文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業の収益環境や雇用情勢の改善を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移している一方、世界経済における貿易摩擦の長期化等の懸念材料により、依然として先行き不透明な状況が続いております。
当社グループの属するパソコン市場は、国内の当第3四半期のパソコン出荷台数及び金額が法人向け需要の堅調に支えられたこと等から、前年同期比で出荷台数は6.5%増加、出荷金額についても10.4%の増加となりました。
このような状況の中、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は98,680百万円(前年同四半期比9.6%増)、営業利益は6,838百万円(同14.3%増)、経常利益は6,858百万円(同13.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,829百万円(同19.3%増)となり、売上高、各利益の全てにおいて前年同期比を上回ると共に、第3四半期の累計の過去最高を更新する結果となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①パソコン関連事業
普及モデルの「mouse」ブランドパソコン及び高付加価値、特化型製品であるクリエイター向けパソコン「DAIV」、ゲーミングパソコン「G-Tune」等のBTO(受注生産)、完成品パソコンの製造・販売と、「iiyama」ブランドによる汎用、デジタルサイネージ、タッチパネルの欧州におけるモニタ販売を中心に、マーケットニーズを的確に汲み取り、新製品・新サービスの投入を行うことで、積極的に事業展開をしてまいりました。
高付加価値及び特化型のハイスペックパソコンにつきましては、法人、コンシューマー向け共に引き続き順調に推移していることに加え、知名度向上によるマーケットシェアの拡大を狙い、2017年3月期より継続的に実施しているテレビCM、Web広告等の広告宣伝効果により売上高が伸長いたしました。又、欧州でのモニタ販売が引き続き好調であったことから、当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は96,081百万円(前年同四半期比9.8%増)、営業利益は6,909百万円(同17.3%増)となりました。
②総合エンターテインメント事業
「aprecio」ブランドで複合カフェ店舗の運営を行っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は2,627百万円(前年同四半期比0.5%増)となったものの、店舗閉鎖や既存店舗の苦戦等により、営業利益は116百万円(同43.6%減)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は72,477百万円となり、前連結会計年度末と比べて7,965百万円の増加となりました。これは主に、受取手形及び売掛金やたな卸資産が増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は34,239百万円となり、前連結会計年度末と比べて5,276百万円の増加となりました。これは主に、未払法人税等が減少したものの、買掛金等の営業債務や借入金が増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は38,238百万円となり、前連結会計年度末と比べて2,689百万円の増加となりました。これは主に、為替換算調整勘定の減少によりその他の包括利益累計額が減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益により利益剰余金が増加したこと等によるものであります。
(3) 研究開発活動
当第3半期連結累計期間における当社グループの研究開発費は総額8百万円であり、パソコン関連事業に関わるものであります。主に新製品開発に伴う費用等であります。