層の浸透に努め、グループの一致団結を推進すること

⑤M&Aも視野に入れながらより強靭な経営基盤を築くこと

⑥様々な外的要因や非常時の要請に対応できる働き方の改善、システムの構築を行うこと

 

上記の経営課題を踏まえ、当社グループでは2017年3月期より「つなぐ技術で、あなたに喜びを」というコーポレート・ステートメントを発表し、それまでの“モノ基軸”から“お客様基軸”への戦略転換、そして“つなぐ技術”の開発力強化と、それを有する外部パートナーとの連携強化を推進してまいりました。

当該取り組みの過程において、システムやソリューションにおけるソフトウェアの付加価値がより一層高まっていることを強く認識しておりました。その中で、システムを「つなぐ技術」で高い実績と技術力を有し、かつ、強いブランドと顧客基盤をもつセゾン情報とデータの利活用を促すプラットフォームの共同開発を進める中、中長期的にさらなる強固な関係を構築し両社のコミュニケーションを円滑かつ確実に進めるべく、本資本業務提携契約を締結することといたしました。本資本業務提携により、両社の企業価値の一層の向上を目指すと共に、当社グループが掲げる“森の経営”に資すると判断した次第です。

 

2.本資本業務提携の内容

本資本業務提携契約に基づく本資本業務提携の主な内容は以下のとおりです。

(1)業務提携の内容

当社とセゾン情報は、以下の事項を対象とした業務提携を行うことを合意いたしました。

①セゾン情報のHULFT事業及びリンケージ事業と、当社グループのバッファローを中心とするIT関連事業を対象とした、セゾン情報と当社グループの製品を組み合わせた製品開発

②セゾン情報と当社グループの販売チャネルの相互活用

なお、業務提携を推進するために、当社とセゾン情報は、業務提携プロジェクトを設置し、当該プロジェクトにおいて、業務提携の具体的内容、実現可能性の検討、実施の有無、実施方法及び実施時期等について誠実に相互協議を継続することも合意しています。

 

(2)資本提携の内容

当社は、セゾン情報の普通株式を取得する予定です。具体的には、当社は、セゾン情報の普通株式(4,488,800株:発行済株式総数に対する割合:27.71%)を、ECMから当社への現物出資の方法で取得いたします。これに対して、当社は、ECMに対して当社の自己株式1,781,297株を処分いたします。

 

3.資本業務提携の相手先の概要

(1)

名称

株式会社セゾン情報システムズ

(2)

所在地

東京都港区赤坂一丁目8番1号

(3)

代表者の役職・氏名

代表取締役社長 内田 和弘

(4)

事業内容

HULFT事業

リンケージ事業

流通ITサービス事業

フィナンシャルITサービス事業

(5)

資本金

1,367百万円

 

 

Ⅱ.第三者割当による自己株式の処分

1.処分の概要

(1)

処分期日

2021年11月17日

(2)

処分株式数

普通株式 1,781,297株

(3)

処分価額

1株につき5,113円

(4)

調達資金の額

9,107,771,561円

(5)

募集又は処分方法

第三者割当による処分

(6)

処分予定先

ECMに全ての株式を割り当てます。

(7)

その他

本自己株式処分については、金融商品取引法に基づく届出の効力発生を

条件とします。

また、調達資金の額の全額につき、セゾン情報の普通株式(4,488,800株)の現物出資による第三者割当の方法によります。

 

2.処分の目的及び理由

当社は、2021年10月29日開催の取締役会において、当社グループが掲げる複合的な長期成長企業群としての経営形態を意味する“森の経営”による企業価値の向上と、セゾン情報との中長期的で強固な関係構築を目的として、セゾン情報と本資本業務提携契約を締結することを決議いたしました。

また、当社は、本資本業務提携の一貫として、当該取締役会において、セゾン情報の大株主であるECMからセゾン情報の普通株式4,488,800株を取得のうえ、持分法適用関連会社化すること、及びその対価として当社普通株式を交付することとし、本自己株式処分を決議いたしました。当社は、本株式取得に際してECMとの協議の過程において、現金及び当社普通株式を対価とした場合の株式の希薄化の影響や資金効率、ECMと当社の関係性その他本株式取得における最適なストラクチャーを検討した結果、ECMに対して、当社の自己株式を交付することといたしました。したがって、本自己株式処分は、本株式取得の対価としてセゾン情報の普通株式を現物出資の目的財産として自己株式の処分を行うものであって、資金調達を目的としたものではありません。

 

3.その他重要な事項

ECMとの間で2021年10月29日付で締結した株式引受契約において、当社及びECMは、2021年10月29日から本自己株式処分の処分期日の前日までの間、東京証券取引所におけるセゾン情報の普通株式の終値が、2021年10月28日までの直前6ヶ月(2021年4月30日~10月28日)の東京証券取引所におけるセゾン情報の普通株式の終値単純平均2,029円(円未満切捨て)を勘案した金2,029円の90%に相当する金額(1,827円)未満となった場合(以下「本件取引特別解除事由」といいます。)、本自己株式処分の実施について、中止又は延期するか否かに係る協議を行い、当該協議を経て(ただし、自己株式処分の処分期日までに協議のための期間が限られている等の事由がある場合を除きます。)、本件取引特別解除事由の発生を原因として、相手方に通知することにより、本契約を解除することができることについて合意しております。

 

2【その他】

2021年10月29日開催の取締役会において、当期中間配当に関し、次のとおり決議いたしました。

(イ)配当金の総額………………………………………754百万円

(ロ)1株当たりの金額…………………………………50円

(ハ)支払請求の効力発生日及び支払開始日…………2021年11月22日

(注)2021年9月30日現在の株主名簿に記載又は記録された株主に対し、支払いを行います。