文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や設備投資、個人消費は緩やかな回復基調であるものの、欧米の政治動向に対する懸念など、海外経済の影響等により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属するパソコン市場においては、世界市場については、市場の低迷はやや緩和しつつあるものの、引き続きパソコンの総出荷台数は減少しました。国内市場の当第1四半期の出荷台数は前年同期比で1.3%減少したものの、出荷金額については、前年同期比で3.3%増加しました。
このような状況の中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は28,395百万円(前年同四半期比13.1%増)、営業利益は1,993百万円(同4.4%減)、経常利益は2,036百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,389百万円(同9.4%減)と、当初の計画通り増収減益となりました。
売上高が順調に拡大している一方で、減益となった要因については、前期は下期に集中的に広告宣伝を実施し、前第1四半期においてはテレビCMの実施等を行っていなかったのに対し、当第1四半期においては、テレビCMも含めた広告宣伝費を積極的に配分し、継続的に売上拡大の為の先行投資を実施していることによるものです。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①パソコン関連事業
「mouse」ブランド及び高付加価値、特化型製品を取り扱う、クリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等のBTO(受注生産)、完成品パソコンの製造・販売と、「iiyama」ブランドによるモニタの欧州販売を中心に、マーケットのニーズを的確に汲み取りながら事業を展開してまいりました。
高付加価値、特化型製品の継続的な好調に加え、mouseブランドの認知度向上や国内パソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指し展開しているテレビCMやWeb広告等のマスメディア向けの広告宣伝効果により売上高が伸長したことや、欧州でのモニタ販売が引き続き好調となったことから、当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は27,587百万円(前年同四半期比13.9%増)となった反面、営業利益については前述の通り、当第1四半期において積極的な広告宣伝を展開した結果、1,954百万円(同1.1%減)となりました。
②総合エンターテインメント事業
「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営を行っており、一部既存店については黒字転換したものの、既存店全体では営業利益が前年を下回り、当第1四半期連結累計期間の売上高は814百万円(前年同四半期比9.0%減)、営業利益は60百万円(同39.7%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における総資産は53,850百万円となり、前連結会計年度末と比べて2,112百万円の減少となりました。これは主に、受取手形及び売掛金、並びに棚卸資産が減少したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は25,306百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,994百万円の減少となりました。これは主に、買掛金等の営業取引に係る債務、長期借入金が減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は28,543百万円となり、前連結会計年度末と比べて118百万円の減少となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したものの、為替換算調整勘定の減少等によりその他の包括利益累計額が減少したこと等によるものであります。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は総額4百万円であり、パソコン関連事業に関わるものであります。主に新製品開発に伴う費用等であります。