第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当社及び当社グループの事業運営上、想定される事業等のリスクについて重要な変更及び新たな発生はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善等により、引き続き緩やかな回復基調で推移しております。その一方で海外においては、欧米やアジア新興国等の不安定な政治動向や地政学リスクによる懸念から、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。

当社グループの属するパソコン市場は、国内の当第3四半期のパソコン出荷台数は依然として低迷が続いており、前年同期比で3.9%減少、出荷金額については前年同期比で0.6%の増加となりました。

このような状況の中、当期上期においては、前期上期に実施していなかったテレビCM等の大規模な広告宣伝による先行投資を行ったことにより、第2四半期までは前年同期比で計画、実績共に減益となっておりましたが、当第3四半期においても引き続きパソコン事業が堅調を維持した結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は90,050百万円(前年同四半期比15.4%増)、営業利益は5,983百万円(同1.9%増)、経常利益は6,022百万円(同4.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,047百万円(同1.5%減)となり、営業利益及び経常利益も前年同期を上回る結果となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。
 

①パソコン関連事業

「mouse」ブランド及び高付加価値、特化型製品であるクリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーム向けパソコン「G-Tune」等のBTO(受注生産)、完成品パソコンの製造・販売と、「iiyama」ブランドによる汎用に加え、タッチパネル、デジタルサイネージ等の欧州におけるモニタ販売を中心に、マーケットのニーズを的確に汲み取りながら事業を展開しております。

パソコン市場全体が低迷する中、引き続き市場ニーズに合致した特化型製品への注力を通じた差別化を図ると共に、知名度向上によるマーケットシェア拡大策を狙ったテレビCM、Web広告等の広告宣伝効果により、パソコンのEC及び法人を中心とした各販売チャネルにおける売上が堅調に推移したことや欧州でのモニタ販売が引き続き好調であったことに加え、保有不動産の売却という一時的な要因もあったもことから、当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は87,500百万円(前年同四半期比16.0%増)、営業利益は5,889百万円(同5.1%増)となりました。

 

 ②総合エンターテインメント事業

「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営を行っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は2,613百万円(前年同四半期比0.3%増)となったものの、既存店舗が苦戦したことに加え、販管費が増加したこと等により、営業利益は206百万円(同19.4%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

(資産) 

当第3四半期連結会計期間末における総資産は64,840百万円となり、前連結会計年度末と比べて8,877百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金、受取手形及び売掛金、たな卸資産が増加したこと等によるものであります。

(負債) 

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は32,277百万円となり、前連結会計年度末と比べて4,976百万円の増加となりました。これは主に、買掛金等の営業債務や借入金が増加したこと等によるものであります。 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は32,563百万円となり、前連結会計年度末と比べて3,901百万円の増加となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したうえ、為替換算調整勘定の増加によりその他の包括利益累計額が増加したこと等によるものであります。

 

(3) 研究開発活動

当第3半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は総額21百万円であり、パソコン関連事業に関わるものであります。主に新製品開発に伴う費用等であります。