当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、先行きの見えない米中貿易摩擦の影響による製造業の不振を背景として、停滞感の強まりが顕著となっており、加えて欧州のBrexitを巡る攻防や中近東に見られる政情不安などが加わり、先行きの不透明感は一層の高まりを見せております。一方、日本市場は、市場の減速こそ顕著ではないものの、消費税増税の影響を見極める動きもあり、やや様子見の様相が見て取れます。こういった中、日本も含め世界各国で顧客の投資活動への慎重な対応が散見されております。製造業を中心とした設備投資マインドの冷え込みを背景に、これまで順調な拡大を示してきた物流機器市場もやや翳りを見せており、予断を許さない状況となってきております。
こうした情勢のもと、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は、2,070億8千6百万円(前年同期比3.9%減少)となりました。利益面につきましては、営業利益は50億9千2百万円(前年同期比16.0%増加)、経常利益は47億9千1百万円(前年同期比6.7%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億9千4百万円(前年同期比17.7%減少)となりました。
なお、のれん償却等の影響を除くと、営業利益は93億7千3百万円(前年同期比6.5%増加)となり、営業利益率は4.5%となっております。
また、2019年7月1日にその全株式を取得したEquipment Depot, Inc.については、当社と被取得企業との四半期連結決算日の差異が3か月を超えないことから、貸借対照表のみを連結しているため、当第2四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に被取得企業の業績は含まれておりません。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
〔国内事業〕
国内事業は、フォークリフト販売台数は減少したものの、その他の物流関連製品の増加及びサービス売上の増加により、売上高は889億5千3百万円(前年同期比2.8%増加)となりました。セグメント利益につきましては、売上の増収を受け、13億4千2百万円(前年同期比33.0%増加)となりました。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は37億1百万円(同10.1%増加)となっております。
〔海外事業〕
海外事業は、米中貿易摩擦の影響を受け米州及び中国において売上を減少させ、売上高は1,181億3千3百万円(前年同期比8.4%減少)となりました。セグメント利益につきましては、前年同期の資材費及び輸送費高騰等の影響を価格に転嫁できたことなどから、37億5千万円(前年同期比10.9%増加)となりました。
なお、のれん等償却の影響を除くと、セグメント利益は56億7千2百万円(同4.3%増加)となっております。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は3,770億5千3百万円となり、前連結会計年度末より93億9千1百万円増加しました。流動資産は、その他に含まれる短期貸付金の減少等により117億1千8百万円減少しました。固定資産は、Equipment Depot, Inc.の新規連結等により211億9百万円増加しました。
負債合計は3,123億8千3百万円となり、前連結会計年度末より132億2千5百万円増加しました。主な要因は、借入金の増加等によるものであります。
また、純資産につきましては、新株予約権及び非支配株主持分を除くと621億9千2百万円となり、前連結会計年度末より38億1千1百万円減少しました。主な要因は、為替換算調整勘定の減少等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2億1千5百万円増加し、134億8千9百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、前年同四半期48億1百万円に比べ、104億6千8百万円増加し、152億7千万円(前年同期比218.0%増加)となりました。これは主に、売上債権の増減額の増加、仕入債務の増減額の増加及び法人税等の支払額の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動で支出した資金は、前年同四半期101億1千5百万円の収入に比べ、376億2千万円増加した結果、275億4百万円の支出となりました。これは主に、「連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出」に含まれる新規連結会社の株式購入資金によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により増加した資金は、前年同四半期106億4千万円の支出に比べ、235億9千6百万円増加し、129億5千5百万円の収入(前年同期比221.8%増加)となりました。これは主に、借入金による収入が増加したことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、26億4百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社は、2019年4月11日開催の取締役会において、当社の連結子会社であるMitsubishi Logisnext Americas Inc.(以下、「MLNA社」)が米国の物流機器販売代理店であるPon Material Handling NA, Inc.(以下、「PMH社」)の全株式をPon North America, Inc.及びJET Holdings, LLCから取得すること(以下、「本取引」)により、PMH社を子会社化(当社の孫会社化)することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。また、2019年6月6日開催の取締役会において、MLNA社が本取引の実行資金及び運転資金を、またPMH社が本取引後の同社の運転資金を、それぞれ当社の親会社である三菱重工業株式会社の子会社であるMHI Capital America Inc.から借り入れることを決議し、2019年6月25日付で金銭消費貸借契約を締結しました。借入枠は、MLNA社が180百万ドル、PMH社が30百万ドルです。
本取引は2019年7月1日に全ての手続きを完了し、またこれに伴い、同日付で、PMH社をEquipment Depot, Inc.へ商号変更しました。