また、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当社グループは当第3四半期連結累計期間において、CAD/CAMシステム等事業では、業界のニーズに合わせた製品提案および技術サポートの提供等により新規販売および既存ユーザーの買い替え需要を喚起したほか、保守更新率の維持・向上に努め着実に収益につなげてきました。また研究開発においては、既存製品の機能強化に取り組み、プレス金型向けCAD「CG PressDesign」およびモールド金型向けCAD「CG MoldDesign」の機能改良版を9月にリリースしました。加えて当社CAD/CAMシステムの他社へのOEM提供およびその他新規事業については、新たな収益の柱とすべく複数の案件について継続して研究開発を進めました。金型製造事業では、平成28年第4四半期以降の受注状況が低調に推移したことから当第3四半期累計期間の業績については減収減益となりましたが、北米での自動車生産を中心とするニーズが堅調に推移する中、新たな顧客開拓を目指し来期以降の売上につなげるための受注活動を行ってきました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、金型製造事業の減収の影響により売上高30億29百万円(前年同四半期比6.2%減)となりました。利益面につきましては、売上高の減少に伴い営業利益2億98百万円(前年同四半期比10.7%減)、経常利益3億33百万円(前年同四半期比6.8%減)となりました。また親会社株主に帰属する四半期純利益は、1億87百万円(前年同四半期比1.9%減)となりました。
セグメント別の業績は以下のとおりであります。
(CAD/CAMシステム等事業)
事業セグメント別では、CAD/CAMシステム等事業の売上高は26億60百万円(前年同四半期比0.3%増)、セグメント利益は2億75百万円(前年同四半期比3.3%増)となりました。国内では、これまでは製造業向け政府補助金の継続等により、ターゲットとなる金型メーカーのソフトウェアに対する設備投資意欲も堅調に推移してきましたが、当第3四半期はその傾向に一服感が見られ製品販売に影響しました。しかしながらOEM関連の売上増加および高い更新率を維持している保守売上が収益に貢献しました。海外における製品販売ではインドネシア・ベトナム等の地域で堅調に推移した一方で本年度より代理店を通しての販売に切り替えた中国では拠点管理コストの減少により利益率は向上しているものの、売上は減少しました。
(金型製造事業)
金型製造事業の売上高は3億68百万円(前年同四半期比36.2%減)、セグメント利益は22百万円(前年同四半期比66.1%減)となりました。前年度末以降の受注状況が低調に推移したことが影響し、好調であった前年同四半期との比較では減収減益となりましたが、業績は想定通りの推移となっております。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して2億62百万円増加し、45億62百万円となりました。主な増加要因は現金及び預金2億63百万円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末と比較して1億77百万円増加し、21億50百万円となりました。主な増加要因は前受金1億26百万円および賞与引当金49百万円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比較して85百万円増加し、24億11百万円となりました。主な増加要因は親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加1億87百万円、主な減少要因は非支配株主持分22百万円および配当による利益剰余金の減少98百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億77百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。