第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)に基づいて作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2024年4月1日から2025年3月31日まで)の財務諸表について有限責任 あずさ監査法人による監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組について

当社は、連結財務諸表等の適正性を確保するための特段の取組を行っております。具体的には、会計基準等の内容を適切に把握し、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備するため、公益財団法人財務会計基準機構への加入並びに同機構及び監査法人等が主催するセミナーへの参加等の取組を行っております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結貸借対照表】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

資産の部

 

 

流動資産

 

 

現金及び預金

28,722

26,269

受取手形

※5 55

47

売掛金

38,612

36,027

電子記録債権

※5 4,591

3,180

商品及び製品

1,999

1,594

仕掛品

9,341

11,491

原材料及び貯蔵品

2,791

3,058

未収還付法人税等

8

48

その他

5,670

6,078

貸倒引当金

16

6

流動資産合計

91,777

87,789

固定資産

 

 

有形固定資産

 

 

建物及び構築物

※2,※3 44,715

※2,※3 49,146

減価償却累計額

32,479

34,685

建物及び構築物(純額)

12,235

14,461

機械装置及び運搬具

※3 122,519

※2,※3 132,718

減価償却累計額

99,811

107,318

機械装置及び運搬具(純額)

22,707

25,400

工具、器具及び備品

※3 44,926

※3 50,522

減価償却累計額

37,001

42,605

工具、器具及び備品(純額)

7,925

7,916

土地

※2,※4 32,582

※2,※4 32,781

建設仮勘定

9,167

12,989

有形固定資産合計

84,618

93,549

無形固定資産

498

590

投資その他の資産

 

 

投資有価証券

※1 8,851

※1 8,001

繰延税金資産

1,547

1,558

退職給付に係る資産

3,396

5,286

その他

1,087

1,024

貸倒引当金

35

35

投資その他の資産合計

14,847

15,835

固定資産合計

99,965

109,974

資産合計

191,742

197,764

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

負債の部

 

 

流動負債

 

 

支払手形及び買掛金

27,494

24,061

電子記録債務

6,130

5,474

短期借入金

※2 5,770

※2 8,102

リース債務

83

37

未払法人税等

1,321

809

契約負債

431

787

賞与引当金

3,368

3,561

役員賞与引当金

170

119

その他

10,942

10,663

流動負債合計

55,713

53,617

固定負債

 

 

長期借入金

※2 1,632

※2 1,664

リース債務

262

267

長期未払法人税等

70

繰延税金負債

2,837

3,195

再評価に係る繰延税金負債

※4 7,601

※4 7,822

退職給付に係る負債

2,470

2,837

環境対策引当金

139

155

資産除去債務

404

404

その他

235

246

固定負債合計

15,584

16,664

負債合計

71,298

70,282

純資産の部

 

 

株主資本

 

 

資本金

8,070

8,070

資本剰余金

2,074

2,074

利益剰余金

72,957

74,546

自己株式

2,183

353

株主資本合計

80,918

84,338

その他の包括利益累計額

 

 

その他有価証券評価差額金

3,551

3,273

土地再評価差額金

※4 17,255

※4 17,034

為替換算調整勘定

5,647

7,766

退職給付に係る調整累計額

447

1,579

その他の包括利益累計額合計

26,902

29,654

非支配株主持分

12,623

13,489

純資産合計

120,444

127,481

負債純資産合計

191,742

197,764

 

②【連結損益計算書及び連結包括利益計算書】
【連結損益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

売上高

※1 197,817

※1 189,883

売上原価

※2 169,375

※2 164,125

売上総利益

28,441

25,758

販売費及び一般管理費

※3,※4 15,633

※3,※4 16,112

営業利益

12,807

9,646

営業外収益

 

 

受取利息

143

188

受取配当金

410

392

固定資産賃貸料

51

42

為替差益

366

331

その他

167

131

営業外収益合計

1,139

1,086

営業外費用

 

 

支払利息

393

381

コミットメントフィー

28

28

その他

64

42

営業外費用合計

486

453

経常利益

13,461

10,279

特別利益

 

 

固定資産売却益

※5 16

※5 101

土地使用権放棄に伴う経済的補償益

522

投資有価証券売却益

462

187

特別利益合計

1,002

289

特別損失

 

 

固定資産売却損

※6 0

固定資産除却損

※7 92

※7 175

投資有価証券売却損

18

減損損失

※8 225

※8 145

特別損失合計

318

339

税金等調整前当期純利益

14,145

10,229

法人税、住民税及び事業税

3,479

2,749

国際最低課税額に対する法人税等

70

法人税等調整額

141

1

法人税等合計

3,620

2,821

当期純利益

10,524

7,408

非支配株主に帰属する当期純利益

2,445

1,327

親会社株主に帰属する当期純利益

8,078

6,080

 

【連結包括利益計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

当期純利益

10,524

7,408

その他の包括利益

 

 

その他有価証券評価差額金

1,332

278

土地再評価差額金

221

為替換算調整勘定

2,672

3,574

退職給付に係る調整額

298

1,131

その他の包括利益合計

3,707

4,206

包括利益

14,232

11,614

(内訳)

 

 

親会社株主に係る包括利益

10,902

8,832

非支配株主に係る包括利益

3,329

2,782

 

③【連結株主資本等変動計算書】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

8,070

2,074

67,980

1,936

76,189

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,401

 

2,401

親会社株主に帰属する当期

純利益

 

 

8,078

 

8,078

自己株式の取得

 

 

 

1,000

1,000

自己株式の処分

 

17

 

35

53

自己株式の消却

 

17

699

717

株主資本以外の項目の当期

変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

4,977

247

4,729

当期末残高

8,070

2,074

72,957

2,183

80,918

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主

持分

純資産合計

 

その他有価証

券評価差額金

土地再評価

差額金

為替換算

調整勘定

退職給付に係

る調整累計額

その他の包括

利益累計額

合計

当期首残高

2,219

17,255

3,858

745

24,078

10,819

111,087

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

2,401

親会社株主に帰属する当期

純利益

 

 

 

 

 

 

8,078

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

1,000

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

53

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

株主資本以外の項目の当期

変動額(純額)

1,332

1,789

298

2,823

1,804

4,627

当期変動額合計

1,332

1,789

298

2,823

1,804

9,357

当期末残高

3,551

17,255

5,647

447

26,902

12,623

120,444

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

株主資本

 

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

株主資本合計

当期首残高

8,070

2,074

72,957

2,183

80,918

当期変動額

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

2,609

 

2,609

親会社株主に帰属する当期

純利益

 

 

6,080

 

6,080

自己株式の取得

 

 

 

1,500

1,500

自己株式の処分

 

15

 

46

62

自己株式の消却

 

15

3,269

3,285

連結範囲の変動

 

 

1,386

 

1,386

株主資本以外の項目の当期

変動額(純額)

 

 

 

 

 

当期変動額合計

1,589

1,830

3,420

当期末残高

8,070

2,074

74,546

353

84,338

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他の包括利益累計額

非支配株主

持分

純資産合計

 

その他有価証

券評価差額金

土地再評価

差額金

為替換算

調整勘定

退職給付に係

る調整累計額

その他の包括

利益累計額

合計

当期首残高

3,551

17,255

5,647

447

26,902

12,623

120,444

当期変動額

 

 

 

 

 

 

 

剰余金の配当

 

 

 

 

 

 

2,609

親会社株主に帰属する当期

純利益

 

 

 

 

 

 

6,080

自己株式の取得

 

 

 

 

 

 

1,500

自己株式の処分

 

 

 

 

 

 

62

自己株式の消却

 

 

 

 

 

 

連結範囲の変動

 

 

 

 

 

 

1,386

株主資本以外の項目の当期

変動額(純額)

278

221

2,119

1,131

2,751

865

3,617

当期変動額合計

278

221

2,119

1,131

2,751

865

7,037

当期末残高

3,273

17,034

7,766

1,579

29,654

13,489

127,481

 

④【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

 至 2025年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

税金等調整前当期純利益

14,145

10,229

減価償却費

11,529

13,480

減損損失

225

145

貸倒引当金の増減額(△は減少)

40

11

賞与引当金の増減額(△は減少)

252

21

役員賞与引当金の増減額(△は減少)

39

51

退職給付に係る負債の増減額(△は減少)

51

162

退職給付に係る資産の増減額(△は増加)

258

239

受取利息及び受取配当金

553

581

支払利息

393

381

投資有価証券売却損益(△は益)

462

169

有形固定資産売却益

16

101

有形固定資産売却損

0

有形固定資産除却損

92

175

土地使用権放棄に伴う経済的補償益

522

売上債権の増減額(△は増加)

2,619

5,932

仕入債務の増減額(△は減少)

926

5,684

棚卸資産の増減額(△は増加)

2,280

1,248

契約負債の増減額(△は減少)

196

95

その他

139

819

小計

30,255

21,719

利息及び配当金の受取額

547

585

利息の支払額

411

375

法人税等の還付額

3

法人税等の支払額

3,164

3,322

営業活動によるキャッシュ・フロー

27,230

18,606

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

定期預金の預入による支出

3

3

定期預金の払戻による収入

2

2

有形固定資産の取得による支出

15,374

18,627

有形固定資産の売却による収入

20

475

土地使用権放棄に伴う経済的補償益による収入

959

投資有価証券の取得による支出

70

81

投資有価証券の売却による収入

490

748

貸付けによる支出

3

7

貸付金の回収による収入

3

5

その他

150

226

投資活動によるキャッシュ・フロー

14,127

17,714

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

短期借入金の純増減額(△は減少)

1,162

1,634

長期借入れによる収入

1,223

長期借入金の返済による支出

896

1,154

自己株式の取得による支出

1,000

1,500

非支配株主への配当金の支払額

1,525

1,916

配当金の支払額

2,401

2,609

その他

30

24

財務活動によるキャッシュ・フロー

7,017

4,346

現金及び現金同等物に係る換算差額

290

1,000

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

6,376

2,454

現金及び現金同等物の期首残高

22,329

28,706

現金及び現金同等物の期末残高

28,706

26,251

 

【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 18

主要な連結子会社名

㈱協和製作所

尾道プレス工業㈱

PK U.S.A.,INC.

THAI SUMMIT PKK CO.,LTD.

THAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.

普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司

普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司

PT.PK Manufacturing Indonesia

 前連結会計年度において連結子会社でありました蘇州普美駕駛室有限公司は、2024年6月11日付で清算結了したため、連結の範囲から除いております。

(2)主要な非連結子会社の名称等

OCEAN STREAM (THAILAND) CO.,LTD.

(連結の範囲から除いた理由)

非連結子会社は小規模であり、合計の総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等は、連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法適用の関連会社数

該当ありません。

(2)持分法の範囲から除いた理由

持分法を適用していない主要な非連結子会社(OCEAN STREAM (THAILAND) CO.,LTD.)は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため持分法の適用範囲から除外しております。

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、PK U.S.A.,INC.、OCEAN STREAM ENTERPRISE,INC.、普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司、普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司、必可喜貿易(蘇州)有限公司、THAI SUMMIT PKK CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK ENGINEERING CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK BANGPAKONG CO.,LTD.、THAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.、PRESS KOGYO SWEDEN AB 及びPT.PK Manufacturing Indonesiaの決算日は12月31日であります。連結財務諸表の作成に当たっては、同決算日現在の財務諸表を使用しております。

ただし、同決算日から連結決算日までの期間に発生した重要な取引については、連結上必要な調整を行っております。

4.会計方針に関する事項

(1)重要な資産の評価基準及び評価方法

イ 有価証券

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法を採用しております。

ロ デリバティブ

時価法を採用しております。

ハ 棚卸資産

主として総平均法による原価法(貸借対照表価額については、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法)により算定しております。

 

(2)重要な減価償却資産の減価償却の方法

イ 有形固定資産(リース資産を除く)

主として定率法によっております。ただし、1998年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物、並びに当社の工具については、定額法によっております。また、在外連結子会社は、主として定額法によっております。

なお、耐用年数及び残存価額(在外連結子会社を除く)については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。

ロ 無形固定資産(リース資産を除く)

定額法によっております。

なお、償却年数については、法人税法に規定する方法と同一の基準によっております。ただし、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年)としております。

ハ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証の取決めがある場合には残価保証額)とする定額法によっております。

(3)重要な引当金の計上基準

イ 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

ロ 賞与引当金

従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、支給見込額に基づき当連結会計年度に見合う分を計上しております。

ハ 役員賞与引当金

役員賞与の支出に備えるため、当連結会計年度における支給見込額に基づき計上しております。

ニ 環境対策引当金

当社及び連結子会社で保管しているPCB廃棄物の処理費用の支出に備えるため、中間貯蔵・環境安全事業株式会社が公表している処理単価に基づいて算出した処理費用見込額を計上しております。

(4)退職給付に係る会計処理の方法

① 退職給付見込額の期間帰属方法

退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法については、給付算定式基準によっております。

② 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法

過去勤務費用については、その発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として14年)による定額法により費用処理しております。

数理計算上の差異については、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として13年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理しております。

③ 小規模企業等における簡便法の採用

一部の連結子会社は、退職給付に係る負債及び退職給付費用の計算に、退職給付に係る期末自己都合要支給額を退職給付債務とする方法を用いた簡便法を適用しております。

(5)重要な収益及び費用の計上基準

当社及び連結子会社では、主に完成した製品を顧客に供給することを履行義務としており、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。なお、国内の販売においては、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

(6)重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債並びに収益及び費用は、当該子会社等の決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定及び非支配株主持分に含めております。

(7)連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(重要な会計上の見積り)

 会計上の見積りは、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づいて合理的な金額を算出しております。当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額が会計上の見積りによるもののうち、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクがある項目は以下のとおりです。

 

1.固定資産の減損損失

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

有形固定資産

84,618百万円

93,549百万円

無形固定資産

498百万円

590百万円

投資その他の資産(長期前払費用)

734百万円

689百万円

固定資産減損損失

225百万円

145百万円

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローを見積り、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減損し、当該減少額を減損損失として計上しております。

将来キャッシュ・フローについては、事業計画である翌連結会計年度予算及び中期経営計画等に基づき見積っております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては、慎重に検討しておりますが、事業計画や経営環境等の前提条件の変化により、追加又は新たな減損損失の計上が必要となる場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

2.繰延税金資産

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

前連結会計年度

当連結会計年度

繰延税金資産

1,547百万円

1,558百万円

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループは、繰延税金資産について定期的に回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額と実行可能なタックス・プランニングを考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しております。将来の課税所得を見込むにあたって、中期経営計画の前提となった数値を基に、経営環境などの外部要因、当社グループ内で用いている予算などの内部情報などを反映し、見積っております。将来の課税所得見込額はその時の業績等により変動し、課税所得の見積に影響を与える要因が発生した場合は回収懸念額の見直しを行い繰延税金資産の修正を行うため、当期純損益額が変動する可能性があります。

 

(会計方針の変更)

(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用)

 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日。以下「2022年改正会計基準」という。)等を当連結会計年度の期首から適用しております。

 従来、所得等に対する法人税、住民税及び事業税等(以下「法人税等」という。)について、法令に従い算定した額を損益に計上することとしておりましたが、所得に対する法人税等について、その発生源泉となる取引等に応じて、損益、株主資本及びその他の包括利益に区分して計上することとし、その他の包括利益累計額に計上された法人税等については、当該法人税等が課される原因となる取引等が損益に計上された時点で、これに対応する税額を損益に計上することとしました。なお、課税の対象となった取引等が、損益に加えて、株主資本又はその他の包括利益に関連しており、かつ、株主資本又はその他の包括利益に対して課された法人税等の金額を算定することが困難である場合には、当該税額を損益に計上しております。

 法人税等の計上区分(その他の包括利益に対する課税)に関する改正については、2022年改正会計基準第20-3項ただし書きに定める経過的な取扱い及び「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日。以下「2022年改正適用指針」という。)第65-2項(2)ただし書きに定める経過的な取扱いに従っております。なお、当該会計方針の変更による連結財務諸表への影響はありません。

 また、連結会社間における子会社株式等の売却に伴い生じた売却損益を税務上繰り延べる場合の連結財務諸表における取扱いの見直しに関連する改正については、2022年改正適用指針を当連結会計年度の期首から適用しております。当該会計方針の変更は、遡及適用され、前連結会計年度については遡及適用後の連結財務諸表となっております。なお、当該会計方針の変更による前連結会計年度の連結財務諸表への影響はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

 

(1)概要

 企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。

 借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費及びリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 

(2)適用予定日

 2028年3月期の期首から適用します。

 

(3)当該会計基準等の適用による影響

 「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

 (連結貸借対照表)

前連結会計年度において、「受取手形」に含めていた「電子記録債権」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「受取手形」に表示していた4,646百万円は、「受取手形」55百万円、「電子記録債権」4,591百万円として組み替えております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

投資有価証券(株式)

27百万円

27百万円

 

※2 担保資産及び担保付債務

担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

建物及び構築物

73百万円

355百万円

機械装置及び運搬具

215

土地

177

177

251

748

 

担保付債務は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

短期借入金

59百万円

140百万円

長期借入金

101

464

161

605

 

※3 圧縮記帳額

有形固定資産に係る国庫補助金及び保険差益による圧縮記帳累計額は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

建物及び構築物

3百万円

3百万円

機械装置及び運搬具

644

644

工具、器具及び備品

0

0

 

※4 土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及び土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律(平成11年3月31日公布法律第24号)に基づき事業用の土地の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地再評価差額金」として純資産の部に計上しております。

・再評価の方法

土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号に定める地方税法(昭和25年法律第226号)第341条第10号の土地課税台帳又は同条第11号の土地補充課税台帳に登録されている価格に合理的な調整を行って算出する方法によっております。

・再評価を行った年月日

2000年3月31日

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

再評価を行った土地の期末における時価

と再評価後の帳簿価額との差額

△11,737百万円

△11,738百万円

 

※5 連結会計年度末日満期手形及び電子記録債権

連結会計年度末日満期手形及び電子記録債権の会計処理については、満期日に決済が行われたものとして処理しております。なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形及び電子記録債権を満期日に決済が行われたものとして処理しております。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

受取手形

8百万円

-百万円

電子記録債権

60

 

6 当社及び連結子会社(株式会社協和製作所、PK U.S.A.,INC.、THAI SUMMIT PKK CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK BANGPAKONG CO.,LTD.、THAI SUMMIT PKK ENGINEERING CO.,LTD.、THAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.、PRESS KOGYO SWEDEN AB)においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行9行(前連結会計年度は10行)と当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しております。連結会計年度末における借入未実行残高等は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

当座貸越極度額及び貸出コミットメント

の総額

19,844百万円

20,314百万円

借入実行残高

4,730

6,611

差引額

15,114

13,702

 

 

(連結損益計算書関係)

※1 顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

 

※2 期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

80百万円

171百万円

 

※3 販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

製品発送費

1,941百万円

1,982百万円

従業員給料及び手当

3,599

3,656

従業員賞与

444

431

退職給付費用

195

200

賞与引当金繰入額

624

636

役員賞与引当金繰入額

170

119

福利厚生費

1,010

1,094

 

※4 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

  至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

  至 2025年3月31日)

338百万円

486百万円

 

※5 固定資産売却益の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

建物及び構築物

0百万円

25百万円

機械装置及び運搬具

10

43

工具、器具及び備品

6

24

土地

7

無形固定資産

0

16

101

 

※6 固定資産売却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

機械装置及び運搬具

-百万円

0百万円

工具、器具及び備品

0

0

 

 

※7 固定資産除却損の内容は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

建物及び構築物

8百万円

82百万円

機械装置及び運搬具

81

91

工具、器具及び備品

1

1

92

175

 

※8 減損損失

当社グループは、以下の資産グループについて減損損失を計上いたしました。

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

用途

場所

種類

減損損失

事業用資産

PK U.S.A.,INC.

(米国ミシシッピ州)

建物及び構築物

その他

116百万円

事業用資産

普莱斯冲圧部件(蘇州)有限公司

(中華人民共和国江蘇省)

機械装置及び運搬具

工具、器具及び備品

ソフトウエア

89百万円

事業用資産

普莱斯工業小型駕駛室(蘇州)有限公司

(中華人民共和国江蘇省)

機械装置及び運搬具

工具、器具及び備品

ソフトウエア

19百万円

当社グループは、原則として、事業用資産については各社及び工場を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

米国においてミシシッピ工場の生産終了を予定していることと、中国において市場及び環境の変化に伴う収益性の低下により、営業活動から生じる損益が継続してマイナスとなっていることから、当連結会計年度において減損の兆候があると判断いたしました。

このため、減損損失の認識の要否の判定が行われ、見積られた割引前将来キャッシュ・フローの総額が資産の帳簿価額を下回ったことから、減損損失の認識が必要と判断いたしました。

その結果、当連結会計年度において、事業用資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(225百万円)として特別損失に計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物87百万円、機械装置及び運搬具30百万円、工具、器具及び備品68百万円、ソフトウエア10百万円、その他29百万円であります。

なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、正味売却価額は売却価額、又は備忘価額により評価しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

用途

場所

種類

減損損失

事業用資産

川崎工場

(神奈川県川崎市)

建物及び構築物

144百万円

当社グループは、原則として、事業用資産については各社及び工場を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

当連結会計年度において、川崎工場本社・事務棟の建替えに伴う、解体工事を予定し、処分予定資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上いたしました。その内訳は、建物及び構築物144百万円であります。その他、連結子会社において計上した減損損失0百万円と合わせ、当連結会計年度において、減損損失(145百万円)を特別損失に計上いたしました。

なお、回収可能価額は、正味売却価額により測定しており、正味売却価額は売却価額、又は備忘価額により評価しております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

当期発生額

2,299百万円

△183百万円

組替調整額

△462

△169

法人税等及び税効果調整前

1,837

△353

法人税等及び税効果額

△504

74

その他有価証券評価差額金

1,332

△278

土地再評価差額金:

 

 

当期発生額

組替調整額

法人税等及び税効果調整前

法人税等及び税効果額

△221

土地再評価差額金勘定

△221

為替換算調整勘定:

 

 

当期発生額

2,672

4,076

組替調整額

△502

法人税等及び税効果調整前

2,672

3,574

法人税等及び税効果額

為替換算調整勘定

2,672

3,574

退職給付に係る調整額:

 

 

当期発生額

△266

1,817

組替調整額

△162

△157

法人税等及び税効果調整前

△429

1,660

法人税等及び税効果額

131

△528

退職給付に係る調整額

△298

1,131

その他の包括利益合計

3,707

4,206

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度

期首株式数(千株)

当連結会計年度

増加株式数(千株)

当連結会計年度

減少株式数(千株)

当連結会計年度末

株式数(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式 (注)1

108,594

1,770

106,823

合計

108,594

1,770

106,823

自己株式

 

 

 

 

普通株式 (注)2、3

5,477

1,771

1,858

5,391

合計

5,477

1,771

1,858

5,391

(注)1.普通株式の発行済株式の株式数の減少は、取締役会決議に基づく自己株式の消却による減少1,770千株であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加1,770千株及び単元未満株式の買取りによる増加1千株によるものであります。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少は、取締役会決議に基づく自己株式の消却による減少1,770千株、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少87千株であります。

 

2.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年6月29日

定時株主総会

普通株式

1,082

10.5

2023年3月31日

2023年6月30日

2023年11月9日

取締役会

普通株式

1,318

13.0

2023年9月30日

2023年12月4日

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月27日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

1,318

13.0

2024年3月31日

2024年6月28日

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度

期首株式数(千株)

当連結会計年度

増加株式数(千株)

当連結会計年度

減少株式数(千株)

当連結会計年度末

株式数(千株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式 (注)1

106,823

6,823

100,000

合計

106,823

6,823

100,000

自己株式

 

 

 

 

普通株式 (注)2、3

5,391

2,261

6,919

733

合計

5,391

2,261

6,919

733

(注)1.普通株式の発行済株式の株式数の減少は、取締役会決議に基づく自己株式の消却による減少6,823千株であります。

2.普通株式の自己株式の株式数の増加は、取締役会決議に基づく自己株式の取得による増加2,261千株及び単元未満株式の買取りによる増加0千株によるものであります。

3.普通株式の自己株式の株式数の減少は、取締役会決議に基づく自己株式の消却による減少6,823千株、譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分による減少96千株であります。

 

2.配当に関する事項

(1)配当金支払額

(決議)

株式の種類

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月27日

定時株主総会

普通株式

1,318

13.0

2024年3月31日

2024年6月28日

2024年11月11日

取締役会

普通株式

1,290

13.0

2024年9月30日

2024年12月3日

 

(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

(決議)

株式の種類

配当の原資

配当金の総額

(百万円)

1株当たり

配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年6月26日

定時株主総会

(予定)

普通株式

利益剰余金

1,886

19.0

2025年3月31日

2025年6月27日

(注)2025年3月期 期末配当金の内訳  普通配当 14円00銭 記念配当 5円00銭

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

現金及び預金勘定

28,722百万円

26,269百万円

預入期間が3か月を超える定期預金

△16

△17

現金及び現金同等物

28,706

26,251

 

(リース取引関係)

(借主側)

オペレーティング・リース取引

オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

1年内

179

185

1年超

1,320

1,394

合計

1,500

1,579

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、設備投資計画に照らして、必要な資金(主に銀行借入や社債発行)を調達しております。一時的な余資は主に流動性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

(2)金融商品の内容及び当該金融商品に係るリスク

営業債権である受取手形、売掛金及び電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、先物為替予約の利用が妥当なものについてはヘッジしております。

投資有価証券は、市場価格の変動リスクに晒されております。

営業債務である支払手形、買掛金及び電子記録債務は、主に4か月以内の支払期日であります。

借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務の支払期日は、決算日後最長で23年超24年内であります。このうち一部は、変動金利であるため、金利の変動リスクに晒されております。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計は金利スワップ取引について適用(特例処理)しておりますが、当連結会計年度においては、ヘッジ会計を適用するデリバティブ取引はありません。

(3)金融商品に係るリスク管理体制

① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、債権管理規程に従い、営業債権について、各事業部門における担当部署が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。

② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社は、外貨建ての営業債権の為替の変動リスクに対して、必要に応じて先物為替予約取引を利用してヘッジしております。また、借入金に係る支払金利の変動リスクを抑制するために、金利スワップ取引を利用しております。

投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、満期保有目的の債券以外のものについては、取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。

③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、各部署からの報告に基づき担当部署が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、金融機関とのコミットメントライン契約や手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。

(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2024年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1)投資有価証券

 

 

 

株式

8,814

8,814

会員権

1

2

1

資産計

8,816

8,817

1

(1)長期借入金

1,632

1,626

△6

(2)リース債務(固定負債)

262

206

△55

負債計

1,895

1,832

△62

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 

連結貸借対照表計上額

(百万円)

時価(百万円)

差額(百万円)

(1)投資有価証券

 

 

 

株式

7,964

7,964

会員権

1

2

1

資産計

7,965

7,967

1

(1)長期借入金

1,664

1,659

△5

(2)リース債務(固定負債)

267

210

△57

負債計

1,932

1,869

△63

※1 「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「電子記録債権」、「支払手形及び買掛金」、「電子記録債務」、「短期借入金」及び「リース債務(流動負債)」については、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

前連結会計年度(百万円)

当連結会計年度(百万円)

非上場株式

35

35

 

(注)1 金銭債権の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

28,722

受取手形

55

売掛金

38,612

電子記録債権

4,591

合計

71,982

 

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

5年以内

(百万円)

5年超

10年以内

(百万円)

10年超

(百万円)

現金及び預金

26,269

受取手形

47

売掛金

36,027

電子記録債権

3,180

合計

65,524

 

(注)2 長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

前連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

5,770

リース債務(流動負債)

83

長期借入金

1,030

586

16

リース債務(固定負債)

32

25

16

11

176

合計

5,853

1,062

611

32

11

176

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

短期借入金

8,102

リース債務(流動負債)

37

長期借入金

878

243

226

226

88

リース債務(固定負債)

29

20

16

13

187

合計

8,140

907

264

243

240

276

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

 

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2024年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

株式

8,814

8,814

資産計

8,814

8,814

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

株式

7,964

7,964

資産計

7,964

7,964

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

会員権

2

2

資産計

2

2

長期借入金

1,626

1,626

リース債務(固定負債)

206

206

負債計

1,832

1,832

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

会員権

2

2

資産計

2

2

長期借入金

1,659

1,659

リース債務(固定負債)

210

210

負債計

1,869

1,869

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

 

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。一方で当社が保有している会員権は、市場での取引頻度が低く、活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金及びリース債務(固定負債)

これらの時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2024年3月31日)

区分

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

 

 

 

(1)株式

8,642

3,477

5,165

小計

8,642

3,477

5,165

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

 

 

 

(1)株式

171

199

△27

小計

171

199

△27

合計

8,814

3,677

5,137

(注) 期末における時価が取得原価に比べ50%超下落した場合には全て減損処理を行っております。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

区分

連結貸借対照表計上額

(百万円)

取得原価(百万円)

差額(百万円)

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えるもの

 

 

 

(1)株式

7,964

3,179

4,784

小計

7,964

3,179

4,784

連結貸借対照表計上額が

取得原価を超えないもの

 

 

 

(1)株式

小計

合計

7,964

3,179

4,784

(注) 期末における時価が取得原価に比べ50%超下落した場合には全て減損処理を行っております。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額
(百万円)

売却損の合計額
(百万円)

(1)株式

490

462

合計

490

462

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

種類

売却額(百万円)

売却益の合計額
(百万円)

売却損の合計額
(百万円)

(1)株式

748

187

18

合計

748

187

18

 

(退職給付関係)

1.採用している退職給付制度の概要

当社及び連結子会社は、従業員の退職給付に充てるため、積立型、非積立型の確定給付制度及び確定拠出制度を採用しております。

確定給付企業年金制度では、給与と勤務期間に基づいた一時金又は年金を支給します。

退職一時金制度(非積立制度であります。)では、退職給付として、給与と勤務期間に基づいた一時金を支給します。

なお、一部の連結子会社が有する確定給付企業年金制度及び退職一時金制度は、簡便法により退職給付に係る負債及び退職給付費用を計算しております。

 

2.確定給付制度

(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く。)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

退職給付債務の期首残高

12,729百万円

13,456百万円

勤務費用

563

630

利息費用

151

182

数理計算上の差異の発生額

1,007

△2,078

退職給付の支払額

△1,133

△728

その他

137

210

退職給付債務の期末残高

13,456

11,672

 

(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表((3)に掲げられた簡便法を適用した制度を除く。)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

年金資産の期首残高

14,303百万円

14,682百万円

期待運用収益

143

146

数理計算上の差異の発生額

738

△258

事業主からの拠出額

500

495

退職給付の支払額

△1,003

△628

年金資産の期末残高

14,682

14,438

 

(3)簡便法を適用した制度の、退職給付に係る負債の期首残高と期末残高の調整表

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

退職給付に係る負債の期首残高

288百万円

300百万円

退職給付費用

39

37

退職給付の支払額

△27

△21

退職給付に係る負債の期末残高

300

316

 

(4)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産の調整表

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

積立型制度の退職給付債務

11,285百万円

9,152百万円

年金資産

△14,682

△14,438

 

△3,396

△5,286

非積立型制度の退職給付債務

2,470

2,837

連結貸借対照表上に計上された負債と資産の純額

△925

△2,448

 

 

 

退職給付に係る負債

2,470

2,837

退職給付に係る資産

△3,396

△5,286

連結貸借対照表上に計上された負債と資産の純額

△925

△2,448

 

(5)退職給付費用及びその内訳の金額

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

勤務費用

563百万円

630百万円

利息費用

151

182

期待運用収益

△143

△146

数理計算上の差異の費用処理額

△160

△159

簡便法を適用した退職給付費用

39

37

過去勤務費用の費用処理額

0

確定給付制度に係る退職給付費用

451

544

 

(6)退職給付に係る調整額

退職給付に係る調整額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

過去勤務費用

-百万円

△8百万円

数理計算上の差異

△429百万円

1,668百万円

合 計

△429

1,660

 

(7)退職給付に係る調整累計額

退職給付に係る調整累計額に計上した項目(法人税等及び税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

未認識過去勤務費用

-百万円

8百万円

未認識数理計算上の差異

△644

△2,313

合 計

△644

△2,304

 

(8)年金資産に関する事項

① 年金資産の主な内訳

年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

債券

55%

57%

株式

29

27

一般勘定

13

13

現金及び預金

3

3

合 計

100

100

 

② 長期期待運用収益率の設定方法

年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。

 

(9)数理計算上の計算基礎に関する事項

主要な数理計算上の計算基礎

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

当連結会計年度

(2025年3月31日)

割引率

1.1%

1.9%

長期期待運用収益率

1.0

1.0

予想昇給率

9.5

5.6

(注) 予想昇給率はポイント制における予想ポイントの上昇率であります。

 

3.確定拠出制度

当社及び連結子会社の確定拠出制度への要拠出額は、前連結会計年度586百万円、当連結会計年度550百万円であります。

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

繰延税金資産

 

 

 

税務上の繰越欠損金(注)

651百万円

 

676百万円

賞与引当金

624

 

700

未払事業税

95

 

56

貸倒引当金

 

11

資産除去債務

126

 

129

固定資産未実現利益

470

 

350

棚卸資産未実現利益

31

 

84

外国税額(繰越控除限度超過額)

105

 

71

減価償却超過額

109

 

149

退職給付に係る負債

412

 

358

未払社会保険料(賞与)

179

 

239

繰越試験研究費

627

 

716

減損損失

424

 

523

その他有価証券評価差額金

8

 

その他

815

 

1,113

繰延税金資産小計

4,682

 

5,182

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

△263

 

△392

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△911

 

△962

評価性引当額小計

△1,175

 

△1,354

繰延税金資産合計

3,507

 

3,827

繰延税金負債

 

 

 

固定資産圧縮積立金

△7

 

△7

その他有価証券評価差額金

△1,585

 

△1,511

全面時価評価法適用による評価差額

△315

 

△315

退職給付に係る資産

△1,054

 

△1,685

海外子会社の留保利益金

△1,037

 

△972

海外子会社の加速償却

△789

 

△948

その他

△8

 

△23

繰延税金負債合計

△4,797

 

△5,464

繰延税金資産(負債)の純額

△1,289

 

△1,636

 

(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2024年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

税務上の繰越欠損金(※1)

5

16

5

103

133

388

651

評価性引当額

△5

△16

△5

△103

△133

△263

繰延税金資産

388

(※2)388

(※1)  税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(※2)  税務上の繰越欠損金651百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産388百万円を計上しております。これは、連結子会社における将来の課税所得の見込により回収可能と判断したためであります。

 

当連結会計年度(2025年3月31日)

 

1年以内

(百万円)

1年超

2年以内

(百万円)

2年超

3年以内

(百万円)

3年超

4年以内

(百万円)

4年超

5年以内

(百万円)

5年超

(百万円)

合計

(百万円)

税務上の繰越欠損金(※1)

17

6

111

144

111

283

676

評価性引当額

△17

△6

△111

△144

△111

△392

繰延税金資産

283

(※2)283

(※1)  税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

(※2)  税務上の繰越欠損金676百万円(法定実効税率を乗じた額)について、繰延税金資産283百万円を計上しております。これは、連結子会社における将来の課税所得の見込により回収可能と判断したためであります。

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

前連結会計年度

(2024年3月31日)

 

当連結会計年度

(2025年3月31日)

法定実効税率

30.5%

 

30.5%

(調整)

 

 

 

交際費等の損金不算入

1.1

 

1.9

評価性引当額増減

△1.2

 

1.8

海外子会社の投資優遇税制

△2.7

 

海外子会社の適用税率差異

△4.8

 

△6.2

海外子会社の未分配利益

0.6

 

△0.6

試験研究費税額控除

0.3

 

0.7

連結調整による影響額

0.7

 

過年度法人税等還付額

0.4

 

その他

0.4

 

△0.7

税効果会計適用後の法人税等の負担率

25.5

 

27.5

 

3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立し、2026年4月1日以後に開始する連結会計年度より、「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

これに伴い、2026年4月1日に開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.58%から31.47%に変更し計算しております。

この税率変更により、当連結会計年度の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は59百万円増加し、退職給付に係る調整累計額が20百万円増加し、法人税等調整額が17百万円、その他有価証券評価差額金が42百万円、それぞれ減少しております。

また、再評価に係る繰延税金負債は221百万円増加し、土地再評価差額金が同額減少しております。

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

(1) 当該資産除去債務の概要

工場建物のアスベスト除去義務、借地原状回復費用等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を当該建物の減価償却期間と見積り、割引率は当該減価償却期間に見合う国債の流通利回りを使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3) 当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

期首残高

405百万円

404百万円

時の経過による調整額

0

0

資産除去債務の履行による減少額

△1

期末残高

404

404

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

当社及び連結子会社は、自動車メーカー及び建設機械メーカー等を主な得意先としており、自動車関連事業・建設機械関連事業を行っております。

当社及び連結子会社では、主に完成した製品を顧客に供給することを履行義務としており、原則として製品の納入時点において支配が顧客に移転して履行義務が充足されると判断していることから、当時点において収益を認識しております。なお、国内の販売においては、出荷時から当該製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には、出荷時に収益を認識しております。

取引価格の算定については、顧客との契約において約束された対価から、値引き額等を控除した金額で算定しております。当社及び連結子会社では、過去の値引き実績等合理的に利用可能なすべての情報を用いて対価の金額を見積り、重大な戻入が生じない可能性が非常に高い範囲でのみ認識しております。

これらの履行義務に対する対価は、履行義務充足後、別途定める支払条件により概ね1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

有償受給取引については、加工代相当額のみを純額で収益を認識しております。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

44,088百万円

43,259百万円

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

43,259百万円

39,255百万円

契約負債(期首残高)

230百万円

431百万円

契約負債(期末残高)

431百万円

787百万円

 過去の期間に充足(又は部分的に充足)した履行義務から、当連結会計年度に認識した収益に重要性はありません。契約負債は、主に顧客からの前受金に関するものであり、収益を認識する際に充当され残高が減少いたします。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格に関する情報

 当社及び連結子会社では、残存履行義務に配分した取引価格については、予想契約期間が1年を超える重要な契約がないため、実務上の便法を適用し、記載を省略しております。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1.報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社は、製品・サービス別のセグメントから構成されており、「自動車関連事業」及び「建設機械関連事業」の2つを報告セグメントとしております。

「自動車関連事業」は、自動車用部分品及び自動車金型の製造・販売等をしております。

「建設機械関連事業」は、建設機械用部分品の製造・販売等をしております。

 

2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格等に基づいております。

当連結会計年度において、全社資産である本社屋建替えを決定したことに伴い、全社費用として「調整額」に含める金額の一部を「自動車関連事業」に負担する方法に変更しております。

なお、前連結会計年度のセグメント情報は、セグメント利益に対する影響が軽微であるため、変更後の区分に基づき作成しておりません。

 

3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

 

自動車

関連事業

建設機械

関連事業

売上高

 

 

 

 

 

日本

49,378

30,578

79,957

3,109

83,066

タイ

76,969

0

76,969

76,969

米国

20,721

139

20,861

20,861

その他

15,423

1,494

16,918

16,918

顧客との契約から生じる収益

162,493

32,213

194,707

3,109

197,817

外部顧客への売上高

162,493

32,213

194,707

3,109

197,817

セグメント間の内部売上高又は振替高

460

2,173

2,633

2,633

162,954

34,386

197,341

3,109

200,450

セグメント利益

16,083

367

16,451

166

16,617

セグメント資産

164,027

24,209

188,237

1,506

189,743

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

10,846

644

11,491

4

11,495

減損損失

116

108

225

225

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

14,818

1,274

16,092

1

16,094

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、立体駐車装置事業等を含んでおります。

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他

(注)

合計

 

自動車

関連事業

建設機械

関連事業

売上高

 

 

 

 

 

日本

50,833

27,140

77,973

2,962

80,935

タイ

69,095

0

69,095

69,095

米国

22,235

78

22,313

22,313

その他

16,039

1,499

17,538

17,538

顧客との契約から生じる収益

158,203

28,718

186,921

2,962

189,883

外部顧客への売上高

158,203

28,718

186,921

2,962

189,883

セグメント間の内部売上高又は振替高

389

1,920

2,310

2,310

158,593

30,638

189,232

2,962

192,194

セグメント利益又は損失(△)

13,167

415

12,751

160

12,911

セグメント資産

173,933

20,937

194,870

1,591

196,461

その他の項目

 

 

 

 

 

減価償却費

12,703

746

13,450

5

13,455

減損損失

144

0

145

145

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

18,327

1,018

19,346

6

19,353

(注)「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、立体駐車装置事業等を含んでおります。

 

 

4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)

(単位:百万円)

売上高

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

197,341

189,232

「その他」の区分の売上高

3,109

2,962

セグメント間取引消去

△2,633

△2,310

連結財務諸表の売上高

197,817

189,883

 

(単位:百万円)

利益

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

16,451

12,751

「その他」の区分の利益

166

160

セグメント間取引消去

△1

△4

全社費用(注)

△3,809

△3,261

連結財務諸表の営業利益

12,807

9,646

(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の本社管理部門等に係る費用であります。

(単位:百万円)

資産

前連結会計年度

当連結会計年度

報告セグメント計

188,237

194,870

「その他」の区分の資産

1,506

1,591

セグメント間取引消去

1,708

1,075

全社資産(注)

290

227

連結財務諸表の資産合計

191,742

197,764

(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない当社の本社管理部門等に係る資産であります。

(単位:百万円)

その他の項目

報告セグメント計

その他

調整額

連結財務諸表計上額

前連結

会計年度

当連結

会計年度

前連結

会計年度

当連結

会計年度

前連結

会計年度

当連結

会計年度

前連結

会計年度

当連結

会計年度

減価償却費

11,491

13,450

4

5

33

25

11,529

13,480

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

16,092

19,346

1

6

54

142

16,148

19,495

 

【関連情報】

前連結会計年度(自  2023年4月1日  至  2024年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

タイ

米国

その他

合計

83,066

76,969

20,861

16,918

197,817

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

日本

タイ

米国

その他

合計

53,732

16,750

9,605

4,531

84,618

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント

いすゞ自動車㈱

32,266

自動車関連事業

Mitsubishi Motors (Thailand ) Co.ltd.

21,519

自動車関連事業

 

当連結会計年度(自  2024年4月1日  至  2025年3月31日)

1.製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2.地域ごとの情報

(1)売上高

(単位:百万円)

日本

タイ

米国

その他

合計

80,935

69,095

22,313

17,538

189,883

 

(2)有形固定資産

(単位:百万円)

日本

タイ

米国

その他

合計

57,911

19,374

10,346

5,916

93,549

 

3.主要な顧客ごとの情報

(単位:百万円)

顧客の名称又は氏名

売上高

関連するセグメント

いすゞ自動車㈱

35,162

自動車関連事業

Mitsubishi Motors (Thailand ) Co.ltd.

18,696

自動車関連事業

 

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

(単位:百万円)

 

自動車

関連事業

建設機械

関連事業

その他

合計

減損損失

116

108

225

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

(単位:百万円)

 

自動車

関連事業

建設機械

関連事業

その他

合計

減損損失

144

0

145

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

該当事項はありません。

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

該当事項はありません。

 

【関連当事者情報】

1.関連当事者との取引

(1)連結財務諸表提出会社と関連当事者との取引

 (ア)連結財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等に限る)等

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

種類

会社等の

名称

所在地

資本金

(百万円)

事業の

内容

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者

との関係

取引の

内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

主要株主

いすゞ自動車株式会社

横浜市西区

40,644

自動車

製造販売

(被所有)

直接10.01

当連結グループの販売先

製品の販売

16,470

売掛金

10,473

(注)1.取引条件及び取引条件の決定方針等

販売価格の決定方法は、経済的合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術等を勘案して見積りを作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

2.なお、取引金額は関連当事者となった2023年9月29日以降の取引金額を記載しております。

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

種類

会社等の

名称

所在地

資本金

(百万円)

事業の

内容

議決権等の所有(被所有)割合(%)

関連当事者

との関係

取引の

内容

取引金額

(百万円)

科目

期末残高

(百万円)

主要株主

いすゞ自動車株式会社

横浜市西区

40,644

自動車

製造販売

(被所有)

直接10.23

当連結グループの販売先

製品の販売

35,162

売掛金

9,864

(注) 取引条件及び取引条件の決定方針等

販売価格の決定方法は、経済的合理性に基づき市場価格及び当社の生産技術等を勘案して見積りを作成し、それを得意先に提出のうえ、価格交渉を行い決定しております。

 

(1株当たり情報)

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

1株当たり純資産額

1,062.99円

1,148.35円

1株当たり当期純利益

79.41円

60.99円

(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。

2.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

当連結会計年度

(自 2024年4月1日

至 2025年3月31日)

親会社株主に帰属する当期純利益

(百万円)

8,078

6,080

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)

8,078

6,080

普通株式の期中平均株式数(株)

101,736,638

99,698,258

 

(重要な後発事象)

該当事項はありません。

 

 

 

 

⑤【連結附属明細表】
【社債明細表】

該当事項はありません。

 

【借入金等明細表】

区分

当期首残高

(百万円)

当期末残高

(百万円)

平均利率

(%)

返済期限

短期借入金

4,730

6,737

4.3

1年以内に返済予定の長期借入金

1,039

1,365

4.6

1年以内に返済予定のリース債務

83

37

長期借入金(1年以内に返済予定のものを除く。)

1,632

1,664

3.8

2026年~2030年

リース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)

262

267

2026年~2048年

その他有利子負債

合計

7,748

10,073

(注)1 平均利率については、期末借入金残高に対する加重平均利率を記載しております。

2 リース債務の平均利率については、リース料総額に含まれる利息相当額を控除する前の金額でリース債務を連結貸借対照表に計上しているため、記載しておりません。

3 長期借入金及びリース債務(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年間の返済予定額は以下のとおりであります。

 

1年超2年以内

(百万円)

2年超3年以内

(百万円)

3年超4年以内

(百万円)

4年超5年以内

(百万円)

長期借入金

878

243

226

226

リース債務

29

20

16

13

 

【資産除去債務明細表】

当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における資産除去債務の金額が、当連結会計年度期首及び当連結会計年度末における負債及び純資産の合計額の100分の1以下であるため、連結財務諸表規則第92条の2の規定により記載を省略しております。

 

(2)【その他】

① 当連結会計年度における半期情報等

 

中間連結会計期間

当連結会計年度

売上高(百万円)

95,288

189,883

税金等調整前中間(当期)純利益(百万円)

5,347

10,229

親会社株主に帰属する中間(当期)純利益(百万円)

3,404

6,080

1株当たり中間(当期)純利益(円)

34.02

60.99

 

② 決算日後の状況

特記事項はありません。