第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、事業等のリスクについて新たに生じた重要な事項および重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態及び経営成績の状況

①経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における日本、海外を合わせた自動車の連結販売台数は、649万1千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて39万4千台6.5%)の増加となりました。日本での販売台数については、140万2千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて2万5千台1.8%)の減少となりました。海外においては、508万9千台と、前年同四半期連結累計期間に比べて42万台9.0%)の増加となりました。

当第3四半期連結累計期間の業績については、次のとおりです。

 

営業収益

27兆4,640億円

前年同期比増減

4兆1,969億円

18.0%

営業利益

2兆980億円

前年同期比増減

△4,337億円

△17.1%

税引前
四半期利益

2兆8,692億円

前年同期比増減

△3,682億円

△11.4%

親会社の所有者に帰属する
四半期利益

1兆8,990億円

前年同期比増減

△4,171億円

△18.0%

 

 

なお、営業利益の主な増減要因は、次のとおりです。

 

営業面の努力

3,000億円

為替変動の影響

1兆450億円

原価改善の努力

△9,400億円

諸経費の増減・低減努力

△4,150億円

その他

△4,237億円

 

 

事業別セグメントの業績は、次のとおりです。

a.自動車事業

営業収益は25兆5億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3兆8,015億円17.9%)の増収となりましたが、営業利益は1兆7,217億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,313億円11.8%)の減益となりました。営業利益の減益は、資材高騰の影響などによるものです。

 

b.金融事業

営業収益は2兆981億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,633億円20.9%)の増収となりましたが、営業利益は3,239億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2,311億円41.6%)の減益となりました。営業利益の減益は、米国の販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価損が計上されたことなどによるものです。

 

c.その他の事業

営業収益は8,456億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて830億円10.9%)の増収となり、営業利益は571億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて368億円181.2%)の増益となりました。

 

 

所在地別の業績は、次のとおりです。

a.日本

営業収益は12兆7,721億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて8,837億円7.4%)の増収となり、営業利益は1兆5,413億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて3,357億円27.8%)の増益となりました。営業利益の増益は、為替変動の影響などによるものです。

 

b.北米

営業収益は10兆4,624億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて2兆1,891億円26.5%)の増収となりましたが、営業利益は前年同四半期連結累計期間に比べて6,416億円減少し、890億円の損失となりました。営業利益の減少は、資材高騰の影響および米国の販売金融子会社において、金利スワップ取引などの時価評価による評価損が計上されたことなどによるものです。

 

c.欧州

営業収益は3兆680億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,805億円6.3%)の増収となりましたが、営業利益は167億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1,197億円87.8%)の減益となりました。営業利益の減益は、ロシアでの生産事業終了による損失計上の影響などによるものです。なお、当第3四半期連結累計期間におけるロシアでの生産事業終了による影響額は1,040億円となり、欧州における影響額は952億円です。

 

d.アジア

営業収益は6兆1,330億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて1兆4,499億円31.0%)の増収となり、営業利益は5,603億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて607億円12.2%)の増益となりました。営業利益の増益は、生産および販売台数の増加ならびに為替変動の影響などによるものです。

 

e.その他の地域(中南米、オセアニア、アフリカ、中近東)

営業収益は2兆6,434億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて5,486億円26.2%)の増収となりましたが、営業利益は1,760億円と、前年同四半期連結累計期間に比べて238億円11.9%)の減益となりました。営業利益の減益は、資材高騰の影響などによるものです。

 

②財政状態の状況

当第3四半期連結会計期間末における財政状態については、次のとおりです。

総資産は71兆5,805億円と、前連結会計年度末に比べて3兆8,918億円5.7%)の増加となりました。負債は43兆1,305億円と、前連結会計年度末に比べて2兆5,966億円6.4%)の増加となりました。資本は28兆4,500億円と、前連結会計年度末に比べて1兆2,952億円4.8%)の増加となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は6兆220億円と、前連結会計年度末に比べて915億円1.5%)の減少となりました。

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況と、前年同四半期連結累計期間に対するキャッシュ・フローの増減は、次のとおりです。

 

営業活動によるキャッシュ・フロー

当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、1兆8,259億円の資金の増加となり、前年同四半期連結累計期間が2兆6,415億円の増加であったことに比べて、8,155億円の減少となりました。

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、1兆5,135億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が1,742億円の増加であったことに比べて、1兆6,878億円の減少となりました。

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、4,971億円の資金の減少となり、前年同四半期連結累計期間が2兆2,522億円の減少であったことに比べて、1兆7,550億円の減少幅の縮小となりました。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社および連結子会社の研究開発支出は9,195億円です。また、要約四半期連結損益計算書に計上している研究開発費は9,100億円です。

 

3 【経営上の重要な契約等】

    当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。