当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、各種政策の効果などにより雇用を中心に回復の傾向が見られますが、アジアなど海外景気の減速などにより生産、輸出に弱さが見られます。
このような経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間の当社グループの業績は、鉄道車両事業の売上が増加したことなどにより、売上高は前年同四半期比19.7%増加の67,506百万円となりました。利益面につきましては、鉄道車両事業の利益が増加した一方、輸送用機器・鉄構事業の利益が減少したことなどにより、営業利益は前年同四半期比10.2%減少の5,053百万円、経常利益は前年同四半期比13.3%減少の5,251百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、米国子会社における工場売却の決定に伴い減損損失を計上したことなどにより、前年同四半期比35.2%減少の3,757百万円となりました。
セグメント別状況は以下のとおりであります。
①鉄道車両事業
JR東海向けおよびJR西日本向けN700A新幹線電車、JR東海向けハイブリッド方式特急車両試験走行車のほか、東京メトロ向け電車、京成電鉄向け電車、新京成電鉄向け電車、名古屋鉄道向け電車、インドネシア向け電車などの売上があり、前年同四半期に比して国内向け・海外向けともに増加したことなどから、鉄道車両事業の売上高は、30,951百万円となり、前年同四半期比63.3%増加となりました。
②輸送用機器・鉄構事業
輸送用機器におきましては、タンク貨車、キャリヤなどの売上が前年同四半期に比して増加したことなどから、売上高6,525百万円と前年同四半期33.8%増加となりました。
鉄構におきましては、福岡高速6号線香椎浜高架橋、関西本線春田跨線橋架設工事、東海道新幹線大規模改修工事などの売上がありましたが、官公庁向けの道路橋が減少したことなどから、売上高は9,188百万円と前年同四半期比10.2%減少となりました。
以上の結果、輸送用機器・鉄構事業の売上高は15,713百万円と前年同四半期比4.0%増加となりました。
③建設機械事業
東日本大震災復興工事や都市再開発工事の需要などにより、全回転チュービング装置、大型杭打機、小型杭打機などの売上が引き続き高い水準となりましたが、前年同四半期には及ばず、建設機械事業の売上高は17,826百万円と前年同四半期比4.2%減少となりました。
④エンジニアリング事業
鉄道事業者向け車両検修設備のほか、各地のJA向け営農プラント、家庭紙メーカー向け製造設備などの売上がありましたが、前年同四半期に比して製紙関連設備が減少したことなどにより、エンジニアリング事業の売上高は、2,890百万円となり、前年同四半期比20.4%減少となりました。
また、財政状態は以下のとおりです。
①資産
前連結会計年度末に比べ2.9%減少し130,266百万円となりました。これは、全事業で回収が進捗したため受取手形及び売掛金が減少したことなどによるものであります。
②負債
前連結会計年度末に比べ7.4%減少し94,264百万円となりました。これは、鉄道車両事業および輸送用機器・鉄構事業に係る支払手形及び買掛金や、鉄道車両事業に係る前受金が減少したことなどによるものであります。
③純資産
前連結会計年度末に比べ11.0%増加し36,002百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したため利益剰余金が増加したことなどによるものであります。
(2)事業上および財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について新たに発生した事項はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は1,112百万円であります。
また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)生産、受注及び販売の実績
①生産実績
当第3四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) |
前年同四半期比(%) |
|
鉄道車両事業(百万円) |
31,346 |
+1.8 |
|
輸送用機器・鉄構事業(百万円) |
15,051 |
△8.8 |
|
建設機械事業(百万円) |
16,001 |
△3.8 |
|
エンジニアリング事業(百万円) |
3,855 |
△8.1 |
|
その他(百万円) |
64 |
△40.3 |
|
合計(百万円) |
66,319 |
△2.8 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.金額は、販売価格によっております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
②受注状況
当第3四半期連結累計期間における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
受注高 (百万円) |
前年同四半期比 (%) |
受注残高 (百万円) |
前年同四半期比 (%) |
|
鉄道車両事業 |
89,014 |
+456.8 |
106,280 |
+77.7 |
|
輸送用機器・鉄構事業 |
9,506 |
△28.2 |
18,808 |
△24.1 |
|
建設機械事業 |
18,496 |
+0.4 |
3,617 |
+52.7 |
|
エンジニアリング事業 |
4,151 |
△5.9 |
3,128 |
+1.0 |
|
その他 |
126 |
+20.0 |
2 |
△90.3 |
|
合計 |
121,294 |
+132.5 |
131,837 |
+46.4 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
③販売実績
当第3四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
|
セグメントの名称 |
当第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) |
前年同四半期比(%) |
|
鉄道車両事業(百万円) |
30,951 |
+63.3 |
|
輸送用機器・鉄構事業(百万円) |
15,713 |
+4.0 |
|
建設機械事業(百万円) |
17,826 |
△4.2 |
|
エンジニアリング事業(百万円) |
2,890 |
△20.4 |
|
その他(百万円) |
124 |
+2.9 |
|
合計(百万円) |
67,506 |
+19.7 |
(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
|
相手先 |
前第3四半期連結累計期間 (自 2018年4月1日 至 2018年12月31日) |
当第3四半期連結累計期間 (自 2019年4月1日 至 2019年12月31日) |
||
|
金額(百万円) |
割合(%) |
金額(百万円) |
割合(%) |
|
|
東海旅客鉄道㈱ |
9,341 |
16.6 |
10,836 |
16.1 |
3.本表の金額には、消費税等は含まれておりません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等について、当第3四半期連結累計期間の主な変動は、次のとおりです。
①重要な設備の新設
当第3四半期連結累計期間に新たに確定した重要な設備の新設計画は、次のとおりです。
|
会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
投資予定金額 (百万円) |
着手および 完了予定 |
投資の 目的等 |
||
|
総額 |
既支払額 |
着手 |
完了 予定 |
|||||
|
日本車輌製造㈱ |
愛知県 |
輸送用機器・鉄構 |
受変電設備 更新 |
420 |
― |
2019年10月 |
2021年6月 |
生産能力の |
|
日本車輌製造㈱ 豊川製作所 |
愛知県 豊川市 |
鉄道車両 |
大型ルータ 更新 |
285 |
― |
2019年10月 |
2020年12月 |
生産能力の維持 |
|
日本車輌製造㈱ 豊川製作所 |
愛知県 豊川市 |
鉄道車両 |
第4工場改修およびレーザ溶接装置移設 |
145 |
― |
2019年9月 |
2020年9月 |
生産能力の維持 |
|
日本車輌製造㈱ 鳴海製作所 |
名古屋市 緑区 |
建設機械 |
小型五面加工機更新 |
165 |
― |
2020年1月 |
2021年3月 |
生産能力の維持 |
②重要な設備計画の完了
前連結会計年度末に計画していた設備計画のうち、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりです。
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会社名 事業所名 |
所在地 |
セグメントの名称 |
設備の内容 |
完了および 稼働 |
完成後の 増加能力 |
|
日本車輌製造㈱ 豊川製作所 |
愛知県 豊川市 |
鉄道車両 |
金型製作 |
2019年 8月 |
生産能力の向上 |
|
日本車輌製造㈱ 豊川製作所 |
愛知県 豊川市 |
鉄道車両 |
環境試験装置更新 |
2019年 10月 |
試験設備の維持 |
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。