当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
[グローバル販売]
当第1四半期連結累計期間のグローバル販売台数は、昨年の上海ロックダウンに伴う供給制約からの回復に加え、前連結会計年度より導入したラージ商品群が台数増加を牽引したことから、前年同期比32.4%増の309千台となりました。
市場別の販売台数は、次のとおりです。
<日本>
「MAZDA CX-60」を中心としたクロスオーバーSUVが好調に販売を伸ばし、販売台数は前年同期比69.7%増の42千台と、新型コロナウイルス感染症発生以前の水準まで回復しました。
<北米>
米国は、「MAZDA CX-5」を中心に「MAZDA CX-30」や「MAZDA CX-50」が好調に販売を伸ばしたことに加え、本年4月より販売を開始した「MAZDA CX-90」も貢献し、前年同期比57.6%増の95千台となりました。北米全体でも、カナダやメキシコでの好調な販売により、前年同期比61.2%増の128千台となりました。
<欧州>
主要市場であるドイツや英国などで、「CX-60」や「CX-5」を中心に販売が増加したことから、前年同期比45.6%増の44千台となりました。
<中国>
量販車種である「MAZDA3」の販売減少に加え、急速な電動化の進行と価格競争激化の影響等により、前年同期比16.7%減の20千台となりました。
<その他の市場>
主要市場のオーストラリアは、物流遅延の影響は継続していますが、「CX-30」や「MAZDA CX-3」などが販売を伸ばし、前年同期比24.9%増の25千台となりました。その他の市場全体では、タイやベトナムなど、ASEAN市場の販売が減少したことなどにより、前年同期と同水準の75千台となりました。
[財政状態及び経営成績]
①経営成績
当第1四半期連結累計期間における当社グループの連結業績は、売上高は出荷台数の増加や販売単価の改善等により、1兆910億円(前年同期比4,738億円増、76.8%増)となりました。営業利益は、出荷台数の増加や台当り変動利益の改善などに対し、一過性の品質関連費用の発生などにより、300億円(前年同期は195億円の損失)となりました。経常利益は為替差益などにより、639億円(前年同期比432億円増、208.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、税金費用255億円等により、372億円(前年同期比222億円増、148.3%増)となりました。
②セグメントごとの経営成績
日本は売上高が8,922億円(前年同期比3,479億円増、63.9%増)、営業利益は85億円(前年同期は36億円の損失)となりました。北米は売上高が6,358億円(前年同期比3,182億円増、100.2%増)、営業利益は259億円(前年同期は74億円の損失)、欧州は売上高が1,955億円(前年同期比1,016億円増、108.2%増)、営業利益は51億円(前年同期比6億円増、13.5%増)、その他の地域は売上高が1,669億円(前年同期比476億円増、39.9%増)、営業利益は76億円(前年同期比29億円増、61.4%増)となりました。
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末より24億円増加の3兆2,616億円となり、負債合計は仕入債務の減少等により、前連結会計年度末より556億円減少の1兆7,468億円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益372億円やその他の包括利益累計額の増加等により、前連結会計年度末より580億円増加の1兆5,148億円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末より1.7ポイント増加の45.9%(劣後特約付ローンの資本性考慮後47.0%)となりました。
当第1四半期連結会計期間末において、現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より310億円減少の6,861億円、有利子負債は、404億円減少の5,751億円となり、この結果、1,110億円のネット・キャッシュ・ポジションとなっております。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益632億円に対し、仕入債務の減少等により、284億円の増加(前年同期は1,325億円の減少)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出245億円等により、288億円の減少(前年同期は323億円の減少)となりました。
以上により、連結フリー・キャッシュ・フロー(営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は、4億円の減少(前年同期は1,647億円の減少)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済等により、591億円の減少(前年同期は1,124億円の増加)となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、310億円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。