第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間の商用車需要は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大影響による落ち込みから特に海外市場において大きく回復しました。サプライチェーンの混乱により生産に影響が出たものの、旺盛な需要を受け、国内と海外を合わせた総販売台数は前第2四半期連結累計期間に比べ92,689台(54.2%)増加し263,833台となりました。内訳は国内販売台数が前第2四半期連結累計期間に比べ372台(1.3%)増加の29,283台、海外販売台数が92,317台(64.9%)増加の234,550台です。

 車両以外の商品の売上高につきましては、海外生産用部品が前第2四半期連結累計期間に比べ122億円(99.7%)増加し246億円となり、エンジン・コンポーネントは、前第2四半期連結累計期間に比べ57億円(9.2%)増加の684億円となりました。また、その他の売上高は前第2四半期連結累計期間に比べ728億円(36.2%)増加の2,741億円となりました。

 これらの結果、売上高につきましては、1兆1,450億円と前第2四半期連結累計期間に比べ3,521億円(44.4%)増加いたしました。内訳は、国内が4,088億円(前第2四半期連結累計期間比13.4%増)、海外が7,361億円(前第2四半期連結累計期間比70.3%増)です。

 損益につきましては、増収効果に加え、為替の好転やコスト合理化を進め、営業利益は972億円(前第2四半期連結累計期間比479.3%増)、経常利益は1,066億円(前第2四半期連結累計期間比528.9%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は711億円(前第2四半期連結累計期間は親会社株主に帰属する四半期純損失17億円)となりました。

 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。

 

 

当第2四半期

連結累計期間

 

前第2四半期

連結累計期間比

売上高

1兆1,450億円

 

3,521億円

44.4%

営業利益

972億円

 

804億円

479.3%

経常利益

1,066億円

 

896億円

528.9%

親会社株主に帰属する

四半期純利益

711億円

 

728億円

(為替レート)

USD/JPY

110円

(107円)

THB/JPY

3.42円

(3.38円)

AUD/JPY

83円

(73円)

注:( )内は前年同期の為替レート

 

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4,256億円増加し、2兆6,706億円となりました。主な要因としましては、UDトラックス株式会社の株式取得に伴い、同社及びその子会社14社を連結の範囲に含めたことなどにより、棚卸資産が1,066億円、土地が836億円、リース債権及びリース投資資産が538億円増加したことや、トヨタ自動車株式の購入及び上場株式時価の上昇により、投資有価証券が808億円増加したことによります。

 負債は、前連結会計年度末に比べて3,157億円増加し、1兆3,556億円となりました。主な要因としましては、有利子負債が2,346億円、未払費用が249億円増加したことによります。

 純資産は、前連結会計年度末に比べて1,099億円増加し、1兆3,149億円となりました。主な要因としましては、剰余金の配当を147億円行った一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益711億円を計上したことや、自己株式の処分により428億円増加したことによります。

 自己資本比率は42.4%(前連結会計年度末45.5%)となりました。

 有利子負債につきましては、前連結会計年度末に比べて2,346億円増加の5,511億円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び財務活動により獲得した資金を、投資活動に使用した結果、前連結会計年度末に比べて179億円減少し、3,687億円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。

 

[営業活動によるキャッシュ・フロー]

 営業活動の結果、得られた資金は、1,141億円(前第2四半期連結累計期間比126.6%増)となりました。

 これは、税金等調整前四半期純利益の計上が1,057億円及び減価償却費の計上が468億円あった一方で、法人税等の支払等により資金が流出したことが主な要因です。


[投資活動によるキャッシュ・フロー]
 投資活動の結果、使用した資金は、3,711億円(前第2四半期連結累計期間比636.5%増)となりました。
 これは、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得、投資有価証券の取得及び固定資産の取得による支出が主な要因です。
 
 [財務活動によるキャッシュ・フロー]
 財務活動の結果、得られた資金は、2,430億円(前第2四半期連結累計期間は564億円の資金流出)となりました。
 これは、配当金の支払い等により資金が流出した一方で、長期借入の実行、自己株式の売却及び社債の発行等により資金が流入したことが主な要因です。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、491億円です。

 なお、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額にUDトラックス株式会社の研究開発活動の金額が含まれています。

 

(6)従業員数

 第1四半期連結会計期間末において、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、従業員数が7,813名、臨時雇用者数(平均雇用人員)が730名増加しています。

 なお、従業員数は、当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外からの出向者を含むほか、常用パートを含みます。

 

(7)生産、受注及び販売の実績

 前第2四半期連結累計期間の自動車市場は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響によりに縮小しました。前第3四半期連結累計期間以降は市場が回復傾向へ転じたことにより、当第2四半期連結累計期間の当社グループの生産、受注及び販売の実績は、前第2四半期連結累計期間に比べて増加しています。

 なお、販売実績については、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」をご参照ください。

 

(8)主要な設備

 第1四半期連結会計期間末において、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、建物及び構築物が383億円、機械装置及び運搬具が70億円、土地が840億円、その他が70億円増加しています。

 また、当該増加額につきましては、取得原価の配分が完了していないため、暫定的に算定された概算額です。

 

3【経営上の重要な契約等】

    当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。