|
種類 |
発行可能株式総数(株) |
|
普通株式 |
150,000,000 |
|
A種優先株式 |
18,000,000 |
|
計 |
150,000,000 |
(注)1.計の欄には、定款に規定されている発行可能株式総数を記載しております。
2.2025年6月26日開催予定の第122回定時株主総会の議案(決議事項)として「定款一部変更の件」を提案しております。当該議案が承認可決されると、A種優先株式の発行可能種類株式総数の規定を削除することとなり、発行可能株式総数は普通株式の150,000,000株のみとなる予定です。
|
種類 |
事業年度末 現在発行数(株) (2025年3月31日) |
提出日現在発行数(株) (2025年6月25日) |
上場金融商品取引所名又は登録認可金融商品取引業協会名 |
内容 |
|
|
|
|
東京証券取引所 プライム市場 |
単元株式数 100株 |
|
計 |
|
|
- |
- |
(注)1.「提出日現在発行数」欄には、2025年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの新株予約権の行使により発行された株式数は含まれておりません。
2.2024年6月25日開催の取締役会決議に基づき、2024年7月10日付でA種優先株式の全部を取得及び消却したため、当事業年度末現在、発行済A種優先株式はありません。
|
|
第1回新株予約権 |
第2回新株予約権 |
第3回新株予約権 |
|
決議年月日 |
2013年7月30日 |
2014年7月31日 |
2015年7月31日 |
|
付与対象者の区分及び人数 (名) |
当社取締役 14 当社理事 19 |
当社取締役 14 当社理事 21 |
当社取締役 9 (執行役員兼務者を含む) 当社執行役員 13 (取締役兼務者を除く) 当社理事 17 |
|
新株予約権の数(個)※ |
78[54] |
114 |
153[111] |
|
新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ (注)1、4 |
普通株式 7,800[5,400] |
普通株式 11,400 |
普通株式 15,300[11,100] |
|
新株予約権の行使時の払込金額(円)※ |
1 |
1 |
1 |
|
新株予約権の行使期間 ※ |
自 2013年8月24日 至 2043年8月23日 |
自 2014年8月23日 至 2044年8月22日 |
自 2015年8月22日 至 2045年8月21日 |
|
新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額(円)※ (注)4 |
発行価格 1,440 資本組入額 720 |
発行価格 1,910 資本組入額 955 |
発行価格 1,690 資本組入額 845 |
|
新株予約権の行使の条件 ※ |
(注)2 |
||
|
新株予約権の譲渡に関する事項 ※ |
譲渡による新株予約権の取得については、当社取締役会の決議による承認を要する。 |
||
|
組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項 ※ |
(注)3 |
||
※ 当事業年度の末日(2025年3月31日)における内容を記載しております。当事業年度の末日から提出日の前月末現在(2025年5月31日)にかけて変更された事項については、提出日の前月末現在における内容を[ ]内に記載しており、その他の事項については当事業年度の末日における内容から変更はありません。
(注)1.新株予約権の目的となる株式の数
新株予約権を割り当てる日(以下、「割当日」という)以降、当社が当社普通株式の株式分割(当社普通株式の株式無償割当を含む。以下、株式分割の記載につき同じ)又は株式併合を行う場合には、次の算式により付与株式数の調整を行い、調整の結果生じる1株未満の端数は、これを切り捨てる。
調整後付与株式数=調整前付与株式数×株式分割又は株式併合の比率
調整後付与株式数は、株式分割の場合は、当該株式分割の基準日の翌日(基準日を定めないときはその効力発生日)以降、株式併合の場合は、その効力発生日以降、これを適用する。ただし、剰余金の額を減少して資本金、資本準備金又は利益準備金を増加する議案が株主総会において承認されることを条件として株式分割が行われる場合で、当該株主総会の終結の日以前の日を株式分割のための基準日とする場合は、調整後付与株式数は、当該株主総会の終結の日の翌日以降、当該基準日の翌日に遡及してこれを適用する。
また、割当日以降、当社が合併又は会社分割を行う場合その他これらの場合に準じて付与株式数の調整を必要とする場合には、当社は、合理的な範囲で付与株式数を適切に調整することができる。
2.新株予約権の行使の条件
(1) 新株予約権者は、当社の取締役、執行役員及び理事のいずれの地位をも喪失した日(以下、「地位喪失日」という。ただし、取締役、執行役員又は理事が当該地位のいずれも喪失した後に監査役に就任した場合は、監査役の地位を喪失した日を「地位喪失日」とする。)の翌日から10年を経過する日まで、新株予約権を行使することができる。
(2) 上記(1)にかかわらず、新株予約権者は、新株予約権の行使期間内において、以下の(ア)又は(イ)に定める場合(ただし、(イ)については、新株予約権者に再編対象会社の新株予約権が交付される旨が合併契約、株式交換契約若しくは株式移転計画において定められている場合を除く)には、それぞれに定める期間内に限り新株予約権を行使できる。
(ア)新株予約権者が、各新株予約権について次に掲げる日(以下「期限日」という)に至るまでに地位喪失日を迎えなかった場合
|
回次 |
期限日 |
新株予約権を行使できる期間 |
|
第1回新株予約権 |
2033年8月23日 |
2033年8月24日から2043年8月23日まで |
|
第2回新株予約権 |
2034年8月22日 |
2034年8月23日から2044年8月22日まで |
|
第3回新株予約権 |
2035年8月21日 |
2035年8月22日から2045年8月21日まで |
(イ) 当社が消滅会社となる合併契約承認の議案又は当社が完全子会社となる株式交換契約若しくは株式移転計画承認の議案につき株主総会で承認された場合(株主総会決議が不要な場合は、取締役会決議がなされた場合)
当該承認日の翌日から15日間
(3) 上記(1)及び(2)(ア)は、新株予約権を相続により承継した者については適用しない。
(4) 新株予約権者が新株予約権を放棄した場合、当該新株予約権を行使することができない。
3.組織再編成行為に伴う新株予約権の交付に関する事項
当社が、合併(当社が合併により消滅する場合に限る)、吸収分割若しくは新設分割(それぞれ当社が分割会社となる場合に限る)又は株式交換若しくは株式移転(それぞれ当社が完全子会社となる場合に限る)(以上を総称して以下、「組織再編行為」という)をする場合には、組織再編行為の効力発生日(吸収合併につき吸収合併がその効力を生ずる日、新設合併につき新設合併設立株式会社の成立の日、吸収分割につき吸収分割がその効力を生ずる日、新設分割につき新設分割設立株式会社の成立の日、株式交換につき株式交換がその効力を生ずる日及び株式移転につき株式移転設立完全親会社の成立の日をいう。以下同じ)の直前において残存する新株予約権(以下、「残存新株予約権」という)を保有する新株予約権者に対し、それぞれの場合につき、会社法第236条第1項第8号イからホまでに掲げる株式会社(以下、「再編対象会社」という)の新株予約権をそれぞれ交付することとする。ただし、以下の各号に沿って再編対象会社の新株予約権を交付する旨を、吸収合併契約、新設合併契約、吸収分割契約、新設分割計画、株式交換契約又は株式移転計画において定めることを条件とする。
(1) 交付する再編対象会社の新株予約権の数
新株予約権者が保有する残存新株予約権の数と同一の数をそれぞれ交付する。
(2) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の種類
再編対象会社の普通株式とする。
(3) 新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数
組織再編行為の条件等を勘案の上、残存新株予約権に定められた事項に準じて決定する。
(4) 新株予約権の行使に際して出資される財産の価額
交付される各新株予約権の行使に際して出資される財産の価額は、以下に定められる再編後行使価額に上記(3)に従って決定される当該新株予約権の目的である再編対象会社の株式の数を乗じて得られる金額とする。再編後行使価額は、交付される各新株予約権を行使することにより交付を受けることができる再編対象会社の株式1株当たり1円とする。
(5) 新株予約権を行使することができる期間
上記表中に定める新株予約権を行使することができる期間の開始日と組織再編行為の効力発生日のうちいずれか遅い日から、上記表中に定める新株予約権を行使することができる期間の満了日までとする。
(6) 新株予約権の行使により株式を発行する場合における増加する資本金及び資本準備金に関する事項
残存新株予約権に定められた事項に準じて決定する。
(7) 譲渡による新株予約権の取得の制限
譲渡による新株予約権の取得については、再編対象会社の取締役会の決議による承認を要する。
(8) 新株予約権の取得条項
残存新株予約権に定められた事項に準じて決定する。
(9) その他の新株予約権の行使の条件
上記(注)2.に準じて決定する。
4.2017年10月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。これにより「新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数」及び「新株予約権の行使により株式を発行する場合の株式の発行価格及び資本組入額」が調整されております。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
該当事項はありません。
|
年月日 |
発行済株式 総数増減数 (千株) |
発行済株式 総数残高 (千株) |
資本金増減額
(百万円) |
資本金残高
(百万円) |
資本準備金 増減額 (百万円) |
資本準備金 残高 (百万円) |
|
2022年4月1日~ 2022年6月30日(注)1 |
普通株式 2,789 |
普通株式 85,887 |
737 |
45,122 |
184 |
18,338 |
|
2022年6月30日(注)2 |
A種優先株式 18,000 |
普通株式 85,887 A種優先株式 18,000 |
4,500 |
49,622 |
4,500 |
22,838 |
|
2022年6月30日(注)3 |
- |
普通株式 85,887 A種優先株式 18,000 |
△46,884 |
2,737 |
△22,154 |
684 |
|
2022年7月1日~ 2023年3月31日 (注)1 |
普通株式 3,849 |
普通株式 89,737 A種優先株式 18,000 |
1,091 |
3,829 |
272 |
957 |
|
2023年4月1日~ 2024年3月31日 (注)1 |
普通株式 13,361 |
普通株式 103,098 A種優先株式 18,000 |
5,016 |
8,846 |
1,254 |
2,211 |
|
2024年7月10日 (注)4 |
A種優先株式 △18,000 |
普通株式 103,098 |
- |
8,846 |
- |
2,211 |
(注)1.新株予約権の行使による増加であります。
2.有償第三者割当
発行価格 500円
資本組入額 250円
割当先 SMBCCP投資事業有限責任組合1号
3.会社法第447条第1項及び第448条第1項の規定に基づき資本金及び資本準備金を減少し、その他資本剰余金へ振替えたものであります。
4.A種優先株式のすべてについて取得及び消却したことによる減少であります。
|
|
|
|
|
|
|
|
2025年3月31日現在 |
||
|
区分 |
株式の状況(1単元の株式数 |
単元未満株式 の状況(株) |
|||||||
|
政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人 その他 |
計 |
|||
|
個人以外 |
個人 |
||||||||
|
株主数 (人) |
|
|
|
|
|
|
|
|
- |
|
所有株式数 (単元) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
所有株式数 の割合(%) |
|
|
|
|
|
|
|
100.00 |
- |
(注)1.自己株式2,210,718株は、「個人その他」に22,107単元、「単元未満株式の状況」に18株含まれております。なお、自己株式2,210,718株は株主名簿記載上の株式数であり、2025年3月31日現在の実質的な所有株式数は2,210,318株であります。
2.「その他の法人」の欄には、証券保管振替機構名義の株式が8単元含まれております。
|
|
|
2025年3月31日現在 |
|
|
氏名又は名称 |
住所 |
所有株式数 (千株) |
発行済株式(自己株式を除く。)の総数に対する所有株式数の割合(%) |
|
|
東京都港区赤坂一丁目8番1号 赤坂インターシティAIR |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
三井物産株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区大手町一丁目2番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
大樹生命保険株式会社 (常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) |
東京都千代田区大手町二丁目1番1号 (東京都中央区晴海一丁目8番12号) |
|
|
|
|
|
|
|
|
STATE STREET BANK WEST CLIENT - TREATY 505234 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) |
1776 HERITAGE DRIVE, NORTH QUINCY, MA 02171,U.S.A. (東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟) |
|
|
|
計 |
- |
|
|
(注)1.2025年3月21日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、野村證券株式会社及びその共同保有者3社が2025年3月14日現在で次のとおり株式を保有している旨の記載がされているものの、上記大株主の状況に記載の野村證券株式会社の所有株式数を除き、当社として2025年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
|
野村證券株式会社 |
東京都中央区日本橋一丁目13番1号 |
1,317 |
1.28 |
|
NOMURA SINGAPORE LIMITED |
10 Marina Boulevard #36-01 Marina Bay Financial Centre Tower 2 Singapore 018983 |
349 |
0.34 |
|
ノムラ インターナショナル ピーエルシー(NOMURA INTERNATIONAL PLC) |
1 Angel Lane, London EC4R 3AB, United Kingdom |
65 |
0.06 |
|
野村アセットマネジメント株式会社 |
東京都江東区豊洲二丁目2番1号 |
4,849 |
4.70 |
|
計 |
- |
6,581 |
6.38 |
2.2025年4月3日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社及びその共同保有者4社が2025年3月31日現在で次のとおり株式を保有している旨の記載がされているものの、当社として2025年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
|
JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社 |
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング |
6,342 |
6.15 |
|
JPモルガン・アセット・マネジメント(アジア・パシフィック)リミテッド(JPMorgan Asset Management (Asia Pacific) Limited) |
香港、セントラル、コーノート・ロード8、チャーター・ハウス |
190 |
0.18 |
|
JPモルガン証券株式会社 |
東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビルディング |
558 |
0.54 |
|
ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・ピーエルシー(J.P.Morgan Securities plc) |
英国、ロンドン E14 5JP カナリー・ウォーフ、バンク・ストリート25 |
255 |
0.25 |
|
ジェー・ピー・モルガン・セキュリティーズ・エル エルシー(J.P.Morgan Securities LLC) |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10179 ニューヨーク市 マディソン・アベニュー383番地 |
991 |
0.96 |
|
計 |
- |
8,338 |
8.09 |
3.2025年4月4日付で公衆の縦覧に供されている大量保有報告書(変更報告書)において、三井住友信託銀行株式会社及びその共同保有者2社が2025年3月31日現在で次のとおり株式を保有している旨の記載がされているものの、当社として2025年3月31日現在における実質所有株式数の確認ができませんので、上記大株主の状況には含めておりません。
|
氏名又は名称 |
住所 |
保有株券等の数 (千株) |
株券等保有割合 (%) |
|
三井住友信託銀行株式会社 |
東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 |
1,034 |
1.00 |
|
三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区芝公園一丁目1番1号 |
2,669 |
2.59 |
|
日興アセットマネジメント株式会社 |
東京都港区赤坂九丁目7番1号 |
1,903 |
1.85 |
|
計 |
- |
5,608 |
5.44 |
|
|
|
|
2025年3月31日現在 |
|
区分 |
株式数(株) |
議決権の数(個) |
内容 |
|
無議決権株式 |
|
- |
|
|
議決権制限株式(自己株式等) |
|
- |
|
|
議決権制限株式(その他) |
|
|
|
|
完全議決権株式(自己株式等) |
普通株式 |
- |
|
|
完全議決権株式(その他) |
普通株式 |
|
|
|
単元未満株式 |
普通株式 |
- |
|
|
発行済株式総数 |
|
- |
- |
|
総株主の議決権 |
- |
|
- |
(注)1.「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が800株(議決権8個)
含まれております。
2.「単元未満株式」欄の普通株式には、当社所有の自己株式が18株含まれております。
|
|
|
|
|
2025年3月31日現在 |
|
|
所有者の氏名又は名称 |
所有者の住所 |
自己名義 所有株式数 (株) |
他人名義 所有株式数 (株) |
所有株式数 の合計 (株) |
発行済株式総数に 対する所有株式数 の割合(%) |
|
|
東京都中央区築地五丁目 6番4号 |
|
|
|
|
|
計 |
- |
|
|
|
|
(注)株主名簿上は当社名義となっておりますが実質的に所有していない株式が、400株あります。なお、当該株式数は、上記「発行済株式」の「完全議決権株式(自己株式等)」欄の普通株式に含まれております。
【株式の種類等】 会社法第155条第1号に該当するA種優先株式の取得及び会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得
該当事項はありません。
会社法第155条第1号に該当するA種優先株式の取得
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(千円) |
|
取締役会(2024年6月25日)での決議状況 (取得日 2024年7月10日) |
18,000,000 |
9,194,256 |
|
当事業年度前における取得自己株式 |
- |
- |
|
当事業年度における取得自己株式 |
18,000,000 |
9,194,256 |
|
残存決議株式の総数及び価額の総額 |
- |
- |
|
当事業年度の末日現在の未行使割合(%) |
- |
- |
|
当期間における取得自己株式 |
- |
- |
|
提出日現在の未行使割合(%) |
- |
- |
会社法第155条第7号に該当する普通株式の取得(単元未満株式の買取請求)
|
区分 |
株式数(株) |
価額の総額(千円) |
|
当事業年度における取得自己株式 |
2,281 |
3,399 |
|
当期間における取得自己株式 |
376 |
714 |
(注)「当期間における取得自己株式」には、2025年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取りによる株式は含まれておりません。
|
区分 |
当事業年度 |
当期間 |
||
|
株式数(株) |
処分価額の総額 (千円) |
株式数(株) |
処分価額の総額 (千円) |
|
|
引き受ける者の募集を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
消却の処分を行った取得自己株式 |
A種優先株式 18,000,000 |
9,194,256 |
- |
- |
|
合併、株式交換、株式交付、会社分割に係る移転を行った取得自己株式 |
- |
- |
- |
- |
|
その他(注)1. |
普通株式 17,800 |
36,979 |
普通株式 6,600 |
13,707 |
|
保有自己株式数 |
普通株式 2,210,318 |
- |
普通株式 2,204,094 |
- |
(注)1.「当事業年度」のその他の内訳は、新株予約権の権利行使(株式数17,800株、処分価額の総額36,979,016円)であります。また、「当期間」のその他の内訳は、新株予約権の権利行使(株式数6,600株、処分価額の総額13,707,892円)であります。
2.「当期間」には、2025年6月1日からこの有価証券報告書提出日までの取引は含まれておりません。
当社グループは、事業発展のための設備投資、研究開発投資及び財務基盤を強化するための株主資本の充実を総合的に判断しながら、株主の皆様への利益還元を充実させていくことを利益配分の基本方針としております。
この方針の下、当期の期末配当につきましては、前期末より15円増配の1株当たり20円とさせていただく予定です。
次期の配当につきましては、経済情勢の先行きが不透明な中利益配分の機会を充実させること、また株主の皆様に安心して長期保有していただけるよう株価の動きを安定させることを意図して中間配当を再開し、1株当たり年間30円(中間15円、期末15円)に増配させていただく予定です。
当社は、剰余金の配当につきまして中間配当を行うことができる旨を定款で定めており、配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
今後も段階的な増配の継続に向けて成長戦略の遂行に注力し、企業価値を向上させ、株主・投資家の皆様の期待に応えてまいります。
当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。
|
決議年月日 |
株式の種類 |
配当金の総額 (百万円) |
1株当たり配当額 (円) |
|
|
普通株式 |
|
|
|
|
① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方
当社は、持続可能社会への急速な移行や環境変化を踏まえた、グループの企業理念・ビジョン・経営姿勢・行動規準を策定しております。
これに基づき、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行うための仕組みを構築し、継続的なコーポレート・ガバナンスの充実化に取り組みます。
<企業理念>
エンジニアリングとサービスを通じて、人に信頼され、社会に貢献する
<ビジョン>
2030年までに、マリンの領域を軸に、脱炭素社会の実現と、人口縮小社会の課題解決を目指す
<経営姿勢>
新しい価値の創造を顧客と共に実現 ▶ 事業推進(顧客・取引先への約束)
-潜在ニーズのマーケティングと周辺技術のイノベーションで事業を推進していく。
健全な財務体質と堅実な利益を追求 ▶ 財務企画(株主・金融機関への約束)
-限界利益/固定費の適時評価を軸に、事業や子会社を堅実に管理運営していく。
サステナビリティの課題解決を推進 ▶ 人事総務(従業員・社会への約束)
-従業員の健康と安全に配慮し、気候変動/人口縮小/多様性の社会課題に取り組んでいく。
<行動規準>
シンプル、ユニーク、プラクティカルな製品やサービスに挑戦
-常に顧客目線で3つの価値が重なる製品やサービスを考え、堅実な事業へと育み、社会に貢献する。
なお、コーポレート・ガバナンスの充実化に際しては、以下の原則に従うこととします。
(1)株主の実質的な権利・平等性を確保します
(2)株主をはじめとするステークホルダーと適切に協働します
(3)適切かつ主体的な会社情報の開示と透明性を確保します
(4)取締役会及び監査等委員会の役割・責務を明確にします
(5)持続的成長・中長期的な企業価値の向上に資するため株主との対話を行います
② 企業統治の体制
イ.企業統治の体制の概要
当社は、今後の成長戦略推進及び経営効率化による三井E&Sグループの企業価値の持続的向上を図るために、以下を目的として2023年6月28日開催の第120回定時株主総会における定款変更決議を経て、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行いたしました。
(1)組織集約・再編に沿ったコンパクトな経営体制への移行を図る。
(2)事業戦略及びリスクのある案件に関し、より深い議論を行う環境を整える。
また、取締役会の重要な意思決定・監督機能の強化及び業務執行の効率化を図るために執行役員制度を導入しており、取締役会にて選任された執行役員へ業務執行に関する権限を委譲し、最高経営責任者(CEO)及び財務統括責任者(CFO)の統括の下、コーポレート部門担当取締役及び事業部門担当取締役の指示に基づき、執行役員は担当業務を遂行しております。
有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在、主要な会議体の体制は以下のa.~c.のとおりです。
a.取締役会
当社の取締役会は取締役(監査等委員である取締役を除く。)4名(うち社外取締役1名)及び監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)の計8名で構成されております。
原則として毎月1回の定例取締役会、必要に応じて臨時取締役会が開催され、経営上の最高意思決定機関として、法令及び定款に定められた事項を含む、取締役会規程に定められた重要な施策に関する事項を決議し、業務執行状況を監督しております。
b.監査等委員会
監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち常勤監査等委員である取締役1名)で構成されております。
原則として毎月1回定例に、必要に応じて臨時に開催し、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の職務執行の状況や会計監査人による監査の情報を共有し、当社グループのコーポレート・ガバナンスや内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査品質の評価などを協議し、各取締役が法令及び定款に定められた職務を適切に遂行しているか、企業価値の向上に向けて各組織が有機的に機能しているか等を議論します。
c.任意設置委員会及びその他会議体
当社役員の人事及び報酬に関する検討については、独立社外取締役を構成員に含む任意の指名委員会及び報酬委員会を設けており、経営陣幹部・取締役の指名(後継者計画を含む)・報酬などに係る取締役会の機能の独立性・客観性及び説明責任を強化しております。
その他、当社では、取締役会により決定された基本方針に基づく業務執行のための経営会議体として、経営会議を設けております。
1)指名委員会
取締役会が任命する独立社外取締役3名、社長及び社内取締役1名の計5名で構成し、独立社外取締役を委員長とし、必要に応じて開催しております。
2)報酬委員会
取締役会が任命する独立社外取締役3名及び社長の計4名で構成し、独立社外取締役を委員長とし、必要に応じて開催しております。
3)経営会議
社長、社内取締役、執行役員及び社長が指名した者で構成されております。原則として毎月2回定例に、必要に応じて臨時に開催し、グループ全体の経営に関する基本方針、経営戦略、執行計画、その方向性に基づく個別の業務執行や当社又はグループに関する重要事項について、審議・報告を行うこととしております。
有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在の各機関の構成員については、下表のとおりです。
|
役職 |
氏名 |
|
|
|
任意の委員会 |
備 考 |
|
|
取締役会 |
監査等委員会 |
経営会議 |
指名 |
報酬 |
|||
|
代表取締役社長 |
高橋 岳之 |
◎ |
|
◎ |
○ |
○ |
|
|
代表取締役副社長 |
松村 竹実 |
○ |
|
○ |
○ |
|
|
|
取締役 |
田中 一郎 |
○ |
|
○ |
|
|
|
|
取締役※ |
ウォン ライヨン |
○ |
|
|
|
|
|
|
取締役 |
塩見 裕一 |
○ |
◎ |
△ |
|
|
常勤監査等委員 |
|
取締役※ |
田中 浩一 |
○ |
○ |
|
○ |
◎ |
監査等委員 |
|
取締役※ |
川崎 弘一 |
○ |
○ |
|
◎ |
○ |
監査等委員 |
|
取締役※ |
三輪 美恵 |
○ |
○ |
|
○ |
○ |
監査等委員 |
|
執行役員 |
村田 教行 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
渡邊 耕一 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
林 和雄 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
川﨑 雅晴 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
千本 りつ子 |
△ |
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
藤原 雅貴 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
赤枝 昭彦 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
大塚 圭二 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
咲本 裕介 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
飯塚 岳史 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
山下 輝之 |
|
|
○ |
|
|
|
※社外取締役
凡例: ◎・・・議長・委員長、○・・・構成員、△・・・構成員以外の出席者
(注)上記の他、事務局・オブザーバーとして子会社社長及び部門長が参加することがあります。
当社は、2025年6月26日開催予定の第122回定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件」及び「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名及び監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)の計7名となります。2025年6月26日以降の各機関の構成員については、下表のとおりとなる予定です。
また、報酬委員会については、指名委員会における審議事項との相関性を踏まえ、独立社外取締役3名及び社内取締役2名の計5名で構成し、独立社外取締役を委員長とする予定です。
|
役職 |
氏名 |
|
|
|
任意の委員会 |
備 考 |
|
|
取締役会 |
監査等委員会 |
経営会議 |
指名 |
報酬 |
|||
|
代表取締役社長 |
高橋 岳之 |
◎ |
|
◎ |
○ |
○ |
|
|
代表取締役副社長 |
松村 竹実 |
○ |
|
○ |
○ |
○ |
|
|
取締役 |
田中 一郎 |
○ |
|
○ |
|
|
|
|
取締役 |
塩見 裕一 |
○ |
◎ |
△ |
|
|
常勤監査等委員 |
|
取締役※ |
川崎 弘一 |
○ |
○ |
|
◎ |
○ |
監査等委員 |
|
取締役※ |
三輪 美恵 |
○ |
○ |
|
○ |
○ |
監査等委員 |
|
取締役※ |
ウォン ライヨン |
○ |
〇 |
|
○ |
◎ |
監査等委員 |
|
執行役員 |
村田 教行 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
渡邊 耕一 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
林 和雄 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
川﨑 雅晴 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
千本 りつ子 |
△ |
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
藤原 雅貴 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
赤枝 昭彦 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
大塚 圭二 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
咲本 裕介 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
飯塚 岳史 |
|
|
○ |
|
|
|
|
執行役員 |
山下 輝之 |
|
|
○ |
|
|
|
※社外取締役
凡例: ◎・・・議長・委員長、○・・・構成員、△・・・構成員以外の出席者
(注)上記の他、事務局・オブザーバーとして子会社社長及び部門長が参加することがあります。
ロ.企業統治の体制を採用する理由
当社は、監査等委員会による監査機能の実効性を高めるとともに、経験豊富な社外取締役が経営者の視点で取締役の職務執行を監視する統治体制が当社の企業理念に基づく当社グループの企業価値の持続的向上に寄与すると判断し、現在のコーポレート・ガバナンス体制を採用しております。
ハ.コーポレート・ガバナンスと内部統制の仕組み
ニ.主要な会議体の活動状況
2024年4月1日から2025年3月31日までの当事業年度における主要な会議体の活動状況は以下 a.~ b.のとおりです。
a.取締役会の活動状況
当事業年度において開催された取締役会は18回であり、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。
|
氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
高橋 岳之 |
18回 |
18回(出席率100%) |
|
松村 竹実 |
18回 |
18回(出席率100%) |
|
田中 一郎 |
18回 |
18回(出席率100%) |
|
永田 晴之 ※1 |
5回 |
5回(出席率100%) |
|
ウォン ライヨン ※2 |
13回 |
13回(出席率100%) |
|
塩見 裕一 |
18回 |
18回(出席率100%) |
|
田中 浩一 |
18回 |
17回(出席率94%) |
|
川崎 弘一 |
18回 |
18回(出席率100%) |
|
三輪 美恵 ※3 |
13回 |
13回(出席率100%) |
※1:2024年6月26日開催の第121回定時株主総会の終結の時をもって取締役を退任しております。
※2:2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において取締役に選任されております。
※3:2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において取締役監査等委員に選任されております。
[当事業年度の開催実績]
定例:12回、臨時:6回
当事業年度の取締役会における具体的な審議事項は、以下のとおりです。
a)当社グループの中期経営計画(三井E&S Rolling Vision 2024)
b)四半期毎の各事業方針
c)取締役会の実効性の分析・評価及び対応
d)決算及び財務諸表等
e)その他取締役会規程に基づく決議事項
b.任意設置委員会の活動状況
任意に設置している委員会の活動状況は、以下のとおりです。
1)指名委員会
取締役の選任・解職基準及び選任・解職案の討議・答申及び、監査等委員候補者が監査等委員会の定める要件に合致しているかの確認を行いました。
当事業年度において開催された指名委員会は1回であり、個々の委員の出席状況については次のとおりであります。
|
|
氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
委員長 |
川崎 弘一 |
1回 |
1回(出席率100%) |
|
|
田中 浩一 |
1回 |
1回(出席率100%) |
|
|
三輪 美恵 |
1回 |
1回(出席率100%) |
|
|
高橋 岳之 |
1回 |
1回(出席率100%) |
|
|
松村 竹実 |
1回 |
1回(出席率100%) |
2)報酬委員会
取締役の報酬決定に関する方針や報酬制度に関する提言・助言・承認、討議・答申を行いました。
当事業年度において開催された報酬委員会は3回であり、個々の委員の出席状況については次のとおりであります。
|
|
氏名 |
開催回数 |
出席回数 |
|
委員長 |
田中 浩一 |
3回 |
3回(出席率100%) |
|
|
川崎 弘一 |
3回 |
3回(出席率100%) |
|
|
三輪 美恵 ※ |
1回 |
1回(出席率100%) |
|
|
高橋 岳之 |
3回 |
3回(出席率100%) |
※委員 三輪 美恵氏は2024年6月26日付で委員に就任しております。
③ 企業統治に関するその他の事項
イ.内部統制システムの整備の状況
当社は法令に基づき、取締役会において「内部統制システム構築の基本方針」を決議し、業務の適正を確保するための体制を整備しております。「内部統制システム構築の基本方針」の概要は以下のとおりです。
a.取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
b. 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
c. 損失の危険の管理に関する規程その他の体制
d. 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
e. 使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
f. 当社及びその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
g. 監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項
h. 前号の使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項及び監査等委員会の前号の使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項
i. 監査等委員会への報告に関する体制
1)取締役(監査等委員である取締役を除く。)及び使用人が監査等委員会に報告をするための体制
2)子会社の取締役、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が当社の監査等委員会に報告をするための体制
j. 前号の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制
k. 監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項
l. その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制
ロ.コンプライアンス体制の整備の状況
当社は、法令遵守に留意した事業運営を進めており、コンプライアンス体制は継続的に見直し、強化を図っております。具体的には、当社及び国内子会社から成る企業集団の役員・従業員全員に「企業行動規準」(2025年4月1日「コンプライアンス・ポリシー」に改称)を配布するとともに、日常の業務遂行の参考に供するためガイドブックや事例集を常時閲覧できる体制を整えております。また、海外子会社には「企業行動規準」の英語版(日本語版と同様「Compliance Policy」に改称)を配布し、地域の状況にあわせて適時、子会社社長にコンプライアンス体制及び実施状況の確認を行っております。さらに、コンプライアンス施策の周知徹底と調査報告のための機関として、当社取締役の中より選任されたチーフコンプライアンスオフィサーを委員長とする「グループコンプライアンス委員会」を設置しております。なお、同委員会では独占禁止法の遵守についても監視、啓発活動を推進しております。また、問題の早期発見のため「相談・通報(ヘルプライン)窓口」を設け、当社及び子会社並びにその取引先の全役職員などから相談や通報を直接受ける体制を整えております。
ハ.リスク管理体制の整備の状況
当社は、経営諸活動全般に係る種々のリスクを体系的に把握、評価し、適正なリスク負担限度枠の範囲での業務運営を図るトータルリスクマネジメントを実践しており、経営企画部担当役員を委員長とする内部統制委員会の下にグループ横断的な取り組みを推進しております。
事業運営上のリスクについては、社内規程に基づき当社関係部署によるリスクチェックを行っております。当社決裁基準に応じて、当社事業部や主要な子会社においては各事業部や各社で自主リスクチェックを行っております。
また、情報セキュリティ上のリスクについては、情報セキュリティ統括責任者(CISO:Chief Information Security Officer)の指示のもと経営企画部IT統制室を中心に、セキュリティポリシーの策定、外部機関連携による各種情報の入手、ネットワークやIT機器の監視、外部からの攻撃に対する網羅的かつ多層的な対策、及び教育や訓練等の具体的施策を推進しております。
なお、不測の事態が発生した場合には、代表取締役又は対象事案の担当取締役を委員長とする「特別危機管理委員会」で迅速な対応を行います。
ニ.子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況
当社は、直下の子会社各社へ取締役あるいは監査役等を派遣し監督を行うことに加え、社内規程に基づく当社による決裁制度及び当社への報告制度を通じて子会社に対する管理、監督を行っております。
また、子会社に関する当社の経営に重要な影響を及ぼすリスクは、「トータルリスクマネジメント」に包含し、企業集団内でリスクが顕在化しないようリスクの一層の低減を図るよう努めております。
ホ.取締役の定数
当社は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)は10名以内とし、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款で定めております。
ヘ.責任限定契約の内容の概要
社外取締役は、各々当社と会社法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、金10百万円と法令に定める最低責任限度額とのいずれか高い額となります。
保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員賠償責任保険契約を締結しており、被保険者が負担することになる、その職務の執行に関し責任を置くこと又は当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により補填することとしております。
ト.取締役の選任の決議要件
当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めております。また、取締役の選任については、累積投票によらないものとする旨を定款で定めております。
チ.中間配当
当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって中間配当を実施することができる旨を定款で定めております。
リ.自己の株式の取得
当社は、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨を定款で定めております。
ヌ.株主総会の特別決議要件
当社は、株主総会の円滑な運営を行うため、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款で定めております。
ル.種類株式の発行
当社は、現在種類株式発行会社であり、株式ごとに異なる数の単元株式数を定めております。普通株式の単元株式数は100株としており、A種優先株式の単元株式数は1株としております。また、普通株式は、株主としての権利内容に制限のない株式でありますが、A種優先株式の株主は法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会において議決権を有しておりません。これは、A種優先株式を配当金や残余財産の分配について優先権を持つ代わりに議決権がない内容としたものであります。なお、2025年6月26日開催予定の第122回定時株主総会の議案としてA種優先株式の規定の削除を含む当社定款の変更を提案しております。
① 役員一覧
イ.有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在の当社の役員の状況は、以下のとおりであります。
男性
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
代表取締役 社長 CEO、CCO、全般統括、 監査室、調達部及び 成長事業推進事業部担当 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
代表取締役 副社長 CFO、CIO、社長補佐、 コーポレート部門担当 |
|
|
|
|
|
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
||||||||||||||||||||||
|
取締役 社長補佐、 舶用推進システム事業部及び 物流システム事業部担当 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||
|
取締役 (注)8 |
ウォン ライヨン |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||
|
取締役 (常勤監査等委員) |
|
|
|
|
|
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
|
|
|
|
|
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (百株) |
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
計 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
12.当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠の監査等委員である取締役を2名選任しております。
補欠の監査等委員である取締役の略歴は次のとおりであり、田口昭一氏は塩見裕一氏の補欠としての取締役候補者、竹之内明氏は田中浩一氏及び川崎弘一氏の補欠としての社外取締役候補者であります。両氏が取締役として就任した場合、その任期は前任者の残存期間とします。
|
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
所有株式数 |
|
|
田口 昭一 |
1958年4月9日生 |
1985年4月 |
当社入社 |
135 |
|
2013年6月 |
機械・システム事業本部機械工場長 |
|||
|
2014年4月 |
理事 |
|||
|
2015年4月 |
執行役員 |
|||
|
2016年4月 |
常務執行役員、玉野事業所長、社長特命事項(製造部門総括) |
|||
|
2017年10月 |
玉野事業所総務部長 |
|||
|
2018年3月 |
株式会社三井E&Sビジネスサービス代表取締役社長 |
|||
|
2018年12月 |
当社人事総務部玉野総合事務所長 |
|||
|
2019年6月 |
取締役、CISO、CCO、経営企画部、技術統括部、人事総務部及び法務部担当 |
|||
|
2020年3月 |
三井海洋開発株式会社取締役 |
|||
|
2020年4月 |
株式会社三井E&Sビジネスサービス代表取締役社長 |
|||
|
2021年6月 |
当社常勤監査役 |
|||
|
2023年6月 |
顧問 |
|||
|
竹之内 明 |
1947年5月26日生 |
1979年4月 |
東京弁護士会弁護士登録、辻誠法律事務所入所(現任) |
- |
|
2002年6月 |
アルプス電気株式会社社外監査役 アルプス物流株式会社社外監査役 |
|||
|
2011年4月 |
東京弁護士会会長 日本弁護士連合会副会長 |
|||
|
2014年6月 |
株式会社アマダ社外監査役 |
|||
|
2015年6月 |
公益財団法人吉田育英会監事 |
|||
ロ.2025年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件」、「監査等委員である取締役3名選任の件」及び「補欠の監査等委員である取締役2名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、当社の役員の状況及びその任期は、以下のとおりとなる予定であります。
なお、役員の役職等については、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会の決議事項の内容(役職等)を含めて記載しております。
男性
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(百株) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
代表取締役 社長 CEO、CCO、全般統括、 監査室、調達部及び 成長事業推進事業部担当 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
代表取締役 副社長 CFO、CIO、社長補佐、 コーポレート部門担当 |
|
|
|
|
|
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(百株) |
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 社長補佐、 舶用推進システム事業部及び 物流システム事業部担当 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (常勤監査等委員) |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
|
|
|
|
|
|
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数(百株) |
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
取締役 (監査等委員) (注)8 |
ウォン ライヨン |
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
計 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||
12.当社は、法令に定める監査等委員である取締役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠の監査等委員である取締役を2名選任しております。
補欠の監査等委員である取締役の略歴は次のとおりであり、田口昭一氏は社外取締役以外の監査等委員である取締役の補欠としての候補者、三原秀哲氏は監査等委員である社外取締役の補欠としての候補者であります。両氏が取締役として就任した場合、その任期は前任者の残存期間とします。
|
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
所有株式数 |
|
|
田口 昭一 |
1958年4月9日生 |
1985年4月 |
当社入社 |
135 |
|
2013年6月 |
機械・システム事業本部機械工場長 |
|||
|
2014年4月 |
理事 |
|||
|
2015年4月 |
執行役員 |
|||
|
2016年4月 |
常務執行役員、玉野事業所長、社長特命事項(製造部門総括) |
|||
|
2017年10月 |
玉野事業所総務部長 |
|||
|
2018年3月 |
株式会社三井E&Sビジネスサービス代表取締役社長 |
|||
|
2018年12月 |
当社人事総務部玉野総合事務所長 |
|||
|
2019年6月 |
取締役、CISO、CCO、経営企画部、技術統括部、人事総務部及び法務部担当 |
|||
|
2020年3月 |
三井海洋開発株式会社取締役 |
|||
|
2020年4月 |
株式会社三井E&Sビジネスサービス代表取締役社長 |
|||
|
2021年6月 |
当社常勤監査役 |
|||
|
2023年6月 |
顧問 |
|||
|
三原 秀哲 |
1958年7月8日生 |
1986年4月 |
第一東京弁護士会弁護士登録、外立法律事務所入所 |
- |
|
1987年10月 |
ブレークモア法律事務所入所 |
|||
|
1993年1月 |
常松・簗瀬・関根法律事務所パートナー弁護士 |
|||
|
2000年1月 |
長島・大野・常松法律事務所パートナー弁護士 |
|||
|
2018年6月 |
株式会社タチエス社外取締役(現任) |
|||
|
2020年9月 |
東京大学博士号(法学)取得 |
|||
|
2021年4月 |
第一東京弁護士会会長 日本弁護士連合会副会長 |
|||
|
2024年7月 |
東京国際法律事務所シニアカウンセル弁護士(現任) |
|||
|
2025年2月 |
株式会社良知経営社外取締役(現任) |
|||
② 社外役員の状況
当社は、有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在、当社の事業運営上では深く得られない専門的、且つ、客観的知識、経験を有し、その豊富な経験や幅広い見識に基づき当社経営に対する監督や助言をいただくため、取締役8名のうち4名(うち、監査等委員である取締役は3名)を社外から選任しております。これら社外取締役のうち、田中浩一氏及び三輪美恵氏は、当社株式を保有しております。このほか、各社外取締役本人と当社グループとの間には人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係は一切なく、また、兼任先や出身先である他の会社と当社グループとの間には、取引の規模や性質に照らして、一般株主と利益相反を生じるおそれはないことから、独立性を確保していると判断したため、社外取締役4名全員を東京証券取引所に独立役員として届け出ております。
なお、当社は、東京証券取引所の独立役員の独立性基準等に基づいて「社外取締役の独立性基準」を策定し独立性の判断を行っております。
ウォン ライヨン氏と当社グループとの間には特筆すべき関係はありません。
田中浩一氏は、2015年6月まで三井物産株式会社の業務執行者でありました。同社は当社の株式の一部を保有しておりますが、同社による当社株式保有比率は他社と比して突出しておりません。
川崎弘一氏は、2021年6月まで日本ブチル株式会社の業務執行者でありました。同社と当社グループとの間には、部品販売等に関する取引関係が存在しておりますが、当事業年度において同社の当社グループに対する売上はなく、また当社グループの同社に対する売上が当社の年間連結総売上高に占める割合は0.1%未満であります。
三輪美恵氏は2022年6月まで東日本旅客鉄道株式会社の業務執行者でありました。同社と当社グループとの間には、レーダー探査の受託等に関する取引関係が存在しておりますが、当事業年度において同社の当社グループに対する売上はなく、また、当社グループの同社に対する売上が当社の年間連結総売上高に占める割合は0.1%未満であります。
なお、2025年6月26日開催予定の第122回定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)3名選任の件」及び「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、取締役7名のうち社外取締役は3名(監査等委員である取締役3名)となる予定であります。
③ 社外取締役(監査等委員である取締役を含む)による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役(監査等委員である取締役を含む)は、取締役会に出席し、業務監査の状況、内部統制監査の状況及び会計監査の状況について、内部監査部門、内部統制部門、財務部門及び経理部門の各担当取締役より報告を受けております。また、社外取締役(監査等委員である取締役を含む)間で定期的に情報交換を行っております。
監査等委員である社外取締役は、監査等委員会に出席し、常勤監査等委員から業務監査の状況、重要会議の内容等について報告を受ける等、常勤監査等委員との意思疎通を図って連携しております。また、会計監査人からは監査計画及びその実施状況と結果の説明を受け、その他にも情報共有のための会合を持ち、監査上の重要論点や重要な発見事項等について意見交換を行っております。
① 監査等委員会監査の状況
当社の監査等委員会は、2023年6月28日開催の第120回定時株主総会において監査等委員である取締役3名(うち社外取締役2名)が選任され、さらに2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において監査等委員である取締役1名(社外取締役)が選任され、有価証券報告書提出日(2025年6月25日)現在、経営、財務、会計、監査、技術及びマーケティングに関する相当程度の知見を有する監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)により構成されております。
なお、2025年6月26日開催予定の第122回定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役3名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、監査等委員会は監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)により構成されることとなります。
当社は、監査等委員会及び監査等委員の職務を補助する部署として監査等委員会室を設置し、監査等委員会及び監査等委員の職務を補助するために適切な専任の使用人を配置しております。
また、監査等委員会及び監査等委員の職務を補助する使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性を確保するため、当該使用人を監査等委員会及び監査等委員の指揮命令下に置くものとしております。
さらに、「監査等委員会監査等基準」を定め、監査等委員会及び監査等委員の職務を補助する使用人の任命・人事考課・人事異動・懲戒処分等については、あらかじめ監査等委員会及び監査等委員に意見を求め、これを尊重することにしております。
1.監査等委員会監査の組織、人員及び手続
監査等委員は、取締役会及び経営会議等の重要な会議に出席し、必要に応じて意見を述べるとともに、取締役(監査等委員である取締役を除く。)が監査等委員会に報告すべき事項を定めた規程による適時、適切な情報収集に加え、代表取締役、取締役及び社外取締役との定期的な面談等を通じて、取締役の職務執行を監視・監督しております。また、会計監査人からは期初に監査計画の説明を受け、期中・期末に監査結果の報告を受ける等により当社グループが抱える重要なリスクについて認識を共有するとともに、定期的に会合を持ち、意見交換を行っております。
常勤監査等委員は、社内各部門及び子会社からなる企業集団に対する業務執行状況の監査及び調査、内部統制部門及び内部監査部門との定期的な会合によって内部統制システムの構築・運用状況の適確な把握及び情報共有を図っております。また、監査等委員は、監査等委員会等において常勤監査等委員からの報告を受けて、各委員が持つ専門的な知識・経験から監査活動を実施しております。
2.監査等委員及び監査等委員会の活動状況
当事業年度においては、監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。
|
役職名 |
氏名 |
出席状況 |
|
常勤監査等委員 |
塩見 裕一 |
14回/14回(出席率100%) |
|
監査等委員(社外) |
田中 浩一 |
14回/14回(出席率100%) |
|
監査等委員(社外) |
川崎 弘一 |
14回/14回(出席率100%) |
|
監査等委員(社外) |
三輪 美恵 |
10回/10回(出席率100%) |
(注)監査等委員三輪美恵氏は2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において選任されており、上記は当該株主総会後に開催された監査等委員会について記載しております。
監査等委員会においては、常勤監査等委員等の選定、監査計画の策定、監査報告の作成、定時株主総会提出議案等の適正性監査、その他監査等委員の職務の執行に関する事項について審議しております。また、会計監査人の選解任又は不再任に関する事項や会計監査人の報酬に対する同意等、監査等委員会の決議による事項について審議しております。
当事業年度の監査等委員会での決議、報告、審議・協議の1回あたりの所要時間は約1時間であり、決議事項は6件、報告事項は12件、審議・協議事項は3件でした。
主な内容は次のとおりであります。
(決議事項):会計監査人の再任の決定、監査等委員会の監査報告書、常勤監査等委員等の選定、年間監査計画、会計監査人の監査報酬に対する同意等
(報告事項):取締役会・経営会議等の重要案件の概要報告、監査実施概要報告、重要会議についての社外監査等委員への概要報告等
(審議・協議事項):総会議案の適正性、監査等委員の報酬、監査等委員である取締役候補者の選任同意等
② 内部監査の状況
当社は、内部監査部門として、当社及び子会社から成る企業集団全体を監査対象とする独立性及び客観性を持つ「監査室」を設置しております。監査室は内部監査士8名、情報システム監査専門内部監査士2名など監査専門資格保持者を含む専任8名を擁し、経営会議及び取締役会の承認を受けた年間業務計画に基づき、業務監査を実施しております。監査結果は経営会議及び取締役会に報告されるとともに、監査指摘事項は業務執行命令により是正されます。その後フォローアップ監査を行い、是正の完了を確認します。
常勤監査等委員に対して、隔月で年次業務監査等の内部監査結果など監査業務の執行状況を説明するとともに、適宜社内外の諸情報などを提供し意見交換を行います。これらの活動を通して監査等委員会から得た意見は、監査室の業務監査テーマ選定等の参考とし、監査内容の充実を図ります。
また、監査室は、監査等委員会が会計監査人から監査計画の説明を受ける会議及び四半期毎にレビュー結果もしくは監査結果について報告を受ける会議に同席し、監査等委員会と監査室とで情報の共有化を図ります。
監査室は代表取締役社長又は監査等委員会の指示を受けて当社及び子会社から成る企業集団全体を監査する、いわゆる「デュアルレポートライン」となっております。
③ 会計監査の状況
a.監査法人の名称
有限責任 あずさ監査法人
b.継続監査期間
47年間
c.業務を執行した公認会計士
指定有限責任社員・業務執行社員 山田 真
指定有限責任社員・業務執行社員 大谷文隆
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他26名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社の会計監査人として必要とされる専門性、独立性及び適切性と、当社グループのグローバルな事業活動を一元的に監査する体制を有していること等を勘案し、監査等委員会の同意を得て選定しております。
なお、監査等委員会は、会計監査人が適正に監査を遂行することが困難であると認められる場合等、その必要があると判断した場合、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定します。
また、監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意により、会計監査人を解任します。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨及び解任の理由を報告します。
f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価
当社の監査等委員及び監査等委員会は、会計監査人の監査計画及びその実施状況と結果、さらには監査法人としての品質管理体制等、各種の報告を定期的に受けており、その内容については定期的に評価を行っております。その結果、当社の監査等委員及び監査等委員会は、当社会計監査人は独立監査人として適切であると評価しております。
④ 監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく 報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
|
|
|
|
|
連結子会社 |
|
|
|
|
|
非連結子会社 |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
|
|
|
|
(注)当連結会計年度において、上記以外に前連結会計年度の提出会社の監査に係る追加報酬9百万円を支払っております。
(前連結会計年度における非監査業務の内容)
該当事項はありません。
(当連結会計年度における非監査業務の内容)
該当事項はありません。
b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に属する組織に対する報酬(a.を除く)
|
区分 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
||
|
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
監査証明業務に基づく報酬(百万円) |
非監査業務に基づく報酬(百万円) |
|
|
提出会社 |
|
|
|
|
|
連結子会社 |
|
|
|
|
|
非連結子会社 |
- |
- |
- |
- |
|
計 |
|
|
|
|
(前連結会計年度における非監査業務の内容)
当社及び連結子会社における非監査業務の内容は税務に関するアドバイザリー業務等であります。
(当連結会計年度における非監査業務の内容)
当社及び連結子会社における非監査業務の内容は税務に関するアドバイザリー業務等であります。
c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
(前連結会計年度)
該当事項はありません。
(当連結会計年度)
該当事項はありません。
d.監査報酬の決定方針
当社は、当社及び国内子会社(大会社を除く)の規模・業態、監査時間数等を勘案して決定しております。
e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由
会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項及び第3項の同意をした理由は、会計監査人から提出された監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算定根拠などについて検証した結果、これらが適切であると判断したことであります。
① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項
当社は、2021年3月25日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議し、その後任意の報酬委員会を設置したこと及び監査等委員会設置会社に移行したことに伴い、順次取締役会決議により決定方針の内容を一部改正しております。
なお、取締役会は、当事業年度に係る取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや、報酬委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。
取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおりです。
1.取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。以下本項目において「対象取締役」という。)の報酬
1)基本方針
対象取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系とし、個々の対象取締役の報酬の決定に際しては、各職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、対象取締役の報酬は、固定報酬としての月例報酬及び業績連動報酬(株価連動報酬・利益連動報酬)により構成する。
2)月例報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針
対象取締役の月例報酬は、固定報酬とし、役位に応じて他社水準、当社の業績及び従業員給与の水準を考慮し、総合的に勘案して決定された基準月俸を毎月支給する。
3)業績連動報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針
業績連動報酬等は、事業年度毎の業績向上に対する意識を高めるため、以下の2種類とする。
a.株価連動報酬
株価を反映した現金報酬とし、基準月俸2ヶ月分の報酬基礎額を在任期間中毎年積み立てる。退任後1年を経過した年に支給を開始し、年1回一定の時期に在任期間と同期間支給する。支給額は、新任の対象取締役として就任した年を支給開始年に対応する在任開始年とし、支給年ごとにそれぞれ順に対応する在任年6月最終営業日の株価により支給年6月最終営業日の株価を除した値を、対応する在任年の報酬基礎額に乗じた額とする。
b.利益連動報酬
業績指標(KPI)を反映した現金報酬とし、各事業年度の連結投下資本利益率(ROIC)に応じて算出された額を、毎年一定の時期に支給する。算出根拠となる連結ROICの値は、報酬委員会の答申を踏まえ取締役会に報告する。
4)金銭報酬の額、業績連動報酬等の額の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針
対象取締役の月例報酬、株価連動報酬、利益連動報酬の割合については、役位によらず一定の構成とする。月例報酬と株価連動報酬の報酬基礎額の合計に対し、利益連動報酬は、その0%から50%の間で変動する。代表取締役社長は報酬委員会の答申内容を尊重し、取締役の個人別の報酬等の内容を決定する。
2.社外取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬
その職責に鑑み、業績連動を伴わない固定報酬としての月例報酬のみとする。
3.代表取締役社長への委任
個人別の報酬額は、取締役会決議に基づき代表取締役社長がその具体的内容について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役(監査等委員である取締役を除く。)の月例報酬の額とする。取締役会は、当該権限が代表取締役社長によって適切に行使されるよう、報酬委員会の答申を経るものとし、上記の委任を受けた代表取締役社長は、当該答申の内容に従って決定しなければならない。
4.上記の他報酬等の決定に関する事項
当社の取締役の報酬決定にあたっては、任意の報酬委員会を設置している。同委員会は、独立社外取締役3名及び代表取締役社長の計4名で構成され、独立社外取締役を委員長としている。
なお、2025年6月26日以降、報酬委員会は、独立社外取締役3名及び社内取締役2名の計5名による構成とし、独立社外取締役を委員長とする予定です。
② 取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の各報酬採用の目的
a.株価連動報酬
在任中に一定額の株価連動報酬基礎額を毎年割当て、退任後に在任時からの株価の変動に連動した報酬を割当期間に対応して支給するもので、取締役の在任中、中長期的視点をもって経営基盤を構築し、業績の向上を促す中長期インセンティブとして導入しております。
b.利益連動報酬
業績評価指標は当社の経営戦略に即した基準であるROICとし、経営効率を高め、また報酬と業績の連動性を高めることを目的としております。なお、従前の計算方法による2024年度利益連動報酬の算定に適用する当事業年度のROICの実績は8.3%であり、「⑤ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数」の利益連動報酬に係る前事業年度のROICの実績は7.4%でありました。
③ 利益連動報酬の算定方式
月例報酬と、株価連動報酬基礎額の合計額からなる基礎報酬に基づいて、表1に定める業績評価指標に応じて表2の計算方法により報酬額を算出するものです。なお、表1に定めるROICの計算方法については一部改正を行い、2025年度利益連動報酬の算定から適用することとしております。また、本利益連動報酬の対象となる職務執行期間は、2025年7月1日から2026年6月30日までとなります。
利益連動報酬の基礎報酬、利益連動報酬の配分は以下のとおりです。
|
基礎報酬 |
利益連動報酬の変動幅*2 (対基礎報酬の割合) |
|
|
月例報酬 |
株価連動報酬基礎額 |
|
|
基準月俸*112ヶ月分 |
基準月俸*12ヶ月分 |
0~50% |
*1: 毎月支給される定額報酬をいいます。
*2: 変動幅の最大値を上限とし、上限を超えた分については支給されません。
表1:業績評価指標
|
職務 |
業績評価指標 |
割合 |
|
取締役 |
連結投下資本利益率(ROIC*3) |
100% |
*3: ROIC=(2026年3月期の営業利益-法人税等合計)/(2026年3月期の前当期末平均株主資本+2026年3月期の前当期末平均有利子負債)
ROICの計算方法は、2024年度利益連動報酬算定まで、ROIC=(営業利益+受取利息+配当)/(前当期末平均自己資本+前当期末平均有利子負債)としておりますが、当社の経営実態を適切に反映できるよう、2025年度利益連動報酬の算定から上記のとおり計算方法を変更しております。
表2:業績評価指標を用いた計算方法
|
業績評価指標 |
計算式 |
|
|
連結投下資本利益率(ROIC) |
ROIC 2%まで |
ROIC 1%につき基礎報酬の3.15% |
|
ROIC 2%超9%まで |
ROIC 1%につき基礎報酬の6.25% |
|
④ 監査等委員である取締役の報酬
監査等委員である取締役の報酬は、固定報酬としております。個人別の報酬額は、監査等委員でない取締役の月例報酬を参考として、監査等委員である取締役の協議により決定いたします。
なお、2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において監査等委員である取締役の報酬限度額を年額63百万円と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査等委員である取締役は4名(うち社外取締役3名)です。
⑤ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
|
役員区分 |
報酬等の総額 (百万円) |
報酬等の総額(百万円) |
対象となる 役員の員数 (人) |
||
|
固定報酬 |
利益連動報酬 |
左記のうち、 非金銭報酬等 |
|||
|
取 締 役 (監査等委員及び社外取締役を除く) |
|
|
|
|
|
|
取 締 役 (監査等委員) (社外取締役を除く) |
|
|
|
|
|
|
社外役員 |
|
|
|
|
|
|
合 計 |
216 |
167 |
49 |
- |
9 |
(注)1.上記には、2024年6月26日開催の第121回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役(監査等委員を除く。以下、本(注)内において「取締役」という。)1名(うち社外取締役1名)を含んでおります。
2.取締役の報酬等の総額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。
3.取締役の報酬限度額は、2023年6月28日開催の第120回定時株主総会において、年額320百万円(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役の員数は4名(うち社外取締役1名)です。監査等委員である取締役の報酬限度額は、2024年6月26日開催の第121回定時株主総会において、年額63百万円と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査等委員である取締役は4名(うち社外取締役3名)です。
4.在任中の取締役に対する株価連動報酬については、本有価証券報告書作成時点において支給額が判明しないため、上記の報酬等の額に含めておりません。
なお、株価連動報酬の対象として社外取締役は含まれておりません。
5.取締役会は、代表取締役社長CEO高橋岳之に対し各取締役の月例報酬の額の決定を委任しております。委任した理由は、当社全体の状況等を勘案しつつ各取締役の業績について評価を行うには代表取締役社長が適任であると判断したためであります。なお、委任された内容の決定にあたっては、事前に報酬委員会がその妥当性について確認しております。
6.上記のほか、退任された取締役2名に対して、在任時の株価連動報酬額16百万円を支給しております。
① 投資株式の区分の基準や考え方
純投資目的株式には、専ら株式価値の変動又は配当金を目的として保有する株式を、純投資目的以外の株式には、それら目的に加え、中長期的な企業価値の向上に資すると判断し保有する株式を区分しております。
② 提出会社における株式の保有状況
a.保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式
イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容
当社は、企業価値を向上させるための中長期的な視点に立ち、事業戦略上の必要性や取引関係の強化によって得られる当社グループの利益と投資額等を総合的に勘案した上で、必要と認められる株式については健全性等に留意しつつ保有していく方針です。
保有にあたっては、保有目的との整合性や、保有に伴う便益やリスクが資本コストに見合っているか等を毎年、取締役会において検証し、保有の適否を判断することとしております。なお、継続して保有する必要がないと判断した株式は売却を進めるなど、縮減を進めております。
ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額
|
|
銘柄数 (銘柄) |
貸借対照表計上額の 合計額(百万円) |
|
非上場株式 |
|
|
|
非上場株式以外の株式 |
|
|
(当事業年度において株式数が増加した銘柄)
|
|
銘柄数 (銘柄) |
株式数の増加に係る取得 価額の合計額(百万円) |
株式数の増加の理由 |
|
非上場株式 |
|
|
|
|
非上場株式以外の株式 |
|
|
|
(当事業年度において株式数が減少した銘柄)
該当事項はありません。
ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報
特定投資株式
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) |
株式数(株) |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) |
貸借対照表計上額 (百万円) |
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
舶用エンジン等の取引を行っており、事業上の関係を勘案し、同社との良好な取引関係の維持・強化を図るため従前から株式を保有しております。 ㈱名村造船所からは長期にわたり新規舶用エンジンを受注しております。定量的な保有効果については記載が困難ですが、「(5)株式の保有状況②a.イ」の記載内容に基づいて、保有継続の妥当性を確認しております。 |
|
|
|
|
みなし保有株式
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 (注)3 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) (注)1 |
株式数(株) (注)1 |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) (注)2 |
貸借対照表計上額 (百万円) (注)2 |
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
(注)4 |
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
銘柄 |
当事業年度 |
前事業年度 |
保有目的、業務提携等の概要、 定量的な保有効果 及び株式数が増加した理由 (注)3 |
当社の株式の 保有の有無 |
|
株式数(株) (注)1 |
株式数(株) (注)1 |
|||
|
貸借対照表計上額 (百万円) (注)2 |
貸借対照表計上額 (百万円) (注)2 |
|||
|
(注)5 |
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2.みなし保有株式は、退職給付信託に設定しているものであり、貸借対照表には計上しておりません。
なお、貸借対照表計上額には、事業年度末日における時価に議決権行使権限の対象となる株式数を乗じて得た金額を記載しております。