文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、為替変動に伴う売上高の減少があったものの、自動車売上台数の増加などにより、7,694億円と前年同期比41億円(0.5%)の増収となりました。
利益面につきましては、自動車売上台数の増加や原価低減の進捗等があったものの、為替変動の影響に加え、エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費等ならびに試験研究費の増加により、営業利益が1,015億円と前年同期比327億円(24.3%)の減益となり、経常利益につきましても、1,188億円と前年同期比113億円(8.7%)の減益となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、789億円と前年同期比53億円(6.3%)の減益となりました。
(単位 金額:百万円、比率:%) | |||||
| 売上高 |
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| 親会社株主 | 為替レート |
営業利益 | 経常利益 | に帰属する | |||
(利益率) | (利益率) | 四半期純利益 | |||
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| (利益率) |
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2017年3月期第1四半期 | 769,378 | 101,540 | 118,795 | 78,866 | 111円/米ドル |
| (13.2) | (15.4) | (10.3) | 124円/ユーロ | |
2016年3月期第1四半期 | 765,266 | 134,210 | 130,053 | 84,184 | 120円/米ドル |
| (17.5) | (17.0) | (11.0) | 132円/ユーロ | |
増減 | 4,112 | △32,670 | △11,258 | △5,318 |
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増減率 | 0.5 | △24.3 | △8.7 | △6.3 |
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当第1四半期連結累計期間のセグメントの状況は以下のとおりです。
(単位 金額:百万円、比率:%) | ||||||||
| 売上高 | セグメント利益又は損失 | ||||||
2016年3月期 | 2017年3月期 | 増減 | 増減率 | 2016年3月期 | 2017年3月期 | 増減 | 増減率 | |
第1四半期 | 第1四半期 | 第1四半期 | 第1四半期 | |||||
自動車 | 718,841 | 724,474 | 5,633 | 0.8 | 128,782 | 99,319 | △29,463 | △22.9 |
航空宇宙 | 35,774 | 35,217 | △557 | △1.6 | 4,384 | 1,676 | △2,708 | △61.8 |
産業機器 | 8,965 | 7,967 | △998 | △11.1 | 213 | △297 | △510 | - |
その他 | 1,686 | 1,720 | 34 | 2.0 | 659 | 641 | △18 | △2.7 |
調整額 | - | - | - | - | 172 | 201 | 29 | 16.9 |
合計 | 765,266 | 769,378 | 4,112 | 0.5 | 134,210 | 101,540 | △32,670 | △24.3 |
(注)1.売上高は、外部顧客への売上高であります。 | ||||||||
2.セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。 | ||||||||
① 自動車事業部門
国内の登録車につきましては、昨年10月に一部改良を行った「フォレスター」、「インプレッサ」の販売が好調に推移したことにより、売上台数は2.5万台と前年同期比0.5万台(23.4%)の増加となりました。一方、軽自動車につきましては、昨年からの軽自動車税増税の影響などにより、0.7万台と前年同期比0.1万台(18.3%)の減少となりました。これらの結果、国内における売上台数の合計は3.1万台と前年同期比0.3万台(11.3%)の増加となりました。
海外につきましては、当社の重点市場である北米において「アウトバック」、「クロストレック」の販売が好調に推移したことにより、売上台数の合計は21.4万台と前年同期比1.7万台(8.5%)の増加となりました。
地域別の売上台数は、北米で17.0万台と前年同期比1.6万台(10.5%)の増加、ロシアを含む欧州で1.1万台と前年同期比0.1万台(6.3%)の増加、豪州で1.2万台と前年同期比0.1万台(6.6%) の増加、中国で1.0万台と前年同期比0.1万台(5.7%) の減少、その他地域で前年同期並みの1.1万台となりました。
以上の結果、国内と海外の売上台数の合計は24.5万台と前年同期比2.0万台(8.9%)の増加となり、全体の売上高は、7,245億円と前年同期比56億円(0.8%)の増収となりました。また、セグメント利益につきましては、為替変動及びエアバッグインフレータに起因する品質関連費用の影響により、993億円と前年同期比295億円(22.9%)の減益となりました。
なお、当第1四半期連結累計期間の連結売上台数は以下のとおりです。
| (単位 台数:万台、比率:%) | ||||
| 2016年3月期 | 2017年3月期 | 増減 | 増減率 | |
第1四半期 | 第1四半期 | ||||
国内合計 | 2.8 | 3.1 | 0.3 | 11.3 | |
| 登録車 | 2.0 | 2.5 | 0.5 | 23.4 |
| 軽自動車 | 0.8 | 0.7 | △0.1 | △18.3 |
海外合計 | 19.7 | 21.4 | 1.7 | 8.5 | |
| 北米 | 15.4 | 17.0 | 1.6 | 10.5 |
| ロシア・欧州 | 1.0 | 1.1 | 0.1 | 6.3 |
| 豪州 | 1.1 | 1.2 | 0.1 | 6.6 |
| 中国 | 1.0 | 1.0 | △0.1 | △5.7 |
| その他地域 | 1.2 | 1.1 | △0.0 | △0.8 |
総合計 | 22.5 | 24.5 | 2.0 | 8.9 | |
② 航空宇宙事業部門
防衛省向け製品では、輸送機「C-2」の生産が増加したことにより、売上高は前年同期を上回りました。
民間向け製品では、「ボーイング787」の生産が増加したものの、為替変動の影響により、売上高は前年同期を下回りました。
以上の結果、全体の売上高は352億円と前年同期比6億円(1.6%)の減収となりました。セグメント利益につきましても、17億円と前年同期比27億円(61.8%)の減益となりました。
③ 産業機器事業部門
北米向け汎用エンジンの販売が増加したものの、北米向けレジャービークル用エンジンの販売が減少したことにより、売上高は80億円と前年同期比10億円(11.1%)の減収となりました。セグメント損失につきましても、前年同期比5億円減益の3億円の損失となりました。
④ その他事業部門
売上高は前年同期並みの17億円となりました。セグメント利益につきましても、前年同期並みの6億円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、2兆5,244億円と前期末に比べ680億円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金と有価証券を合わせた手許資金の減少640億円、商品及び製品の減少166億円、有形固定資産の増加195億円などであります。
負債につきましては、1兆1,852億円と前期末に比べ578億円の減少となりました。主な要因は、短期借入金の増加138億円、未払法人税等の減少695億円などであります。
純資産につきましては、1兆3,392億円と前期末に比べ102億円の減少となりました。主な要因は、利益剰余金の増加227億円、為替換算調整勘定の減少320億円などであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,460億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は621億円(前年同四半期連結累計期間は1,097億円の増加)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上1,178億円、仕入債務の減少181億円、法人税等の支払1,042億円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は647億円(前年同四半期連結累計期間は328億円の減少)となりました。主な要因は、有価証券の取得による支出(売却による収入との純額)100億円、固定資産の取得による支出(売却による収入との純額)259億円、貸付けによる支出(回収による収入との純額)147億円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は610億円(前年同四半期連結累計期間は385億円の減少)となりました。主な要因は、短期借入金の増加144億円、長期借入金の返済による支出(借入れによる収入との純額)83億円、社債の償還による支出100億円、配当金の支払548億円などであります。
当第1四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体での研究開発費総額は、23,601百万円であります。
当第1四半期連結累計期間における自動車セグメントの国内生産につきましては、国内向け「フォレスター」が牽引する形で、前年同期を上回りました。また、海外生産につきましても、北米市場での「レガシィ」、「アウトバック」の好調が続いており、前年同期を上回りました。以上の結果、国内と海外の生産台数の合計は244,530台と前年同期比6.9%の増加となりました。