当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルス感染症の拡大の影響は、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(1)財政状態の状況及び(2)経営成績の状況」に記載のとおりですが、今後の経過によっては当社グループの財政状態及び経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(資産)
総資産は1,491億7百万円と前連結会計年度末に比べ、15億84百万円の減少(△1.1%)となりました。この主な要因は、現金及び預金が41億26百万円増加、仕掛品が9億65百万円増加、受取手形及び売掛金が51億22百万円減少、その他流動資産が16億3百万円減少したことによるものであります。
(負債)
負債は912億72百万円と前連結会計年度末に比べ、55億73百万円の増加(+6.5%)となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が62億32百万円減少、長期借入金が109億12百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産は578億34百万円と前連結会計年度末に比べ、71億58百万円の減少(△11.0%)となりました。この主な要因は、利益剰余金が46億31百万円減少、為替換算調整勘定が14億2百万円減少、非支配株主持分が12億48百万円減少したことによるものであります。
世界経済は、米国では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響から営業活動の制限や外出規制などが行われ、個人消費の大幅な減少などによる影響が拡大しており、先行きの不透明感が非常に高まっております。中国では、2月中旬以降新型コロナウイルス感染症による影響で停止されていた経済活動が再開を始めておりますが、依然として回復のスピードは鈍く、自動車の販売においても3月頃から徐々に回復の兆しを見せ始めたところであります。欧州においては3月以降に新型コロナウイルス感染症の感染が爆発的に拡大し、いわゆるロックダウンが各地で起こり、経済活動は停止しております。アジアにおいても、対中輸出の減少や中国人旅行者の減少などの影響から経済活動が縮小し、3月中旬以降には新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、経済活動が大幅に制限されております。
我が国経済においては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、緊急事態宣言の全国的な実施により経済活動が大きく制限され、テレワークの実施、休業の増加、ソーシャルディスタンスの確保、新しい生活様式への対応といったこれまでにない働き方を強いられる状況となっております。また当初の緊急事態宣言期間が延長された影響により、予想を遥かに超えた経済活動への影響が顕在化してきております。
当社グループの関連する自動車業界では、米国市場における新車販売は2月の販売が前年同月比で増加したものの、その後は新型コロナウイルス感染症の影響を受け減少しました。中国市場では年初より新型コロナウイルス感染症の影響を受け急激な販売減少となりました。欧州市場の自動車販売は、新排ガス規制が導入されたことに加えて新型コロナウイルス感染症の影響を受け販売が減少しております。日本市場では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、登録車、軽自動車ともに前年同期と比べ販売台数は大きく落ち込んでおります。
この結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う得意先の稼働停止及び生産調整による減産影響を受け、345億56百万円と前年同四半期に比べ166億60百万円(△32.5%)の減収、営業損失は、39億22百万円(前年同四半期は18億98百万円の営業利益)、経常損失は39億45百万円(前年同四半期は23億77百万円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は42億81百万円(前年同四半期は10億86百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
新型コロナウイルス感染症の影響による得意先の稼働停止及び生産調整による減産を受け、売上高は77億67百万円と前年同四半期に比べ74億12百万円(△48.8%)の減収となり、セグメント損失は21億30百万円(前年同四半期はセグメント損失2億62百万円)となりました。
(北米)
新型コロナウイルス感染症の影響による3月度の得意先の稼働停止により、売上高は163億55百万円と前年同四半期に比べ69億97百万円(△30.0%)の減収となり、セグメント損失は9億97百万円(前年同四半期はセグメント利益6億43百万円)となりました。
(欧州)
新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、ドイツ新規拠点の設立(2019年4月設立)及びスロバキアにおける新車立上げにより、売上高は52億34百万円と前年同四半期に比べ19億59百万円(+59.8%)の増収となりましたが、立上準備費用の増加等により、セグメント損失は10億24百万円(前年同四半期はセグメント損失1億31百万円)となりました。
(アジア)
主に中国において新型コロナウイルス感染症の感染拡大による得意先の生産台数の減少により、売上高は51億98百万円と前年同四半期に比べ42億9百万円(△44.7%)の減収となり、セグメント利益は4億50百万円と前年同四半期に比べ11億49百万円(△71.9%)の減益となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発費の総額は3億36百万円であり、この他に新車開発及び既存製品の改良等で発生した研究開発関連の費用は9億68百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、自動車内装部品の生産、受注及び販売の実績が著しく減少しております。
これは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う得意先の稼働停止及び生産調整による減産影響を受け、当社受注部品の生産、受注及び販売の実績が大幅に減少しております。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。