第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況及び分析

 当第3四半期連結累計期間の国内のトラック市場につきましては、カーゴ系の需要が引き続き堅調であり、建設系の需要も復調傾向にあるものの、大型・中型トラックの総需要は66.0千台となり、前年同期に比べ0.1千台(△0.1%)の減少とほぼ前年並みに留まりました。その一方で小型トラックの総需要は78.5千台と前年同期に比べ3.3千台(4.3%)の増加となりました。

 国内売上台数につきましては、グループ一丸となった販売活動の結果、トラック・バスの合計で51.7千台と前年同期に比べ3.8千台(7.9%)増加いたしました。

 海外市場につきましては、アジアや北米等での販売が好調であったため、トラック・バスの合計で100.9千台と前年同期に比べ14.2千台(16.4%)増加いたしました。

 この結果、日野ブランド事業のトラック・バスの総売上台数は152.6千台と前年同期に比べ18.0千台(13.4%)増加いたしました。

 また、トヨタ向け車両台数につきましては、主に積載系の台数が増加したことにより総売上台数は111.8千台となり、前年同期に比べ1.0千台(0.9%)の増加とほぼ前年並みとなりました。

 

ⅰ)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ21億93百万円減少し、1兆2,838億87百万円となりました。これは、たな卸資産が224億41百万円増加した一方で、売掛債権が223億31百万円、投資有価証券が64億円4百万円それぞれ減少したこと等によります。

 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ189億30百万円減少し、7,143億2百万円となりました。これは、有利子負債が382億77百万円増加した一方で、買掛債務が319億34百万円、未払法人税等が75億44百万円それぞれ減少したことに加え、未払費用等その他の負債が減少したことによります。

 純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ167億36百万円増加し、5,695億85百万円となりました。これは、剰余金の配当を166億47百万円行った一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益を378億92百万円計上したこと等によります。

 

ⅱ)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間の売上高は1兆4,596億87百万円と前年同期に比べ1,316億42百万円(9.9%)の増収となりました。損益面では、国内・海外において売上台数が増加したこと等により営業利益は631億6百万円と前年同期に比べ17億20百万円(2.8%)の増益となりましたが、為替差損益の悪化等により、経常利益は621億18百万円と前年同期に比べ12億66百万円(△2.0%)の減益となりました。また、前年同期に投資有価証券売却益があったこと、当期に特別品質対策費を追加計上したこと等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は378億92百万円と前年同期に比べ13億64百万円(△3.5%)の減益となりました。

 

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

(日本)

 日野ブランド事業の国内向けトラック・バスの売上高は、グループ一丸となった販売の結果、増収となりました。海外向けについては、アジアや北米向けの売上台数が増加したこと等により、増収となりました。また、トヨタ向けについては、主に「ランドクルーザープラド」の売上台数が増加したこと等により、増収となりました。

 以上により、売上高は1兆1,667億81百万円と前年同期に比べ906億77百万円(8.4%)の増収となりました。損益面におきましては、売上台数の増加により、セグメント利益(営業利益)は400億90百万円と前年同期に比べ7億10百万円(1.8%)の増益となりました。

 

(アジア)

 主要国における売上台数が増加したこと等により、売上高は3,325億91百万円と前年同期に比べ363億89百万円(12.3%)の増収となりました。損益面におきましては、売上台数の増加により、セグメント利益(営業利益)は167億75百万円と前年同期に比べ8億44百万円(5.3%)の増益となりました。

 

(その他)

 米国・オーストラリア等における売上台数が増加したこと等により、売上高は1,965億25百万円と前年同期に比べ206億13百万円(11.7%)の増収となりました。一方、損益面におきましては、米国での新工場建設関連費用の発生等により、セグメント利益(営業利益)は67億92百万円と前年同期に比べ12億89百万円(△16.0%)の減益となりました。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、433億86百万円であります。

 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。