第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定、又は、締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、自動車売上台数の増加や為替変動に伴う売上高の増加などにより、1兆6,015億円前年同期比2,912億円22.2%)の増収となりました。

利益面につきましては、売上高の増加に伴い、営業利益が2,851億円前年同期比994億円53.6%)の増益となり、経常利益につきましても、2,850億円前年同期比1,091億円62.0%)の増益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、1,932億円前年同期比802億円70.9%)の増益となりました。

 

第2四半期連結累計期間のセグメントの状況は以下のとおりです。

① 自動車事業部門

国内の登録車につきましては、「レガシィ」、「WRX」及び「クロスオーバー7」の販売が好調に推移したものの、発売から1年が経過した「レヴォーグ」、「フォレスター」の販売が減少したことなどにより、売上台数は5.0万台と前年同期比0.7万台(11.8%)の減少となりました。一方、軽自動車につきましては、「ステラ」の販売が好調に推移したことなどにより、1.7万台と前年同期比0.2万台(10.8%)の増加となりました。これらの結果、国内における売上台数の合計は6.7万台と前年同期比0.5万台(7.0%)の減少となりました。

 海外につきましては、当社の重点市場である北米を中心に「レガシィ」、「アウトバック」、「インプレッサ」及び「WRX」の販売が好調に推移したことにより、売上台数の合計は40.6万台と前年同期比4.6万台(12.7%)の増加となりました。

地域別の売上台数は、北米で31.7万台と前年同期比4.5万台(16.4%)の増加、ロシアを含む欧州で2.3万台と前年同期比0.1万台(4.7%)の減少、豪州で2.3万台と前年同期比0.4万台(19.2%) の増加、中国で2.0万台と前年同期比0.8万台(28.6%) の減少、その他地域で2.2万台と前年同期比0.7万台(41.1%)の増加となりました。

以上の結果、国内と海外の売上台数の合計は47.2万台と前年同期比4.1万台(9.4%)の増加となり、為替変動の影響も加わり、全体の売上高は、1兆5,057億円前年同期比2,777億円22.6%)の増収となりました。また、セグメント利益につきましても、2,732億円前年同期比947億円53.0%)の増益となりました。

 

② 航空宇宙事業部門

防衛省向け製品では、哨戒機「P-1」の生産が増加したことにより、売上高は前年同期を上回りました。 また、民間向け製品におきましても、「ボーイング787」、「ボーイング777」の売上増加及び為替変動の影響により、売上高は前年同期を上回りました。

以上の結果、全体の売上高は735億円前年同期比96億円15.1%)の増収となりました。セグメント利益につきましても、96億円前年同期比37億円63.2%)の増益となりました。

 

③ 産業機器事業部門

ロシア向けの大幅減などにより汎用エンジンの販売が減少したものの、北米向けレジャービークル用エンジンの販売が増加したことや為替変動の影響により、売上高は185億円前年同期比37億円25.3%)の増収となりました。セグメント利益につきましても、6億円前年同期比5億円370.5%)の増益となりました。

 

 

④ その他事業部門

売上高は38億円前年同期比2億円4.9%)の増収となりました。セグメント利益につきましても、13億円前年同期比5億円54.1%)の増益となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、2兆3,617億円と前期末に比べ1,620億円の増加となりました。主な要因は、現金及び預金と短期資金運用のための有価証券を合わせた手許資金の増加1,817億円、受取手形及び売掛金の減少192億円、商品及び製品の減少351億円、有形固定資産の増加275億円などであります。

負債につきましては、1兆1,692億円と前期末に比べ2億円の増加となりました。主な要因は、未払法人税等の増加151億円、未払費用の減少127億円などであります。

純資産につきましては、1兆1,925億円と前期末に比べ1,618億円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などによる利益剰余金の増加1,644億円などであります。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,570億円となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動による資金の増加は2,829億円前年同四半期連結累計期間は1,347億円の増加)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上2,831億円、売上債権の減少200億円、たな卸資産の減少351億円、法人税等の支払703億円などであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動による資金の減少は969億円前年同四半期連結累計期間は637億円の減少)となりました。主な要因は、固定資産の取得による支出(売却による収入との純額)558億円などであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動による資金の減少は395億円前年同四半期連結累計期間は627億円の減少)となりました。主な要因は、短期借入金の増加59億円、長期借入金の返済による支出(借入れによる収入との純額)161億円、配当金の支払288億円などであります。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体での研究開発費総額は、46,264百万円であります。

 

(6) 生産実績

当第2四半期連結累計期間における自動車セグメントの生産につきましては、国内において「レガシィ」、「アウトバック」、「インプレッサ」及び「SUBARU XV」の増加が寄与して前年を越え、海外においても昨年モデルチェンジした「レガシィ」及び「アウトバック」の好調が持続していることから前年越えとなりました。その結果、国内と海外の生産台数の合計は459,645台と前年同期比5.4%の増加となりました。