2【財務諸表等】

(1)【財務諸表】

①【貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

8,673

5,429

受取手形

107

売掛金

160,955

182,416

商品及び製品

43,511

50,202

仕掛品

26,815

28,501

原材料及び貯蔵品

7,583

8,509

前払費用

1,398

1,890

短期貸付金

160,484

177,942

1年内回収予定の長期貸付金

3,516

その他

17,764

34,988

貸倒引当金

2,172

34,834

流動資産合計

425,122

458,564

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物

69,497

66,570

構築物

14,226

13,270

機械及び装置

30,658

26,612

車両運搬具

1,946

1,986

工具、器具及び備品

8,909

7,632

土地

38,075

34,834

リース資産

212

180

建設仮勘定

6,507

15,078

有形固定資産合計

170,033

166,166

無形固定資産

 

 

ソフトウエア

26,818

27,162

施設利用権

363

324

無形固定資産合計

27,181

27,487

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

71,705

78,770

関係会社株式

71,201

71,916

出資金

373

372

関係会社出資金

10,776

10,776

長期貸付金

2,069

16,297

長期前払費用

2,226

2,054

その他

3,064

2,988

貸倒引当金

2,904

2,926

投資その他の資産合計

158,512

180,250

固定資産合計

355,727

373,904

資産合計

780,850

832,468

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

買掛金

136,562

145,107

短期借入金

111,131

199,658

1年内返済予定の長期借入金

3,516

リース債務

43

43

未払金

6,884

10,856

未払費用

67,316

55,219

預り金

19,818

14,535

製品保証引当金

52,333

45,597

認証関連損失引当金

29,970

100,078

その他

1,565

1,603

流動負債合計

425,625

576,216

固定負債

 

 

長期借入金

13,887

リース債務

205

161

繰延税金負債

20,774

22,858

退職給付引当金

22,122

21,528

長期未払金

62

263

資産除去債務

923

913

その他

1,168

1,072

固定負債合計

45,256

60,685

負債合計

470,881

636,901

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

72,717

72,717

資本剰余金

 

 

資本準備金

64,307

64,307

その他資本剰余金

887

887

資本剰余金合計

65,194

65,194

利益剰余金

 

 

利益準備金

7,103

7,103

その他利益剰余金

 

 

固定資産圧縮積立金

4,807

4,917

特別償却準備金

0

別途積立金

140,000

繰越利益剰余金

17,861

2,838

利益剰余金合計

134,049

14,859

自己株式

166

167

株主資本合計

271,794

152,604

評価・換算差額等

 

 

その他有価証券評価差額金

38,202

42,984

繰延ヘッジ損益

28

21

評価・換算差額等合計

38,174

42,962

純資産合計

309,968

195,566

負債純資産合計

780,850

832,468

 

②【損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

 前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

売上高

863,642

832,061

売上原価

 

 

製品期首棚卸高

41,800

43,511

当期製品製造原価

758,878

749,307

合計

800,679

792,819

製品期末棚卸高

43,511

50,202

製品売上原価

757,167

742,617

売上総利益

106,474

89,444

販売費及び一般管理費

 

 

販売手数料

287

288

運送費及び保管費

8,125

11,806

製品保証引当金繰入額

42,303

41,525

広告宣伝費

848

474

給料及び手当

19,777

18,718

退職給付引当金繰入額

1,060

966

賃借料

5,589

6,015

減価償却費

5,869

6,255

その他

25,615

19,155

販売費及び一般管理費合計

109,477

105,205

営業損失(△)

3,003

15,761

営業外収益

 

 

受取利息

1,174

4,287

受取配当金

11,247

21,503

受取賃貸料

2,290

2,523

為替差益

1,318

雑収入

892

1,175

営業外収益合計

16,923

29,489

営業外費用

 

 

支払利息

907

3,796

減価償却費

708

746

貸倒引当金繰入額

32,031

為替差損

1,807

雑支出

693

1,090

営業外費用合計

2,309

39,471

経常利益又は経常損失(△)

11,611

25,743

 

 

 

(単位:百万円)

 

 前事業年度

(自 2021年4月1日

 至 2022年3月31日)

 当事業年度

(自 2022年4月1日

 至 2023年3月31日)

特別利益

 

 

固定資産売却益

34

1,203

投資有価証券売却益

679

376

その他

46

1

特別利益合計

760

1,580

特別損失

 

 

固定資産除売却損

180

1,942

北米認証関連損失

※1 27,304

1,432

国内認証関連損失

※1 40,000

※1 90,790

その他

636

565

特別損失合計

68,121

94,730

税引前当期純損失(△)

55,749

118,893

法人税、住民税及び事業税

598

314

法人税等調整額

32,251

17

法人税等合計

32,850

296

当期純損失(△)

88,599

119,189

 

 

③【株主資本等変動計算書】

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

当期首残高

72,717

64,307

887

65,194

7,103

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

 

 

会計方針の変更を反映した当期首残高

72,717

64,307

887

65,194

7,103

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金の取崩

 

 

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

 

 

当期純損失(△)

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

当期末残高

72,717

64,307

887

65,194

7,103

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

 

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

固定資産圧縮積立金

特別償却準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

5,000

2

140,000

89,745

241,850

165

379,597

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

9,441

9,441

 

9,441

会計方針の変更を反映した当期首残高

5,000

2

140,000

80,303

232,409

165

370,155

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

9,760

9,760

 

9,760

固定資産圧縮積立金の取崩

193

 

 

193

 

特別償却準備金の取崩

 

1

 

1

 

当期純損失(△)

 

 

 

88,599

88,599

 

88,599

自己株式の取得

 

 

 

 

 

0

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

193

1

98,165

98,360

0

98,361

当期末残高

4,807

0

140,000

17,861

134,049

166

271,794

 

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

41,840

1

41,839

421,436

会計方針の変更による累積的影響額

 

 

 

9,441

会計方針の変更を反映した当期首残高

41,840

1

41,839

411,994

当期変動額

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

9,760

固定資産圧縮積立金の取崩

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

当期純損失(△)

 

 

 

88,599

自己株式の取得

 

 

 

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

3,637

27

3,664

3,664

当期変動額合計

3,637

27

3,664

102,026

当期末残高

38,202

28

38,174

309,968

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

 

資本準備金

その他資本剰余金

資本剰余金合計

利益準備金

当期首残高

72,717

64,307

887

65,194

7,103

剰余金の配当

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金の取崩

 

 

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

 

 

別途積立金の取崩

 

 

 

 

 

当期純損失(△)

 

 

 

 

 

自己株式の取得

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

-

-

-

-

-

当期末残高

72,717

64,307

887

65,194

7,103

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主資本

 

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

 

その他利益剰余金

利益剰余金合計

 

固定資産圧縮積立金

特別償却準備金

別途積立金

繰越利益剰余金

当期首残高

4,807

0

140,000

17,861

134,049

166

271,794

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金の取崩

110

 

 

110

 

 

特別償却準備金の取崩

 

0

 

0

0

 

0

別途積立金の取崩

 

 

140,000

140,000

 

 

当期純損失(△)

 

 

 

119,189

119,189

 

119,189

自己株式の取得

 

 

 

 

 

0

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

 

 

 

 

 

 

 

当期変動額合計

110

0

140,000

20,700

119,189

0

119,190

当期末残高

4,917

-

-

2,838

14,859

167

152,604

 

 

 

 

 

 

 

 

評価・換算差額等

純資産合計

 

その他有価証券評価差額金

繰延ヘッジ損益

評価・換算差額等合計

当期首残高

38,202

28

38,174

309,968

剰余金の配当

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金の取崩

 

 

 

特別償却準備金の取崩

 

 

 

0

別途積立金の取崩

 

 

 

当期純損失(△)

 

 

 

119,189

自己株式の取得

 

 

 

0

株主資本以外の項目の当期変動額(純額)

4,781

6

4,788

4,788

当期変動額合計

4,781

6

4,788

114,402

当期末残高

42,984

21

42,962

195,566

 

【注記事項】
(重要な会計方針)

1.有価証券の評価基準及び評価方法

(1)子会社株式及び関連会社株式

移動平均法による原価法

 

(2)その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法

(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定しております。)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

 

2.デリバティブの評価基準及び評価方法

時価法

 

3.棚卸資産の評価基準及び評価方法

(1)製品・商品

 個別原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定しております。)

 

(2)原材料・仕掛品・貯蔵品

 移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定しております。)

 

4.固定資産の減価償却の方法

(1)有形固定資産(リース資産を除く)

(建物、構築物、機械及び装置、車両運搬具、工具、器具及び備品)

定率法

(ただし、型・治具については定額法)

 尚、1998年4月1日以降取得の建物(建物附属設備を除く)並びに2016年4月1日以降取得の建物附属設備及び構築物については、定額法によります。

 

(2)無形固定資産

定額法

 尚、ソフトウエア(自社利用分)については社内における利用可能期間に基づく定額法によります。

 

(3)リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数として、残存価額を零とする定額法によります。

 

5.引当金の計上基準

(1)貸倒引当金

 受取手形、売掛金等債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

 

(2)役員賞与引当金

 役員賞与の支出に備えるため、当事業年度における支給見込額に基づき計上しております。

 

(3)製品保証引当金

 製品のアフターサービスに対する費用の支出に備えるため、保証書の約款及び法令等に従い、過去の実績等を基礎にして計上しております。

 

(4)退職給付引当金

 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき計上しております。

① 退職給付見込額の期間帰属方法

 退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異の費用処理方法

 数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(18年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌事業年度から費用処理しております。

 

(5)認証関連損失引当金

 認証試験課題に関連した損失に備えるため、当事業年度末において合理的に見積もることが可能な金額を計上しています。

 

6.収益及び費用の計上基準

 主要な事業における主な履行義務の内容及び収益を認識する通常の時点は以下のとおりであります。

(1)トラック・バス

  トラック・バスの販売については、顧客との間に締結した販売契約に基づき、受注した製品の引き渡し義務を負っており、製品の引き渡し時点において顧客が当該製品に対する支配を獲得し、履行義務を充足したと判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

  取引価格の算定については、顧客への支払が見込まれるリベート額を顧客への販売額から除いた金額で測定することとしております。

 

(2)トヨタ向け車両

  トヨタ自動車株式会社及びトヨタグループ会社向けに販売する完成車両は、トヨタ自動車株式会社及びトヨタグループ会社が指定する納入場所に納入する義務を負っており、製品が検収された時点で履行義務を充足したと判断していることから、当該時点において収益を認識しております。

  取引価格の算定については、原材料等の受給額を除いた金額で測定することとしております。

 

(3)補給部品

  補給部品の販売については、顧客との間に締結した販売契約に基づき、補給部品の引き渡し義務を負っており、補給部品の引き渡し時点において顧客が当該補給部品に対する支配を獲得し、履行義務を充足したと判断していることから、当該時点で収益を認識しております。

 

 

7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項

(1)ヘッジ会計の処理

 原則として繰延ヘッジ処理を採用しております。尚、為替予約については、振当処理の要件を満たしている場合は振当処理を採用しております。

 

(2)退職給付に係る会計処理

 退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処理の方法は、連結財務諸表におけるこれらの会計処理の方法と異なっております。

 

(重要な会計上の見積り)

1.製品保証引当金

(1)当事業年度の貸借対照表に計上した金額

                     (単位:百万円)

 

前事業年度

当事業年度

製品保証引当金

52,333

45,597

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 連結財務諸表等の注記事項(重要な会計上の見積り)の1.製品保証引当金と同一の内容です。

 

2.認証関連損失引当金

(1)当事業年度の貸借対照表に計上した金額

                     (単位:百万円)

 

前事業年度

当事業年度

認証関連損失引当金

29,970

100,078

 

(2)識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

 連結財務諸表等の注記事項(重要な会計上の見積り)の2.認証関連損失引当金と同一の内容です。

 

(会計方針の変更)

 該当事項はありません。

 

 

(表示方法の変更)

該当事項はありません。

 

 

(追加情報)

該当事項はありません。

 

 

(貸借対照表関係)

注(1)保証債務

 銀行借入金に対し債務保証を行っております。

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

日野ファイナンスインドネシア㈱の

銀行借入金

5,393百万円

5,643百万円

従業員の住宅資金借入金

315 〃

233 〃

 

注(2)偶発債務

 (認証問題)

 北米及び日本市場向けエンジンの認証問題の影響については、日本市場向けエンジンの特別調査委員会による調査は完了しましたが、現在、一部の検証、調査、及び関係各所とのコミュニケーションは継続して行われており、既に判明した影響額以外については、現時点で合理的に見積もることが困難であるため、財務諸表には反映しておりません。

 

(海外における当社及び当社子会社に対する訴訟)

米国フロリダ州の集団訴訟

 当社及び当社米国子会社は、2022年8月5日(現地時間)付で、米国フロリダ州南部地区連邦地方裁判所マイアミ支部において訴訟を提訴されました。

 原告らは、米国内で販売された当社の2004年から2021年モデルのトラックを購入した者又は賃借した者を代表する暫定的な集団訴訟として、過去の不正行為等に起因して損害を被ったなどと主張しております。

 本件訴訟の訴状において、原告らは、当社らに対して、損害賠償、懲罰的賠償、売買契約等の取消等を請求しておりますが、原告らの具体的な請求金額は一切明らかにされておりません。

 

豪州ビクトリア州の集団訴訟

 当社及び当社豪州子会社は、2022年9月30日(現地時間)付で、豪州ビクトリア州上級裁判所において訴訟を提訴されました。

 原告らは、豪州内で2003年1月1日以降2022年9月30日までに当社のトラックを購入した者、賃借した者又はその他の方法で法律上の権利を有する者を代表する集団訴訟として、当社車両用エンジンの排気ガス性能基準及び燃費基準の違反に関する詐欺行為等に起因して損害を被ったなどと主張しております。

 本件訴訟の訴状において、原告らは、当社らに対して、詐欺行為等や豪州の法規制に基づく品質保証に関する不正行為等に起因する損害賠償等を請求しておりますが、原告らの具体的な請求金額は一切明らかにされておりません。

 

 上記2件の訴訟の影響額を、現時点で合理的に見積もることは困難であるため、財務諸表には反映しておりません。

 

注(3)関係会社に対する金銭債権及び金銭債務

 区分掲記されたもの以外で、各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

短期金銭債権

272,579百万円

312,086百万円

長期金銭債権

2,289 〃

16,511 〃

短期金銭債務

167,658 〃

234,783 〃

長期金銭債務

- 〃

13,887 〃

 

(損益計算書関係)

注(1)関係会社との取引高

 関係会社との取引に係るものが次のとおり含まれております。

 

前事業年度

(自 2021年4月1日

至 2022年3月31日)

当事業年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

営業取引

 

 

売上高

521,389百万円

533,692百万円

仕入高

177,076 〃

181,904 〃

その他の営業費用

26,433 〃

39,394 〃

営業取引以外の取引高

69,257 〃

29,408 〃

 

注(2)※1 特別損失

前事業年度(自 2021年4月1日 至 2022年3月31日)

(北米認証関連損失)

 米国車両向けエンジン認証試験の過程において課題が生じ、2020年12月23日の当社取締役会の決議に基づき、

アメリカ及びカナダの工場における車両生産を2021年9月末まで停止していました。当該認証課題に起因して、

当社は、ディーラー、サプライヤー、顧客との合意に基づく補償損失27,304百万円を北米認証関連損失として特

別損失に計上しております。

 

(国内認証関連損失)

 日本市場向けエンジン認証手続き上の不正行為があったことを確認するとともに、エンジン性能に問題がある

ことが判明しました。これに起因して、リコール費用10,030百万円及び排出ガスおよび燃費に関する税制優遇追

加納付費用29,970百万円、合計40,000百万円を国内認証関連損失として特別損失に計上しております。

 

当事業年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

(国内認証関連損失)

 日本市場向けエンジン認証手続き上の不正行為があったことを確認するとともに、エンジン性能に問題がある

ことが判明しました。これに起因して、リコール費用 4,072百万円、排出ガスおよび燃費に関する税制優遇追加

納付費用14,110 百万円及びサプライヤー・顧客等に対する補償損失72,608百万円(うち燃費補償費用等59,160百

万円)、合計90,790百万円を国内認証関連損失として特別損失に計上しております。

 

(有価証券関係)

子会社株式及び関連会社株式

前事業年度(2022年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

子会社株式

2,074

3,182

1,107

関連会社株式

731

2,112

1,380

2,806

5,294

2,488

 

当事業年度(2023年3月31日)

区分

貸借対照表計上額

(百万円)

時価

(百万円)

差額

(百万円)

子会社株式

2,074

1,394

△680

関連会社株式

731

1,529

797

2,806

2,923

117

 

(注) 上記に含まれない市場価格のない株式等の貸借対照表計上額

 

区分

前事業年度

(百万円)

当事業年度

(百万円)

子会社株式

63,346

63,346

関連会社株式

5,048

5,763

68,394

69,109

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度

(2022年3月31日)

当事業年度

(2023年3月31日)

繰延税金資産

 

 

投資有価証券等評価損

10,666百万円

10,666百万円

製品保証引当金

16,845 〃

14,721 〃

認証関連損失引当金

9,176 〃

30,644 〃

退職給付引当金

6,789 〃

6,594 〃

未払賞与

3,695 〃

3,297 〃

出資金等評価損

4,005 〃

4,005 〃

貸倒引当金

1,554 〃

11,562 〃

繰越欠損金

348 〃

61,195 〃

その他

20,963 〃

16,890 〃

繰延税金資産小計

74,047百万円

159,579百万円

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△348 〃

△61,195 〃

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△73,699 〃

△98,384 〃

評価性引当額小計

△74,047百万円

△159,579百万円

繰延税金資産合計

-百万円

-百万円

 

 

 

繰延税金負債

 

 

その他有価証券評価差額金

△16,894百万円

△18,997百万円

固定資産圧縮積立金

△2,121 〃

△2,081 〃

退職給付信託設定益

△1,670 〃

△1,670 〃

その他

△87 〃

△109 〃

繰延税金負債合計

△20,774百万円

△22,858百万円

繰延税金資産負債純額

△20,774百万円

△22,858百万円

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 前事業年度(2022年3月31日)

  税引前当期純損失であるため記載を省略しております。

 

 当事業年度(2023年3月31日)

  税引前当期純損失であるため記載を省略しております。

 

3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

   当社は、当事業年度から、グループ通算制度を適用しております。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第 42 号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

 

(収益認識関係)

 顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。

 

 

 

(重要な後発事象)

重要な契約等の締結

 当社は2023年5月30日開催の取締役会において、当社及び三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下「三菱ふそう」といいます。)間の経営統合(以下「本経営統合」といいます。)について基本合意書(以下「本基本合意書」といいます。)を締結することを決議し、当社、三菱ふそう、当社の親会社であるトヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」といいます。)及び三菱ふそうの親会社であるダイムラートラック社(以下「ダイムラートラック」といいます。)の4社で本基本合意書を同日付で締結いたしました。なお、契約の概要は以下のとおりです。

 

1.契約の目的

 当社と三菱ふそうが一緒になり、開発・生産など事業効率を上げ、日本の商用車メーカーの競争力を磨くことで、日本・アジアの自動車産業の基盤を守り、お客様、ステークホルダー、そして日本の自動車産業に貢献してまいります。

 ダイムラートラックとトヨタは両社とも地域に合わせた「グローバル・フルラインアップ」を強みとし、カーボンニュートラルに向け、地域の事情、お客様の使われ方に応じた多様な選択肢を提供する「マルチパスウェイ」を大切にしています。「CASE技術は普及して初めて社会の役に立つ」との思いのもと、ダイムラートラックとトヨタは力を合わせ、その技術開発力を高め、コストを削減し、CASE技術の普及に努めてまいります。

 なお、協業内容は以下のとおりです。

 <協業内容>

 ダイムラートラック、三菱ふそう、当社及びトヨタは、グローバルでのCASE技術開発・商用車事業の強化を通じたカーボンニュートラルの実現、豊かなモビリティ社会の創造に向けて協業

■ 当社と三菱ふそうは対等な立場で統合し、商用車の開発、調達、生産分野で協業。グローバルな競争力のある日本の商用車メーカーを構築

■ ダイムラートラックとトヨタは、両社統合の持株会社の(上場)の株式を同割合で保有。水素をはじめCASE技術開発で協業、統合会社の競争力強化を支える

 

2.本経営統合の要旨

(1)本経営統合の方式

 本経営統合は、当社及び三菱ふそう(又はそれぞれの事業を営む会社)が統合会社(以下「本統合会社」といいます。)の完全子会社となる方法により実施する予定です。

 また、トヨタ及びダイムラートラックの本統合会社の持分比率に関して、それぞれトヨタ及びダイムラートラックで別途合意する比率を保有し、その持分比率は同割合とする予定です。そのため、本経営統合の実施後、トヨタは当社の親会社でなくなる見込みです。なお、本統合会社の株式については東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場されることを想定しております。詳細については下記「3.本経営統合後の株式の上場に関する事項」をご参照ください。

 本統合会社の事業範囲及び持分比率を含む経営統合の具体的な形態及びその方法については、競争法当局との協議も踏まえ、当社、三菱ふそう、トヨタ及びダイムラートラックの4社において今後も引き続き協議の上で、下記「(3)本経営統合の統合比率」に記載の原則に基づき、最終的に決定する予定です。

 

(2)本経営統合の日程

 本経営統合の日程に関しては、2024年3月の最終契約締結、及び2024年12月末までの本経営統合の実施を目指して、当社、三菱ふそう、トヨタ及びダイムラートラックの4社において引き続き協議の上で決定する予定です。なお、かかる日程は、最終契約の交渉、競争法 その他法令上必要なクリアランス・許認可等の取得手続の進捗、当社のエンジンの排出ガス及び燃費を含む認証に関する問題(以下「エンジン認証問題」といいます。)についての当局調査及び訴訟等の状況その他の理由により今後変更される可能性があります。

 

(3)本経営統合の統合比率

 本経営統合の統合比率は、現時点では確定しておらず、当社、三菱ふそう、トヨタ及びダイムラートラック の4社において今後協議の上で合意する予定です。

 当社は、2022年3月4日付「エンジン認証に関する当社の不正行為について」の公表以降、エンジン認証問題について従前から開示をしておりますが、エンジン認証問題にかかるリスクについては、三菱ふそうの株主は負担すべきではないとの基本的な考え方から、本経営統合の統合比率算定のベースとなる当社の株式価値については、大要以下の方法により、算定することを予定しております。

 より具体的には、当社及び三菱ふそうの株式価値は、今後実施される予定のデュー・ディリジェンスの結果や、当社及び三菱ふそうがそれぞれ起用する第三者算定機関による価値算定の結果等の諸要素を踏まえて当事者間で協議・合意された当社及び三菱ふそうの企業価値(当社については、エンジン認証問題に関する潜在債務の影響を織り込まずに合意された企業価値)を基準として、本経営統合の実施日前の一定時点(具体的には、本経営統合の承認に係る当社の株主総会開催日から遡った直前四半期末日を想定しており、以下「本基準日」といいます。)において、純有利子負債及び運転資本等による調整を行い、最終的に確定する予定です。なお、今後の各種手続の進捗にもよるものの、当社のエンジン認証問題にかかる潜在債務の相当部分については、本基準日時点において合理的な見積に基づく引当てを行うことができる可能性があり、本基準日までに引き当てられた金額(以下「本引当金」といいます。)は、本基準日における純有利子負債の調整等による当社の株式価値算定に際して、当社の企業価値から控除されることになります。

 

3.本経営統合後の株式の上場に関する事項

 契約日現在、当社の株式は東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場されております。本経営統合を実施した場合にも、本統合会社の株式は、東京証券取引所プライム市場及び名古屋証券取引所プレミア市場に上場されることを想定しておりますが、本経営統合は非上場会社である三菱ふそうとの間で行われるため、本経営統合の方式等によっては、当社の株式が東京証券取引所の上場廃止基準(プライム市場)及び名古屋証券取引所の上場廃止基準(プレミア市場)に基づき「合併等による実質的存続性に係る猶予期間入り銘柄」となる可能性があるほか、本統合会社の株式をテクニカル上場申請することとなる可能性もあります。 当社は、本統合会社の株式の上場維持のための施策を、トヨタ、ダイムラートラック及び三菱ふそうと協議の上、講じていく予定です。

 

 

 

 

 

④【附属明細表】
【有形固定資産等明細表】

(単位:百万円)

 

区分

資産の種類

期首

帳簿価額

当期増加額

当期減少額

※1

当期償却額

期末

帳簿価額

減価償却

累計額

有形固定資産

建物

69,503

1,640

136

(-)

4,436

66,570

134,639

構築物

14,226

350

63

(-)

1,243

13,270

36,253

機械及び装置 ※2

30,652

6,815

130

(-)

10,725

26,612

351,335

車両運搬具

1,946

1,353

72

(-)

1,239

1,986

15,937

工具、器具及び備品

8,909

2,008

21

(-)

3,263

7,632

64,882

土地

38,075

127

3,367

(556)

-

34,834

-

リース資産

212

-

-

32

180

338

建設仮勘定 ※3

6,507

20,887

12,315

-

15,078

-

170,033

33,183

16,108

20,942

166,166

603,387

無形固定資産

ソフトウエア ※4

26,818

14,015

6,483

7,187

27,162

28,355

施設利用権

363

-

-

39

324

298

27,181

14,015

6,483

7,226

27,487

28,653

(注)1.当期増加額及び減少額のうち、主なものは次のとおりであります。

※1 当期減少額に減損を含む。括弧内は減損金額。

※2 「機械及び装置」の当期増加額は、日野工場 955百万円、羽村工場 1,990百万円、

   新田工場 3,295百万円、古河工場 492百万円他であります。

※3 「建設仮勘定」の当期増加額は、「建物」4,005百万円、「機械及び装置」10,870百万円、

   「車両運搬具」1,453百万円、「工具、器具及び備品」3,976百万円他であります。

※4 「ソフトウエア」の当期増加額は、主に販売関連 4,210百万円、情報関連 3,987百万円、

    開発関連 1,161百万円によるものであります。

【引当金明細表】

(単位:百万円)

 

科目

当期首残高

当期増加額

当期減少額

当期末残高

貸倒引当金

5,076

32,684

37,760

役員賞与引当金

製品保証引当金

52,333

45,597

52,333

45,597

認証関連損失引当金

29,970

73,270

3,161

100,078

 

(2)【主な資産及び負債の内容】

 連結財務諸表を作成しているため、記載を省略しております。

 

(3)【その他】

 該当事項はありません。