第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当社及び当社グループの事業運営上、想定される事業等のリスクについて重要な変更及び新たな発生はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用や所得環境の改善により、緩やかながら回復基調が継続しています。一方で、北朝鮮の地政学的リスクの高まりや欧米の政策動向等、景気の下振れリスクも存在することから、依然として先行き不透明な状況が続いています。

当社グループの属するパソコン市場は、国内の当第2四半期のパソコン出荷台数は引き続き軟調に推移し、前年同期比で4.8%減少したものの、出荷金額についてはデスクトップ、ノートパソコンともに前年同期比で増加し、総出荷金額は前年同期比で0.5%増加しました。

このような状況の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は55,964百万円(前年同四半期比10.7%増)、営業利益は3,511百万円(同15.2%減)、経常利益は3,529百万円(同21.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,384百万円(同24.3%減)と、当初の計画通り増収減益となりました。

売上高が順調に増加している一方で、各利益が減益となった要因については、前期上半期においては大規模な広告宣伝を実施してなかった事に対し、当期上半期においては、将来の成長を確実にするべく、全国テレビCMを含めた広告宣伝を積極的に行い、知名度向上のための大規模な先行投資を行ったことによるものです。全体としては当初計画通りの展開となっている中、売上が当初計画を上回って推移した事を受けて、減益幅は計画比で縮小しました。

 

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

 

①パソコン関連事業

「mouse」ブランド及び高付加価値、特化型製品であるクリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等のBTO(受注生産)、完成品パソコンの製造・販売と、「iiyama」ブランドによるモニタの欧州販売を中心に、マーケットのニーズを的確に汲み取りながら事業を展開しております。

パソコン市場全体が軟調に推移する中、引き続き高付加価値、特化型製品の継続的な好調に加え、mouse及び各ブランドの認知度向上策や、国内パソコン市場におけるマーケットシェアの拡大を目指して展開している、テレビCM及びWeb広告等のマスメディア向けの広告宣伝効果や、欧州でのモニタ販売が引き続き好調となったことから、当事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は54,263百万円(前年同四半期比11.3%増)となっております。その反面営業利益については、当初計画の通り、当期上半期において積極的に広告宣伝を展開したことにより、3,423百万円(同12.7%減)となりました。

 

②総合エンターテインメント事業

「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営を行っております。前期上半期におけるフランチャイズ店舗出店に伴う一時的な収益計上に加え、当第2四半期において、不採算店舗を2店舗閉店したこと及びホテル開業に伴う先行費用が発生したこと等により、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,723百万円(前年同四半期比4.0%減)、営業利益は152百万円(同27.9%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

当第2四半期連結会計期間末における総資産は55,611百万円となり、前連結会計年度末と比べて351百万円の減少となりました。これは主に、たな卸資産等が増加したものの、現金及び預金、受取手形及び売掛金等が減少したこと等によるものであります。

(負債)

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は25,248百万円となり、前連結会計年度末と比べて2,052百万円の減少となりました。これは主に、買掛金等の営業債務や未払法人税等、借入金が減少したこと等によるものであります。 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は30,363百万円となり、前連結会計年度末と比べて1,701百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したうえ、為替換算調整勘定の増加によりその他の包括利益累計額が増加したこと等によるものであります。

 

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べて1,535百万円減少し,13,237百万円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は822百万円(前年同四半期は3,744百万円の獲得)となりました。これは主に、たな卸資産の増加額1,775百万円、仕入債務の減少額237百万円、未払金の減少額326百万円、法人税等の支払額1,678百万円等の減少要因に対し,税金等調整前四半期純利益3,521百万円、売上債権の減少額1,535百万円等の増加要因があったこと等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は567百万円(前年同四半期は1,242百万円の獲得)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出363百万円、投資有価証券の取得による支出101百万円があったこと等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は2,114百万円(前年同四半期は1,213百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入金の純増額400百万円があったものの、長期借入金の返済による支出1,246百万円、配当金の支払額1,262百万円等によるものであります。

 

(4) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は総額10百万円であり、パソコン関連事業に関わるものであります。主に新製品開発に伴う費用等であります。