第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。

(1)経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間の商用車需要は、前年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大影響による落ち込みから、特に海外市場において大きく回復しました。サプライチェーンの混乱により生産面で影響を受けたものの、国内と海外を合わせた総販売台数は、前第3四半期連結累計期間に比べ111,900台(37.4%)増加し411,169台となりました。

 国内車両販売台数につきましては、生産面の影響を受け、前第3四半期連結累計期間に比べ1,338台(3.1%)減少の41,798台となりました。海外車両販売台数につきましては、旺盛な需要を背景に多くの地域で販売台数が増加し、前第3四半期連結累計期間に比べ113,238台(44.2%)増加の369,371台となりました。

 車両以外の商品の売上高につきましては、海外生産用部品が前第3四半期連結累計期間に比べ192億円(96.7%)増加し390億円となり、エンジン・コンポーネントは、前第3四半期連結累計期間に比べ275億円(27.4%)増加の1,281億円となりました。また、その他の売上高は、保有事業の伸長もあり前第3四半期連結累計期間に比べ934億円(30.0%)増加の4,049億円となりました。

 これらの結果、売上高につきましては、1兆7,838億円と前第3四半期連結累計期間に比べ4,756億円(36.4%)増加いたしました。内訳は、国内が6,389億円(前第3四半期連結累計期間比18.5%増)、海外が1兆1,448億円(前第3四半期連結累計期間比48.9%増)です。

 損益につきましては、原材料や物流費が高騰したものの、増収効果に加え、為替の好転やコスト合理化を進め、営業利益は1,486億円(前第3四半期連結累計期間比135.8%増)、経常利益は1,598億円(前第3四半期連結累計期間比141.0%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,046億円(前第3四半期連結累計期間比267.6%増)となりました。

 なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しています。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。

 

 

当第3四半期

連結累計期間

 

前第3四半期

連結累計期間比

売上高

1兆7,838億円

 

4,756億円

36.4%

営業利益

1,486億円

 

855億円

135.8%

経常利益

1,598億円

 

935億円

141.0%

親会社株主に帰属する

四半期純利益

1,046億円

 

761億円

267.6%

(為替レート)

USD/JPY

111円

(106円)

THB/JPY

3.41円

(3.39円)

AUD/JPY

83円

(74円)

注:( )内は前年同期の為替レート

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて4,726億円増加し、2兆7,175億円となりました。主な要因といたしましては、UDトラックス株式会社の株式取得に伴い、同社及びその子会社14社を連結の範囲に含めたことなどにより、棚卸資産が1,510億円、土地が841億円、リース債権及びリース投資資産が533億円増加したことや、トヨタ自動車株式の購入及び上場株式時価の上昇により、投資有価証券が686億円増加したことによります。

 負債は、前連結会計年度末に比べて3,385億円増加し、1兆3,785億円となりました。主な要因としましては、有利子負債が2,600億円、仕入債務が387億円、未払費用が258億円増加したことによります。

 純資産は、前連結会計年度末に比べて1,340億円増加し、1兆3,390億円となりました。主な要因としましては、剰余金の配当を373億円行った一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益1,046億円を計上したことによります。

 自己資本比率は42.2%(前連結会計年度末45.5%)となりました。

 有利子負債につきましては、前連結会計年度末に比べて2,600億円増加の5,765億円となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、752億円です。

 なお、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額にUDトラックス株式会社の研究開発活動の金額が含まれています。

 

(5)従業員数

 第1四半期連結会計期間末において、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、従業員数が7,813名、臨時雇用者数(平均雇用人員)が730名増加しています。

 なお、従業員数は、当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外からの出向者を含むほか、常用パートを含みます。

 

(6)生産、受注及び販売の実績

 前第3四半期連結累計期間の自動車市場は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により縮小しました。前第3四半期連結累計期間以降は市場が回復傾向へ転じましたが、前半期の全需の減少による影響を受けたことにより、当第3四半期連結累計期間の当社グループの生産、受注及び販売の実績は、前第3四半期連結累計期間に比べて増加しています。

 なお、販売実績については、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績の状況」をご参照ください。

 

(7)主要な設備

 第1四半期連結会計期間末において、当社がUDトラックス株式会社及びその傘下の子会社14社を新規に連結の範囲に含めたことにより、建物及び構築物が383億円、機械装置及び運搬具が70億円、土地が840億円、その他が70億円増加しています。

 

3【経営上の重要な契約等】

     当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。