【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

当社グループは、米国メーカーの乗用車生産からの撤退や、生産混乱に起因して次期モデル用ブレーキ製品の受注を逃したこと等の新たな北米事業の課題が生じ、当第3四半期連結累計期間において、多額の減損損失を計上したことから、親会社株主に帰属する四半期純損失17,748百万円となり、連結貸借対照表の株主資本は△4,965百万円となりました。その結果、(四半期連結貸借対照表関係)に記載の財務制限条項に抵触いたしました。また、一部の銀行借入の弁済を約定どおり進めることも困難となっていることから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在しております。

このような厳しい経営状況を踏まえ、(重要な後発事象)に記載のとおり、当社は、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、「事業再生ADR手続」といいます。)を利用して関係当事者である金融機関の合意のもとで、今後の再成長に向けた強固な収益体質の確立と財務体質の抜本的な改善を目指すことといたしました。そのため、今後は事業再生ADR手続の中で、全てのお取引金融機関と協議を進めながら、公平中立な立場から事業再生実務家協会より調査・指導・助言をいただき、事業再生計画案を策定してまいります。また、全てのお取引金融機関の合意を得て同計画案を成立させ、成立後の事業再生計画を着実に実行していくことで収支構造の改革や財務基盤の安定化を図ってまいります。

しかしながら、事業再生ADR手続の進捗状況によっては、今後の資金繰りに重要な影響を及ぼす可能性があることから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。

 

(追加情報)

「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示しております。

  

(四半期連結貸借対照表関係)

1 偶発債務

(1) 債務保証

連結会社以外の会社の金融機関等からの借入金に対して、次のとおり債務保証を行っております。

前連結会計年度(平成30年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間(平成30年12月31日)

協同組合ウィングバレイ

49

百万円

 

協同組合ウィングバレイ

19

百万円

 

(注) 協同組合ウィングバレイに対する債務保証は、他社負債額を含めた連帯保証債務総額(前連結会計年度末86百万円、当第3四半期連結会計期間末46百万円)のうちの当社グループ負担額であります。

 

(2) 債権流動化

前連結会計年度(平成30年3月31日)

 

当第3四半期連結会計期間(平成30年12月31日)

債権流動化に伴う買い戻し
義務限度額

651

百万円

 

債権流動化に伴う買い戻し
義務限度額

636

百万円

 

 

(3) その他

当社及び連結子会社が過去に製造・販売したパーキングブレーキのうち一部の品番の製品に関連し、自動車メーカーにおいて当該製品を組み込んだ自動車で品質問題が発生しております。これにより、当社及び連結子会社において補修費用が発生する可能性がありますが、現時点では、四半期連結財務諸表に与える影響額を合理的に見積もることが困難であるため当該事象に係る費用は計上しておりません。

今後、当該品質問題に起因して費用を負担する可能性もありますが、現在のところその影響や発生時期を合理的に見積もることも困難であり、当該事象が将来の連結財務諸表に与える影響は明らかではありません。

 

 

2 財務制限条項

(1) 当社のコミットメントライン契約(総額16,500百万円)に基づく短期借入金(残高4,000百万円)

・各年度の決算期の末日における連結の貸借対照表における純資産の部のうち、資本金、資本剰余金及び利益剰余金の合計額を前年同期比75%以上に維持すること。

・各年度の決算期における連結の損益計算書に示される経常損益が、2期連続して損失とならないようにすること。

(2) 連結子会社であるAkebono Brake Corporation(以下、ABC)の短期借入金(残高1,704百万円)及び長期借入金(残高4,827百万円)

・各年度の決算期の末日におけるABCの自己資本比率が25%を下回らないこと。

 

(四半期連結損益計算書関係)

※ 減損損失

当社グループは、製品カテゴリを資産グループの基礎とし、独立したキャッシュ・フローを生み出す最小単位でグルーピングを行っており、海外事業の採算悪化を受けて、以下の資産グループについて減損損失を計上しております。

場所

用途

種類

金額

アメリカ ケンタッキー州ほか

事業用資産(注)1

建物及び機械装置等

13,536

百万円

スロバキア トレンチーン市

事業用資産(注)2

建物及び機械装置

1,011

百万円

タイ ラチャブリ県

事業用資産(注)1

建物及び機械装置

492

百万円

合計

15,039

百万円

 

(注) 1 回収可能価額は、正味売却価額により算定しており、不動産鑑定評価額で評価しております。

2 回収可能価額は、使用価値により算定しており、将来キャッシュ・フローを8%で割り引いて評価しております。

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※ 現金及び現金同等物の四半期末残高と四半期連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は下記のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
 至 平成29年12月31日)

当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日
 至 平成30年12月31日)

現金及び預金勘定

14,092

百万円

10,793

百万円

現金及び現金同等物

14,092

百万円

10,793

百万円

 

 

(株主資本等関係)

前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)

該当事項はありません。

 

当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)

該当事項はありません。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

前第3四半期連結累計期間(自 平成29年4月1日 至 平成29年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

日本

北米

欧州

中国

タイ

インド
ネシア

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

54,186

104,433

9,119

16,062

5,504

11,190

200,495

200,495

セグメント間の
内部売上高又は
振替高

6,839

3,428

1,269

307

331

2,616

14,790

14,790

61,026

107,861

10,389

16,369

5,835

13,806

215,285

14,790

200,495

セグメント利益
又は損失(△)

2,205

1,608

1,259

2,000

358

1,414

6,326

181

6,507

 

(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報

 

 

 

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

報告セグメント

合計

調整額
(注)1

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)2

日本

北米

欧州

中国

タイ

インド
ネシア

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部顧客への
売上高

51,148

89,663

11,326

16,180

5,733

12,245

186,295

186,295

セグメント間の
内部売上高又は
振替高

7,221

2,935

1,092

376

251

2,804

14,680

14,680

58,369

92,598

12,417

16,557

5,984

15,049

200,975

14,680

186,295

セグメント利益
又は損失(△)

189

794

759

1,694

333

1,769

2,055

269

2,324

 

(注) 1 セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去であります。

2 セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報

 

 

 

(単位:百万円)

 

日本

北米

欧州

中国

タイ

インド
ネシア

全社・消去

合計

減損損失

13,536

1,011

492

15,039

 

 

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純利益又は1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前第3四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
 至 平成29年12月31日)

当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日
 至 平成30年12月31日)

(1) 1株当たり四半期純利益又は
1株当たり四半期純損失(△)

16円96銭

△133円21銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益又は
親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(百万円)

2,259

△17,748

普通株主に帰属しない金額(百万円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純利益
又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
(百万円)

2,259

△17,748

普通株式の期中平均株式数(千株)

133,197

133,224

(2) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益

16円92銭

(算定上の基礎)

 

 

親会社株主に帰属する四半期純利益調整額
(百万円)

普通株式増加数(千株)

292

 

(注) 当第3四半期連結累計期間の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であるため、記載しておりません。

 

(重要な後発事象)

当社並びに当社子会社であるAkebono Brake Corporation、Akebono Brake Mexico S.A.de C.V.、Akebono Brake Slovakia s.r.o.、広州曙光制動器有限公司、曙光制動器(蘇州)有限公司及びA&M Casting (Thailand) Co., Ltd.は、平成31年1月29日に、産業競争力強化法に基づく特定認証紛争解決手続(以下、「事業再生ADR手続」といいます。)の取扱事業者である事業再生実務家協会に対し、事業再生ADR手続についての正式な申請を行い、同日付で受理され、同日付で事業再生実務家協会と連名にて、全てのお取引金融機関に対して、一時停止の通知書(借入金元本の返済の一時停止等)を送付いたしました。

また、平成31年2月12日開催の第1回債権者会議において、全てのお取引金融機関に対し、事業再生計画案の概要を説明し、上記一時停止の通知書について同意(追認)を得るとともに、一時停止の期間を2019年6月11日開催予定の事業再生計画案の決議のための債権者会議の終了時(会議が延期・続行された場合には、延期・続行された期日を含みます。)まで延長することについても、ご承認いただきました。

 

2 【その他】

該当事項はありません。